ひよみのとりとは? わかりやすく解説

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ひよみ‐の‐とり【日読みの×酉】

読み方:ひよみのとり

日読み用いる「酉」の字という意》「酉」の字を「」「隹(ふるとり)」と区別していう語。

《「酒」の字のつくりが「酉」であるところから》酒のこと。


日読酉

読み方:ひよみのとり

  1. 酒をいふ隠語
  2. 酒のこと。
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酉部

(ひよみのとり から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 15:29 UTC 版)

康熙字典 214 部首
邑部 酉部 釆部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

酉部ゆうぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では164番目に置かれる(5画の18番目、酉集の18番目)。

概要

酉部には「酉」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。

単独の「酉」字は十二支の第10位()を表す。十干と組みあわせて六十干支を構成し、を記録する記号として用いられた。漢代以降はの記録にも使われ、方位では西では仲秋旧暦8月を表す。

字源としては、「酉」字は酒壷を象る象形文字である。[1][2][3]

「酉」は意符としては発酵食品、調味料などに関する文字に含まれることがある。

部首の通称

  • 日本:とりへん・さけのとり・ひよみのとり(「日読み(ひよみ)」とは十二支の別名。その獣がであることから「とり」)・こよみのとり(同左)・さけつくり
  • 中国:酉字旁
  • 韓国:닭유부(dak yu bu、にわとりの酉部)
  • 英米:Radical wine

部首字

例字

*印は拡張新字体

    • 2:酋・酊、3:・酎・配、5:酣・、6:酬・酩・酪、7:酵・酷・、8:醇・醉(酔4)、9:醐・・醍、10:、11:*10)、12:(醗*9)・𨣎、13:、17:釀(醸13)

脚注

  1. ^ 張世超; 孫凌安; 金国泰; 馬如森 (1996), 金文形義通解, 京都: 中文出版社, pp. 3115–3116, 3486–3488 
  2. ^ 季旭昇 (2014), 説文新証, 台北: 芸文印書館, pp. 983–984, ISBN 978-957-520-168-5 
  3. ^ 林志強等 (2017), 《文源》評注, 北京: 中国社会科学出版社, pp. 101–102, ISBN 978-7-5203-0419-1 


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