かたぎ

デジタル大辞泉

かた‐ぎ【堅木】

読み方：かたぎ

１ クヌギ・ナラ・カシ・ケヤキなど、質の堅い木材。

２ アカガシの別名。

かた‐ぎ【堅気】

読み方：かたぎ

［名・形動］

１ 心がしっかりしていてまじめなこと。また、そのさま。律儀。「—な人」

２ 職業や生活が、まっとうで、着実なこと。また、そういう人。「—の商売」「—になる」

かた‐ぎ【形木／^▽模】

読み方：かたぎ

１ 物の形を彫った板。その模様を紙やきれに刷って染め付けるのに用いる。

２ 「版木(はんぎ)」に同じ。

３ 手本。規範。型。

「稽古(けいこ)すべき—もなし」〈花伝・二〉

かた‐ぎ【気^＝質／形気／^▽容気】

読み方：かたぎ

《「形木」から》

１ 身分・職業・年齢層・環境などを同じくする人たちの間にみられる、特有の気風・性格。「職人—」「昔—」

２ 習わし。慣習。

「アル程ノ宝ヲ奉ラルル—ガゴザッタ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉

３ 容姿、または、性質・気だて。

「行義(ぎゃうぎ)強い—なれば」〈浮・禁短気・三〉

日本語活用形辞書

傾ぎ

読み方：かたぎ

【文語】ガ行四段活用の動詞「傾ぐ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

傾ぐ  » 「傾ぐ」の意味を調べる

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農機具の種類

肩木 （かたぎ）

役牛の牽引法は首引法が最も一般的で、その時に用いる装具である。首木の木質は皮膚を損傷しない、摩擦により熱を生じないものが良しとされ、とくにセンダン、ムクの木が良いとされた。への字型の曲木で、その長さは子牛用、普通牛用、大型牛用、輓牛用などで多少の長短があった。普通牛で63～64cmである。首木の両端に引綱をとりつけるための溝をつけるか、鉄棒の鈎をとりつけた。首木を牛の首の上にのせ、「のどかわ」で軽く止めて用いる。また、新潟では肩木と呼んでいる。

ログハウス用語集

堅木（かたぎ）

堅い木の総称で、カシ、ケヤキ、ナラ、トチを指すこともある。建築では国産広葉樹やチークなどの外国産の堅い木をいう。これに対して針葉樹は軟木ということもある。耐久性が必要な場所に用いるとよく、家具や床材などに堅木、たとえばオークなどが用いられる。

隠語大辞典

かたぎ

1. 蝗を云ふ。〔尾張の方言〕

分類 尾張の方言

堅気

読み方：かたぎ

1. 芸娼妓又たは遊人などが、自己の営業に対して正業のことを云ふ語。「泥水の足を洗うて－になる」。

分類 東京／花柳界

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JMnedict

樫

姓	読み方
樫	かたぎ

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かたぎ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/14 13:37 UTC 版)

名詞：形木

かたぎ【形木・模】

1. 布帛・紙に摺って模様を染めつけるのに用いる、形（かた）を彫り込んだ板。
2. 「版木」の異称。

名詞：気質

かたぎ【気質】

1. その出身・身分・境遇に応じて生じた特有の気分。その出身などに相応した気質。
   • 昔気質、職人かたぎ、ウィーンかたぎ

類義語

• 気立て

名詞：堅木

かたぎ【堅木】

1. 櫟、楢、樫など、主としてブナノキ科に属する硬い木材の総称。
2. 「赤樫」の異称。
3. 「櫟」の異称。
4. （方言、広島）マテバシイ。

名詞：堅気

かたぎ【堅気】

1. 性格がまじめでしっかりしていること。
2. 堅実な職業、またはそういった職業に就いている人。犯罪的生業ややくざ、娼妓、芸者、水商売などの対。

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「かたぎ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は詩人気質(かたぎ)だ.
• 曲がったことをしなく[正直に]なる; かたぎになる.
• 祖父は職人かたぎだからいい材料が手に入らなければ仕事をしないのです.
• 昔かたぎの人
• 昔かたぎのヤクザである宇(う)田(だ)川(がわ)勇(ゆう)司(じ)(寺(てら)島(じま)進(すすむ))は小学生の女の子，理(り)香(か)(浜(はま)辺(べ)美(み)波(なみ))を誘拐する。