『ハイスクールあさりちゃん』
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「あさりちゃん」の記事における「『ハイスクールあさりちゃん』」の解説
56 - 60巻、62 - 65巻、67 - 69巻、73、74、76 - 79巻、83、84、86、87、89、93、96、98、99巻に収録。高校生になった浜野姉妹を描いている。 あさりは高校1年生。小学生の時と同じで運動大好きの勉強嫌いだが、地元の巻貝中学を卒業後、名門貝柱高校にて陸上短距離選手として学費・学力免除の特待生になっていた。陸上での成績は優れているが素行の悪さは相変わらずで、顧問とコーチを悩ませている。身長は低いままで基本的な性格はほぼ変わっていないが、髪を茶髪に染め、口紅の色や化粧に凝ったりと、小学校時代には疎かったファッションに敏感になっていることが大きな相違点である。得意の絵で漫画家を志し、既にコンクールで入賞経験がある。しかし画力が高い反面ストーリーの構成力がイマイチであるため、大きな賞を受賞するまでには至っていない。 タタミは高校3年生。英才学院中を卒業後(「中学生あさりちゃん」では巻貝中学に進学したあさりと同じ制服を着た姿で登場している)、貝柱高校に進学。受験を控えており、背もかなり伸びていて(あさりとの身長差が頭一つ分以上になっている)顔立ちの整った美少女へとなっており、大人っぽく成長している。生徒会に所属しており、大磯潮をはじめとする後輩たちに頼られている。巻数が増えていくにつれて顔がどんどん可愛くなっていき、その事は作者自身も認めている。 母・さんごは中年女性となり、少し顔が老けている。出番は少ない。父・イワシは中年男性となり、あまり変わっていないが少し太っている。出番は57巻のみ。うにょは老犬となっており、「にょん」と鳴くのは今と同じ。出番は57巻と89巻のみ。 藪小路いばらは貝柱高校を受験したが、不合格。同窓会には出席していない。 岬みりあ・島井沙紀は同じ高校(私服の高校)に進学。吉川ゆかりは2人とは違う高校に進学。 港海里・鮎川守も同じ高校(高校名不明)に進学。より大人っぽく美男子になっており、女子生徒からモテている。また相変わらず仲が良く未だにつるんでいるため、「ホモ」だと言われることも多いらしい。 田西マイケルは国籍のあるアメリカに渡り、そこで暮らしている。同窓会には怪我をしたこともあり出席していない。 大磯潮は高校1年生。貝柱高校に進学。風紀委員となっている。 速井太郎は高校1年生。スポーツ名門高校・揚巻高校に進学。あさりを「ライバル」と公言し度々勝負を挑んだりしているが、その気持ちの中には恋愛感情も含まれている様子。単純な性格から、大磯潮や美大和とあさりとの関係を誤解し、嫉妬の念を抱いたことも。顔がそっくりな親戚が登場したことがあった。本編での出番の少なさとは裏腹に、「ハイスクールあさりちゃん」では出番が多い。 桜貝小学校校長・岩穴鱓之介は教職を退職。不真面目なあさりを指導できないと部を去ったコーチの後任として、貝柱高校陸上部にやってくる。 美大和は貝柱高校に並ぶ名門進学校・鴎学園の2年生。長身で筋肉質な体格を生かし投擲選手として活躍。図書館で出会ったタタミに好意を抱く。なお、87巻のハイスクール編は彼をメインに据えた物語となったため『ハイスクール美大和』として収録されている。
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