せっき

実用日本語表現辞典

せっ記

読み方：せっき
別表記：𦻙記

宮崎駿監督・スタジオジブリ制作のアニメ映画作品「もののけ姫」の挿入曲「アシタカせっ記」の「せっ記」は、漢字では「𦻙記」と表記する語であるとされる。

「𦻙」の字は旧字体の草冠「艸」の下に「耳」の字をふたつ連ねた構成の字であり、これは宮崎駿による造字（創作漢字）とされる。草の根的に語り継がれる（物語）という意味を込めた字であるという。

日本語における「𦻙」の字は創作漢字であるためもちろん存在しないが、Unicode（中日韓統合漢字・拡張漢字B集合）には同じ字形の字が登録されている。これは台湾などで使用される字であるという。

（2022年2月4日更新）

デジタル大辞泉

せっ‐き〔セキ‐〕【^×炻器】

読み方：せっき

焼き物の分類の一。素地(きじ)が固く焼き締まった焼き物で、非透光性である点で磁器と区別し、気孔性のない点で陶器と区別する。茶器などのほか、土管・火鉢などの大形物に用いる。

せっ‐き〔セキ‐〕【夕^×暉】

読み方：せっき

夕日の光。夕陽。いりひ。

せっ‐き【殺鬼／刹鬼】

読み方：せっき

人や物などを滅ぼす幽鬼。悪鬼。羅刹(らせつ)。

「無常の—をば、暫時も戦ひ返さず」〈平家・六〉

せっ‐き〔セキ‐〕【石器】

読み方：せっき

石でつくられた器具。特に、石器時代の遺物をさす。打製石器と磨製石器に大別され、石鏃(せきぞく)・石斧(せきふ)・石皿・石棒などがある。

せっ‐き〔セキ‐〕【石基】

読み方：せっき

１ 石の土台。いしずえ。

２ 火成岩にみられる、斑晶を取り囲んでいる細粒の結晶やガラス質の部分。マグマが地表や地表近くで急激に冷えた際にできる。

せっ‐き〔セキ‐〕【積毀】

読み方：せっき

積もり重なったそしり。多くの讒言(ざんげん)。

せっ‐き【節季】

読み方：せっき

《季節の終わりの意から》

１ 年末。歳末。《季 冬》

２ 盆や年末、または節句前の、掛け売買の決算期。

せっ‐き【節気】

読み方：せっき

「二十四節気(にじゅうしせっき)」に同じ。

せっ‐き【^×褻器】

読み方：せっき

便器。おかわ。おまる。

せっ‐き〔セキ‐〕【赤旗】

読み方：せっき

「あかはた（赤旗）1」に同じ。

せっ‐き〔セキ‐〕【赤気】

読み方：せっき

赤い色の雲気。また、彗星(すいせい)のこと。

「彗星東方にいづ。蚩尤気(しゆうき)とも申す。又—とも申す」〈平家・三〉

せっ‐き【雪^▽肌】

読み方：せっき

雪のように白くきれいな肌。また、そのような肌の人。雪膚(せっぷ)。

防府歴史用語辞典

石器 （せっき）

石で作った道具を指します。道具の種類を材料によって分類するときに使います。

関連項目

防府の歴史「石器」（２－１４）

伝統的工芸品用語集

せっ器

読み方：せっき

やきものの4分類（土器、陶器、せっ器、磁器）の中の1つ。吸水性がないので施釉しないものが多く、たたくと金属音がする。常滑焼や四日市萬古焼等の朱泥や紫泥等の急須が代表的。

甲州弁辞典

せっき

甲州弁	意味	用例
せっき	１２月