キルヒャー【Athanasius Kircher】
アタナシウス・キルヒャー
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アタナシウス・キルヒャー(アタナージウス・キルヒャー、Athanasius Kircher, ラテン語: Athanasius Kircherus Fuldensis, 1602年5月2日 - 1680年11月28日)は、17世紀のドイツ出身の学者、イエズス会司祭。ヒエログリフの科学的研究に取り組んだパイオニアとして有名。当時のヨーロッパの学術界における最高権威であったが、最晩年はルネ・デカルトなどの合理主義の立場から批判にさらされた。その後忘れられていたが、20世紀の後半になって再びその業績の先進性と多彩さが評価されるようになり、「遅れてきたルネサンス人」とも呼ばれるようになった。アリストテレス的方法論を自在に駆使しながら、同時に観察や実験を重視したという点において中世と近代をつないだ学者であるともいえる。
- 1 アタナシウス・キルヒャーとは
- 2 アタナシウス・キルヒャーの概要
- 3 影響
固有名詞の分類
カトリック教会の聖職者 | 中浦ジュリアン アンドレス・デ・ウルダネータ アタナシウス・キルヒャー 金鍔次兵衛 ヴィンチェンツォ・チマッティ |
イエズス会士 | 趙振声 クリストフ・シャイナー アタナシウス・キルヒャー ジュゼッペ・カスティリオーネ ペドロ・アルペ |
音楽理論家 | クリストファー・シンプソン グイード・ダレッツォ アタナシウス・キルヒャー アルキタス 島岡譲 |
ドイツの音楽学者 | ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト アルフレート・アインシュタイン アタナシウス・キルヒャー アドルフ・ベルンハルト・マルクス カール・ダールハウス |
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