アカバナとは? わかりやすく解説

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あか‐ばな【赤花】

読み方:あかばな

アカバナ科多年草湿地生え、高さ約1590センチ長楕円形で縁にぎざぎざがある。夏、淡紅紫色の4弁花が咲くアカバナ科双子葉植物にはオオマツヨイグサなども含まれる

染め色の名。紅花(べにばな)で染めた赤色

襲(かさね)の色目の名。表は赤、裏は青みがかった紫。

赤花の画像
アカバナのなかま、ミズキンバイ撮影広瀬雅敏

あか‐はな【赤鼻】

読み方:あかはな

《「あかばな」とも》赤い色の鼻。特に飲酒病気などで、赤くなった鼻。


紅花

読み方:ベニバナ(benibana), アカバナ(akabana), コウカ(kouka), ベニノハナ(beninohana)

キク科越年草園芸植物薬用植物


カンパチ

学名Seriola dumerili 英名:Great amberjack
地方名:アカバナ、アカバネ 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目アジ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
眼が上顎先端尾びれ中央を結ぶ線より上にある点で、ブリヒラマサ区別できる若魚の頭に上から見ると八の字形の暗褐色斑点があるのでこの名がついたが、これは成長するにしたがってわかりにくくなる。沖合い岩礁周辺群れ回遊し魚類甲殻類食べる。3〜8月分離浮遊卵を産む稚魚流れ藻につくことが多く、それを捕らえて養殖する天然物の3倍ぐらいの養殖物市場出回っている。ブリ・ヒラマサに比べる漁獲量少なくブリ類の中では最高級品である。旬は夏である。南の地域漁獲され大型のものは有毒化していることがある

分布:本州以南東部太平洋を除く全世界熱帯温帯 大きさ:1.5m
漁法:釣り 食べ方:刺身焼き物

紅花

読み方:ベニバナ(benibana), アカバナ(akabana), コウカ(kouka), ベニノハナ(beninohana)

キク科越年草園芸植物薬用植物

学名 Carthamus tinctorius


赤花

読み方:アカバナ(akabana)

アカバナ科多年草

学名 Epilobium pyrricholophum


アカバナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 01:40 UTC 版)

アカバナ
福島県会津地方 2014年9月
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ上類 Superrosids
階級なし : バラ類 Rosids
階級なし : アオイ類 Malvids
: フトモモ目 Myrtales
: アカバナ科 Onagraceae
: アカバナ属 Epilobium
: アカバナ
E. pyrricholophum
学名
Epilobium pyrricholophum Franch. et Sav.[1]
和名
アカバナ(赤花[2]、赤葉菜[3]

アカバナ(赤花・赤葉菜、学名:Epilobium pyrricholophum )は、アカバナ科アカバナ属多年草 [2][4][5]

特徴

には稜がなく円柱形で、高さは15-90cmになり、短い腺毛が生え、上部で多くの枝を分ける。は上部の葉を除いて対生し、短い葉柄があるか無柄でしばしば茎を抱き、葉身は長さ2-6cm、幅0.7-3cmの卵形から卵状披針形で、先端は鈍形か鋭形、基部は広いくさび形からやや心形で、縁にあらい鋸歯がある。茎と葉は紅紫色になることがある[2][4][5]

花期は7-9月。は茎上部の葉腋から単生する。花の基部に細長くつく花柄状のものは、のちに果実になる子房で腺毛がつく。片は4個あり、裂片は長さ4-6.5mmの披針形で外面に腺毛が密につく。花は淡紅白色から紅色で径約8mm、花弁は4個あり、倒卵形で先端が2裂する。雄蕊は8個あり、そのうち4個が長い。雌蕊の柱頭は棍棒状。果実は4稜形の細長い蒴果で長さ3-8cmになり、短い腺毛があり、先端から裂開する。種子は長さ1.5-1.8mmの長楕円形で、赤褐色の冠毛状の長い毛(種髪)がつき、風によって飛ばされる[2][4][5][6]

分布と生育環境

日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山麓や野原の水湿地に生育する。世界では、朝鮮半島中国大陸樺太千島列島に分布する[4][5]

名前の由来

和名のアカバナは、「赤花」の意で、夏以降に茎葉が紅紫色になることによる[5]。春の若い葉は食用になることから、「赤葉菜」とする説もある[3]

種小名pyrricholophum は、「赤色の種毛がある」の意味[5]

ギャラリー

下位分類

  • ムツアカバナ(陸奥赤花) Epilobium pyrricholophum Franch. et Sav. var. curvatopilosum H.Hara[7] - 基本種と比べ腺毛がなく屈毛があるもの[8]。基本種と区別しない考えがある[7]

脚注

  1. ^ アカバナ 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  2. ^ a b c d 『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.305
  3. ^ a b 『山溪名前図鑑 野草の名前 夏』p.10
  4. ^ a b c d 『日本の野生植物草本II離弁花類』pp.264-265
  5. ^ a b c d e f 『新牧野日本植物圖鑑』p.484, p.1343
  6. ^ 『改訂新版 日本の野生植物 3』p.265
  7. ^ a b ムツアカバナ 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  8. ^ 『吾妻山の植物』p.185

参考文献


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