霧の民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 15:49 UTC 版)
ナソン 声:小野大輔 霧の民の探索者であり、巡回者でもある。追放された霧の民が戒めを破らぬ様に監視する役目を担う。元はソヨンを担当していたが、彼女が処刑された後、今度は生き延びたエリンを追う。 過去にはソヨンの許婚だったが、ソヨンからは、「好きでも嫌いでもない」と言われてしまっている。 本来は思慮深い性格だが、掟や任務を最優先するあまり、冷酷で厳しい発言をする事も多い。 エリンに<神々の山脈>で起きた悲劇を知らせ、<操者ノ技>を使わないよう説得しようとするが、逆にエリンから頑なに傍観者の立場を崩さない霧の民の方針を非難されてしまう。 『完結編』で<残された谷>からやってきたリョザとソヨンをカザルムへと道案内する役割を買って出る。この時ジェシにもエリンの時と同様に警告するが、その時もソヨンやエリンを批難した為に逆に彼を激怒させる。『王獣編』でエリンに対面した時のことを回想し、彼女に<災い>の真実をしっかりと伝えなかったことを後悔する旨の発言をしている。 エリンの祖母 原作にのみ登場するエリンの祖母で、ソヨンの母。顔立ちがソヨンに似ている。何よりも掟を最優先させてしまう性格で、ソヨンがアッソンと結婚する事に反対する時も、娘の心身を案じる言葉を一切かけなかったため、結果ソヨンに掟を破らせてしまう。また、ソヨンが処刑された時も、娘が処刑された事より大罪を犯した事を嘆き、自害しようとして止められる。[要出典]その後<降臨の野>での決戦を控えたエリンを一族へと連れ戻そうとするが、霧の民の方針に嫌悪感を示していたエリンに拒絶される結果に終わった。 アニメでエリンがソヨンから渡された腕輪は彼女からソヨンに受け継がれた物。 長老 声:京田尚子 霧の民の長老の一人。ナソンにエリンの行方を追うよう命じる。 霧の大長老 声:藤本譲 ナソンにエリンの行く末を見届けるよう命じる。また、王獣探しの旅をしていた若いころのエサルに、これ以上王獣と関わりを持たぬよう警告した。
※この「霧の民」の解説は、「獣の奏者」の解説の一部です。
「霧の民」を含む「獣の奏者」の記事については、「獣の奏者」の概要を参照ください。
- 霧の民のページへのリンク