イエズス会社会司牧センター
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イエズス会社会司牧センター(イエズスかいしゃかいしぼくセンター、英語: Jesuit Social Center Tokyo)はイエズス会が社会問題を扱うために運営している機関である。「人々が神の似姿としての尊厳と自由を享受し、差別されることなく平和に生きることができる健全な社会秩序、人々が人間として成長し、社会の向上に貢献できるような社会秩序の建設に、深く参与」[1]していくことを目的とする。2009年10月現在の所長は同会の安藤勇神父。
沿革
- 1981年4月 - 東京都新宿区に設立(現在は千代田区麹町に移転[2])
- 1984年5月 - ニュースレター「社会司牧通信」発刊
- 2006年7月 - カトリック麹町教会で25周年記念講演会・交流会を開催
活動
セミナー 教会と協同して人権や環境、不公正な開発、格差の問題などについてのセミナーを開催している。
ネットワーキング 世界各国におけるカトリック教会の社会活動や、他の市民団体との協力、ネットワーク作りを行っている。
研究・出版 カトリック信仰と社会正義に関する研究を行い、それに基づき社会司牧通信を出版している。同紙は隔月刊で英語版と日本語版とが発行され、社会司牧センターのウェブサイト上でも公開されている。イエズス会第30代総長アドルフォ・ニコラス師も総長選出前の日本滞在期に同紙に寄稿している[3]。
脚注
外部リンク
- イエズス会社会司牧センター
- イエズス会社会司牧センター (JesuitSocialCenterTokyo) - Facebook
- カトリック思想史 第4編 反宗教改革の思想
- イエズス会社会司牧センターのページへのリンク