『加トちゃんケンちゃん』・『だいじょうぶだぁ』以降
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「志村けん」の記事における「『加トちゃんケンちゃん』・『だいじょうぶだぁ』以降」の解説
詳細は「志村けんのだいじょうぶだぁ#主なコント・キャラクター」を参照 だいじょうぶだぁー、ウェ、ウェ、ウェ 3連の団扇太鼓を叩きながら「だいじょうぶだぁー」「ウェ、ウェ、ウェ」と言い、相手もその都度同じことを繰り返す。「ウェ、ウェ、ウェ」は「ウァ、ウォ、ウェ、ウィ」など時々変わる場合がある。 兄の知之が福島県喜多方市出身の女性と結婚し、その家に志村が遊びに訪れた際に、女性の父親から「あがっせ、あがっせ、だいじょぶだぁ」、「食べっせ、食べっせ、だいじょぶだぁ」と言われたのが起源とされている。 また他説として、岩手県西和賀町にロケで宿泊した旅館の夕食にて、珍しい郷土料理を見て「これ、食べても大丈夫ですか?」との質問に、旅館の主人が「だいじょうぶだぁ、クェ、クェ、クェ(食べなさいの意)」と答えたのが起源ともされている。 『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』プロデューサーの高橋利明によると、番組収録中にNGが出た時に、場を落ち着かせようと志村がその独特な言い回しで「だいじょうぶだぁ」と言ったところ、スタジオ中がどっと沸いたことで、以後『加トケン』内でこれをやることにしたという。 『志村けんのだいじょうぶだぁ』のタイトルの元ネタでもある。同番組の初期の放送では、裁判コントで桑野信義らがインスパイアした。 ケンちゃんブー 加藤茶の「加トちゃんペ」に対抗するギャグとして編み出されたが、まったく定着しなかった。 変なおじさん 「何だ、チミ(君)はってか? え?」「そうです、私が変なおじさんです!」 変なおじさんがコントのオチで言うセリフの「だっふんだ」は、桂枝雀の落語『ちしゃ医者』に登場する医者の咳払いの声が元ネタである。 詳細は「変なおじさん」を参照 アイーン 元々「アイーン」というセリフはなく、バカ殿のコントで家老のいかりやを威嚇するポーズが原点。“怒っちゃヤーヨ!”の腕の位置がもう少し下がったポーズである。また、志村自身は「アイーンはギャグじゃない。ただのポーズだ。」と述べている。 岡村隆史は、「アイーン」という音の考案者はバッファロー吾郎の木村明浩であると語っている。木村が上記の志村のポーズにオリジナルで「アイーン」と音を付けて披露しており、それを覚えていた岡村が志村との共演時に木村と同様に音をつけて「アイーン」を行い、志村が逆にそれ取り入れたことで、現在のものに定着した。また、人気番組『進ぬ!電波少年』(日本テレビ)で、なすびが志村の真似をした際に「アイーン」と声を発したことで、全国的に認知されるようになった。 ウンジャラゲ ハナ肇とクレージーキャッツの楽曲のカバーだが、歌詞と振り付けの一部がオリジナルとは異なる。 詳細は「ウンジャラゲ」を参照 ひとみばあさん 度の強い眼鏡が特徴の老婆。 詳細は「志村けんのだいじょうぶだぁ#ひとみばあさん」を参照 その他 「爺さんや、婆さんや」(田代まさしとの掛け合い) 「ご、ご、ご、5時!?」(いしのようことのコンビ) 「そこまで言う!? 早見優、北天佑、しょうゆ、ラー油、アイラブユー。仲直り!」(いしのようことのコンビ) 「メシはまだかい?」(志村が爺さんで、いしのが留守番を頼まれた近所の主婦の設定。父の憲司が自宅前で交通事故に遭った後遺症で記憶障害が残った姿がヒントになっている) 「うわぁ、効くなぁ」(栄養ドリンクを飲んだ後に言う) 「糸まきまき、糸まきまき、ひいてひいてとんとんとん」(『いとまきのうた』) いいよなおじさん(「○○はいいよなぁー」と言って、勝手に人のものを食べたりするが、何故か憎めない) いえいえおじさん(小心者で「いえいえ…」と遠慮するが、結果的にヤクザを退治したり、クイズ番組で全問正解になったり、トラブルを解決してしまう。本人は割と気に入っていたキャラだったが、出番に恵まれず埋もれて行った) 「かわりべったかわりべった」(「かわりばんこ」を表す言葉。元ネタは横山やすしのギャグ)
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