コミ【Komi】
こ‐み【小身/込み】
こみ【込み】
コミ(こみ)
実力が互角の者同士で囲碁の対局をする場合、先番と後番の勝負が公平になるように、あらかじめ先番が自陣の一定面積を相手に差し出すこと。先番有利の不公平を解消するもの。
碁盤に黒と白の石を置いて相手よりも広い面積を自分の碁石で囲んだほうが勝つという囲碁のルールでは、黒石を使う先番のほうが有利となることが経験的に知られている。実際、過去の対戦成績を見ても、何もハンディがなければ先番のほうが後番よりも勝率が高い。
そこで、先番と後番で公平な勝負ができるようにと、後手にコミとして5目半を与えることになっている。「目(モク)」とは碁石1個分の面積の単位で、半(0.5)をつけるのは、引き分けにしないための便宜的なもの。この結果、有利な立場の先番は盤上で6目以上の差をつけなければ後番に勝てない。
ところが、最近の対戦成績では、5目半のコミでも先番有利の傾向が出ている。日本棋院は、これまでの5目半から6目半にコミを増やす方針を決め、今後行われる棋戦で順次適用していくという。
(2002.10.04更新)
「こみ」の例文・使い方・用例・文例
- 怒りがしだいにこみ上げてきた
- その用紙の書きこみ方を私に聞いてください
- こみあげるような嘔吐感に襲われた
- こみ上げる怒り
- さしこみを起こした赤ん坊
- 彼は車にへこみを見つけてかんしゃくを起こした。
- 塗料を塗らないへこみ修理は従来の車体修理より安い。
- 自分の間違いに気がついた瞬間恥ずかしさがこみ上げてきた。
- 製品本体にへこみがあったとの事で、代わりの製品と交換させて頂きます。
- 表面に細かい傷やへこみがたくさんあるから磨いてもむだだよ。
- 彼女は早口でまくしたてて、人をまるめこみます。
- 彼は野球でかなり見こみがある。
- 彼の回復のみこみがあるにしても、ほんの少ししかない。
- 後ろのドアにへこみができた。
- それは朝食こみの値段ですか。
- そのフロッピー、念の為書きこみ禁止にしておいて。
- このバッグ、機内持ちこみOKなはずなんだけど。
- 彼は激しい怒りがこみ上げてきて息が詰まった.
- 彼女は車の側面に大きなへこみをつくっている.
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