た・れる【垂れる】
読み方:たれる
1
㋐ひと続きのものの端が下の方へ低く、力なく下がる。また、一部分が下がった状態で位置する。「電線が—・れる」「雲が低く—・れる」「目じりが—・れている」
㋑水などが何かをつたって少しずつ落ちる。しずくとなって下に落ちる。したたり落ちる。「水が—・れる」「よだれが—・れる」
2
㋐ひと続きのものの端を下の方へだらりと下げる。たらす。「釣り糸を—・れる」「首を—・れる」
㋑目上の者が目下の者に示したり、与えたりする。「教えを—・れる」「恵みを—・れたもう」
㋓(「放れる」とも書く)大小便や屁(へ)などをする。排泄(はいせつ)する。「寝小便を—・れる」
「鋏(はさみ)をくれる筈ぢゃが、—・るるかしらぬ」〈浮・一代男・一〉
たれる
垂
垂 |
埀
橤
「たれる」の例文・使い方・用例・文例
- むちで打たれる
- お客さんに好感をもたれるようにしなさい
- 彼の誠実さが疑問を持たれることは決してなかった
- 市は衛生が保たれるよう学校を指導しています
- パリンプセストに書かれた文書は正しく保管されれば1000年以上も保たれる。
- これからもこの経済状況が保たれるという保障はない。
- 彼女は敵に撃たれる。
- 彼女は敵達に撃たれる。
- 私はあなたの表現力に本当に胸を打たれる。
- 胃がもたれる
- 心を打たれる
- あなたも人の上に立たれる方でしたら、そこのところをほんの少しでも慮っていただきませんと。
- 壁にもたれるな。
- 伏せたままでいろ、さもないと撃たれるぞ。
- 彼は君に撃たれるのではないかとびくびくしていた。
- 彼はあんなことを言ったから、むちで打たれるのも当然だ。
- 敵に撃たれる危険を冒す覚悟だった。
- 成功するまでへこたれるな。
- 人々は供給が断たれるまでは電気をあって当然のものと思っている。
- 新しいものはやがてすたれる。
- たれるのページへのリンク