その他、ガユスとギギナと戦うことになる咒式士達
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ブレナンテ 魔杖剣:魔杖弓 一巻でガユス達と高官達を狙った軍人崩れの光学咒式狙撃手。通称「射光のブレナンテ」。ガユスに咒式で光学咒式を跳ね返され死亡。 ユーゴック・ナザ・ラスム 魔杖剣:哭き叫ぶメレイン(鋸のような刀身) 三巻『翅の残照』に登場。エリダナの裏組織、ロワールの金庫番や暗殺者を務める攻性咒式士であったが、任務としての殺人をこなすたびに感じる「自分もいつかこうなる」という不安に溺れ、組織を裏切って金庫から金を強奪する。半透明の「九蛇狐」を操る咒式を使う。ガユスとギギナに倒され、「お前らもいつかこうなる」と言い残し死亡。 イエッガ 魔杖剣:殺戮せし刃イエッガ(一般人でも攻性咒式を発動できるようにする特殊な魔杖剣) 三巻『黒衣の福音』に登場。プリエール高等学院の男子生徒。殺人集団「ザッハドの使徒」に魔杖剣を渡され、犯罪に手を染める咒式士を次々と虐殺していくが、咒式士としての技量は素人。「イエッガ」とは、高名な殺人鬼「ザッハド・ダノン・イエッガ」の家名から取っている。ガユスと交戦するが、ガユスにその幼稚さを切り捨てられ、圧倒的な実力差を見せ付けられ死亡。 メーデン・マヘッソ 六巻『朱の黙約』に登場。通称「黙約のメーデン」かつてエリウス郡辺境にその人ありと言われた電磁系咒式士。かつては五百歳級の竜を一人で倒したとされたが、老い先は長くない。卑劣な詐欺師に成り下がった曾孫・ワイマートを救うために、ガユスとギギナに戦いを挑むことになる。機操兵を操る「支配職」としての能力も持つ。ガユスとギギナとの戦闘中、寿命により死亡。 ダズルク 咒式士最高諮問法院の上級咒式査問官。精鋭咒式士たる武装咒式査問官達を指揮している。「護法数鬼」と呼ばれる巨人を使役する。メルツァールに殺され、死葬咒兵になる。 グィデド 咒式士最高諮問法院の中級咒式査問官。ダズルクの相棒で卑劣な性格。 キクチ・サダノリ 魔杖剣:魔杖刀 七巻『黄金と泥の辺』に登場。一見ただのスーツ姿の中年男だが、実はエリダナの裏組織、蘭宗会に所属する「鬼斬り」といわれた凄腕の暗殺者。ギギナほどの戦闘能力は無いが、元は各系統ごとの咒式を流派とし、前衛の剣術・刀術と組み合わせる「侍」。殺傷性のX線を照射するシメイスの咒式を伸縮可能な不可視の刃として使い、前衛としての剣術の精密さと、後衛としての間合いを兼ね備えた攻撃をもって標的を狙う。蘭宗会崩壊後は狙っていた標的が起こした犯罪組織「三旗会」に入社する。 ソリダリ 魔杖剣:咒符用(咒符士は魔杖剣で作成した咒符によって咒式を発動させるため、劇中では登場しない) 七巻『しあわせの後ろ姿』に登場。エリダナ市警察元巡査長。正義感が強いが妻を省みなかったために浮気をされ、彼女と浮気相手を狙っている。幾度かの事件で多くの咒式士をたった一人で、殺さずに逮捕した経歴がある。待ち伏せや反撃、多角攻撃に向いた数法式法系の咒符士。ガユスと交戦し死亡。 マズロー・ブレトン・ゴッスム 声 - 野島裕史 ガユスとクエロがダラハイド事務所時代に戦った咒式士。機剣士の賞金首。クエロに捕縛される。 ゾビーノ・グランデ・アッテンペルト 魔杖剣:掣肘者ドナテラエ(有名な刀匠の作) ガユスとクエロがダラハイド事務所時代に戦った咒式士。クエロが現れる前は若手でも屈指と言われていた雷撃咒式士。粗暴な性格の前衛咒式士ジャハッドと組んでいる。自分を知ろうともしないクエロに激しく嫉妬を抱き、クエロと仲のよい富豪の子ティトーを誘拐して目の前で殺害し、クエロの心を深く傷つける。その後クエロ達に捕縛され、ティトーの親族の私刑に遭い死亡したものと思われる。
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