おぼ‐ろ【×朧】
とろろ・おぼろ
そぼろ
(おぼろ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 12:16 UTC 版)
そぼろ(素朧、粗朧)は、牛や豚や鶏の挽肉、魚肉やエビをゆでてほぐしたもの、溶き卵などを、そのままあるいは調味して、汁気がなくなりぱらぱらになるまで炒った食品。
そのまま米飯にのせたり、ある種の寿司や弁当の材料として使用される。また、鶏肉のそぼろをダイコンやカボチャの煮物に用いたものはそぼろ煮と呼ばれる。
長崎県の郷土料理の浦上そぼろ(豚肉とゴボウなどの野菜を使った、和風の炒め物)を略して「ソボロ」と呼ぶこともあるが、本項の「そぼろ」とは別のものである。
そぼろの語源は「そおぼろ(粗朧)」であると言われる。おぼろ(朧)とは、そぼろよりも細かくほぐされたものを指し、田麩(でんぶ)は代表的なおぼろの一つである。 芝海老のおぼろは伝統的な江戸前寿司には欠かせない種のひとつであり、寿司屋の玉子焼の原料としても用いられる。
おぼろ昆布(薄く削った昆布)、おぼろ豆腐(固まりかけの豆腐)、おぼろ饅頭(皮を剥いた饅頭)のおぼろは、このおぼろとは意味が異なる。
関連項目
おぼろ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 17:07 UTC 版)
「ススメ おにぎりコロコロ」の記事における「おぼろ」の解説
コロスケの祖父。一族の首領であり、コロスケを一人前の忍者にするために食べ物についての課題を課す。妻たかなが骨折した際に漬物の管理を頼まれたが誤って腐敗させてしまい、コロスケが漬物嫌いになる原因を作った。
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おぼろ
曨
朦
朧
「おぼろ」の例文・使い方・用例・文例
- おぼろげな記憶
- 彼の気持ちがおぼろげにわかった
- おぼろ月
- 山のおぼろげな輪郭.
- 子供時代のおぼろげな追憶をたどる.
- 遠方に島がおぼろに見える
- 陸がおぼろげに見える
- 祖父の顔はおぼろげに覚えている
- おぼろ月夜に如くものぞ無き
- 考えのおぼろさの中での神託に似ている
- 彼は、いくぶんおぼろにそれを説明した
- この作品はおぼろに書かれている
- 薄暗いおぼろな形
- 神秘的な過去に、おぼろげな人生の始点を包み込む
- おぼろげな質
- 概略だけであるか不完全でおぼろげな表現
- 聖職者または尼によって明らかにされる預言(通常おぼろで寓話的な)
- 月がおぼろにかすんで見える夜
おぼろと同じ種類の言葉
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