霧の湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:20 UTC 版)
幻想郷で「湖」と言えば通常は「霧の湖」を指す。妖怪の山の麓にある霧に包まれた大きな湖。妖怪の山の川から水が流れ込んでいる。霧で視界が悪いため広大に見えるが、歩いて半刻もかからず1周できる程度の大きさ。湖畔には紅魔館が建っている。 『紅魔郷』ではステージ2およびステージ3前半、『花映塚』ではチルノのステージになっている。『妖精大戦争』ではステージのひとつとして登場する。 紅魔館 紅魔館(こうまかん)は、幻想郷の「妖怪の山」の麓、「霧の湖」の畔に建つ洋館。全体的に紅い色調をしている。元々は外の世界の建物だった。 この館の主人は吸血鬼のレミリア・スカーレットであるが、主人が「子供」なので、館を実質取り仕切っているのは人間のメイド長の十六夜咲夜である。門番として紅美鈴がいる。レミリアの妹であるフランドール・スカーレットも館内におり、他にも多数の妖精がメイドとして在住している。『茨歌仙』第14話以降はホブゴブリンも働いている。 『東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.』ステージ3以降、およびExtraは、紅魔館が舞台になっている。 紅魔館の地下には大図書館があり、レミリアの友人であるパチュリー・ノーレッジの書斎になっていて、パチュリーが本を読んで暮らしている。風通しが悪く日当たりもないので、かび臭い。蔵書には大量の魔導書があり、パチュリーが書いた魔導書もある。魔導書以外の本もたまに混じっていて、その多くは外の世界の本。『紅魔郷』ステージ4およびエクストラステージ前半の舞台になっている。『儚月抄』においては外の世界の資料を基に製作し、住吉三神の加護を宿したロケット製作現場及び発射場に大幅に改装されており、『儚月抄 漫画版』最終話においては月の海を模したプールまで建造されている。
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