おと‐つ‐い〔をと‐ひ〕【一=昨=日】
読み方:おとつい
《「遠(おと)つ日」の意》「おととい」に同じ。
おとつい
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
---|---|---|
おとつい | おととい two days before; the day before yesterday 前天 |
一昨日。2日前。「をとつひ(遠つ日)」が語源。上代上方で「おとつひ」と言われていたものが平安時代に「おととい」と転化、江戸時代初期には兄弟を意味する「おととい」が登場したため、同音衝突を避けるために再び「おとつい」となった。近畿、中国、四国、東海、東九州で「おとつい」、北陸、関東、奥羽の太平洋側、西九州は「おととい」で、奥羽の日本海側から北信濃にかけては「おとといな」、北琉球で「うってぃー」、南琉球で「ぶとぅとぅずぃ」「ぶとぅてぃ」などと言う。東海や東京の人は「おとつい」を上品な改まった言い方だと思い、西日本の人は「おととい」を標準語的な言い方だと意識している。 |
おとつい
- おとついのページへのリンク