アケ村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 15:49 UTC 版)
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アケ村
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ハッソン 声:永井一郎 エリンの父方の祖父で、ソヨンの義父。アケ村の闘蛇衆の頭領。霧の民を毛嫌いし、ソヨンとエリンを蔑視している。 エリンもジョウンに救出された直後に「おじい様達はずるい」と不信感をあらわにしており、一連の行為に村人達からも陰口を叩かれている。 ただ、アニメでは監察官の鞭からソヨンをかばったり、ソヨンの処刑時には助けに来たエリンへの攻撃を制止したりする等、実はある程度情があり、内心二人を義理の娘と孫として認めていた様である。44話では病床にある事が明らかになる。 アッソン 本編開始時点で既に故人。エリンの父親で、ソヨンの夫。サモックの岩場で負傷して身動きが取れなくなったところを偶然通りかかったソヨンに救われ、後に結婚する。エリンが生まれる前に18歳で病死するが、直前に父親のハッソンにソヨンとエリンが村で不自由なく生活させるよう頼んだ。 ソヨンは、彼が両親(ハッソンとその妻)のどちらにも似ず大変優しい性格で、周辺を明るく、温かくする笑顔の持ち主だったと娘のエリンに語り、彼女が夫からその顔立ちや人柄、そして笑顔を受け継いだ事を心から喜んでいる。 アニメではソヨンの回想としてビジュアルだけ登場。エリンは父親似である事がすぐ分る顔立ちで、爽やかな笑顔の持ち主として描かれている。 サジュ 声:石毛佐和(少女期)、五十嵐裕美(青春期) エリンのアケ村時代の友人だった少女。原作では出番はあまり多くなかったが、アニメでは導入部の追加によって大公領の一平均的村娘として位置づけられ、出番が多く描かれた。 背丈はエリンよりもやや低く、性格は明るくお茶目。また、エリンとは逆に闘蛇の事は気味悪がる一方で、お洒落に関心が強く、(アニメでは)赤紫のショートヘアに花模様の髪飾りを付けている。 家族は父(声:高瀬右光)と母・オキ、祖母(声:西宏子)、姉・ソジュの他、妹がもう1人いる。 原作では本編の女性キャラでただ一人エリンに瞳の色の事で言及したものの、エリンとは大の仲良しで、ソヨンの事も「ソヨンおばさん」と呼び、慕っていた。 44話で再登場。チョクと結婚し、娘(声 - 石毛佐和)を授かっている。エリンが生きていることを知らない。 ソジュ 声:木村亜希子 サジュの姉。原作では存在が明かされているのみでほとんど出番が無い。作品世界では普通女性は16歳前後で結婚する事から、サジュより5、6歳上と思われる。 サカ村の頭領の息子に嫁入りすることになっているが、その直前にチチモドキ入りの草餅に当たり倒れてしまう。しかしソヨンがエリンを連れて霧の市に出向き入手した解毒剤によって回復、無事嫁いで行く。 オキ 声:山田智子 サジュとソジュの母。アニメではやたらと大声を出す性癖がある。原作でもソヨンやエリンと近所付き合いしており、ソヨンは<牙>の大量死事件の後処刑されることを想定してオキにエリンの養育を頼むなど、舅や姑よりも信頼していることを伺わせる。更に上記の通りアニメにおいては、上の娘ソジュをソヨンに救われており、彼女もソヨンに対し恩義を感じている。 名前が判明した『探求編』では生死不明だが、ハッソンに見つからないよう隠し持っていたソヨンの遺品の日記をツラナに預けており、これが<牙>大量死の謎解明に大いに役立つ事となる。 チョク 声:渡辺明乃(少年期)、興津和幸(青年期) エリンのアケ村時代の友人だった少年。父(声:鶴岡聡)と母(声:金田アキ)の3人暮らし。原作ではほんの一、二場面程しか登場しない。明るく気のいい性格だが、闘蛇衆の息子であるにもかかわらず闘蛇を気味悪がっており、そちらの意味で「エリンは変だ」と言及したことがある。 そんな彼も44話では立派な闘蛇衆となり、サジュと結婚している。49話では<降臨の野>に駆けつけ、タイランの闘蛇の世話を担当する姿が確認できる。
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