りょうかん

実用日本語表現辞典

寮監

読み方：りょうかん

寮の監督者。学生寮や社員寮のいわゆる管理人。

（2021年3月19日更新）

デジタル大辞泉

りょう‐かん〔レウ‐〕【僚艦】

読み方：りょうかん

同じ任務に就いている、味方の軍艦。同じ艦隊に所属する軍艦。

りょう‐かん〔リヤウ‐〕【涼感】

読み方：りょうかん

涼しそうな感じ。「滝の音が—を誘う」

りょう‐かん〔レフクワン〕【猟官】

読み方：りょうかん

官職を得ようとして、多くの者が争うこと。「—運動」

りょうかん〔リヤウクワン〕【良寛】

読み方：りょうかん

［1758〜1831］江戸後期の曹洞宗の僧・歌人。越後の人。号、大愚。俗名、山本栄蔵。備中(びっちゅう)円通寺の国仙和尚に師事。のち、諸国を行脚し、生涯寺を持たず、故郷の国上山(くがみやま)の五合庵に隠棲(いんせい)して独自の枯淡な境地を和歌・書・漢詩に表現した。弟子の貞心尼編による歌集「蓮(はちす)の露」がある。

良寛の生地、新潟県出雲崎町に建つ良寛堂

りょうかん〔リヤウクワン〕【良観】

読み方：りょうかん

⇒忍性(にんしょう)

りょう‐かん〔リヤウ‐〕【量感】

読み方：りょうかん

分量・重さがある感じ。彫刻・絵画などでは、表現された対象物の実在感・立体感などをいう。ボリューム。「—あふれる作品」

世界宗教用語大事典

りょうかん 【良寛】

江戸後期の曹洞宗僧。号大愚。越後出雲崎の名主山本家に生まれ、一八歳で出家、備中（岡山県）玉島の国仙に師事、二〇余年間諸国行脚して故郷に帰り、西蒲原郡国上山の五合庵に住む。晩年山麓の乙子社境内に移り、のち三島郡島崎の木村家に老養して没した。無欲恬淡・天衣無縫で多くの逸話を残し、詩歌人・書家としても有名。詩歌集がある。（一七五八～一八三一）

美術人名辞典

良寛

読み方：りょうかん

江戸後期の僧・歌人。越後出雲崎生。光照寺玄乗に従い得度、大愚良寛と称する。のち備中玉島円通寺国仙の法を嗣ぎ、以来20数年間諸国を行脚し、奇行に富んだ飄逸の生活を送る。万葉風の和歌及び書風は天衣無縫で高い評価を得ている。天保２年（1831）寂、74才。