「乳姉妹」たちと養子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 19:03 UTC 版)
「乳姉妹 (テレビドラマ)」の記事における「「乳姉妹」たちと養子」の解説
大丸千鶴子 演 - 伊藤かずえ 松本夫妻の実娘。昭和42年4月13日生まれ。18歳になるまで自身の出生の秘密を知らず、大丸剛造の娘として育つ。東京にある大丸家の邸宅で暮らし、高校・聖和女子学院の3年3組で学級委員を務める。プライドが高く勝ち気でわがままで気分屋な所があり、幼少より雅人に想いを寄せている。出生の秘密を知り、絶望して自殺しようとする。不良となって荒んだ世界に身を投じるが、路男をはじめ周囲の人々との関わりの中で、次第に豊かな心を持つ女性へとなっていく。幼い頃からピアノ、茶道、華道、剣道、水泳などを嗜んでおり、高校ではアーチェリー部とフェンシング部のリーダーも務める。好きな花は、白百合。嫌いな食べ物は、トマト。 松本しのぶ 演 - 渡辺桂子 大丸剛造の実娘。18年前に千鶴子と同じ病院で同じ日に生まれた後、真鶴の街で暮らす。千鶴子同様、18歳になるまで自身の出生の秘密を知らず、松本夫妻の長女・松本しのぶとして育つ。上京し大丸家で暮らし始めてからは、千鶴子と同じ学校に編入し同じクラスになる。非常に家族想いな性格で周りへの気遣いもでき、心の優しい人間で辛抱強く耐えているが、その後千鶴子が非行に走った時は彼女を更生させるには強い態度で臨む必要があると考え、自らもあえて非行に走り不良少女になってしまう。いつしか雅人に想いを寄せるようになり、千鶴子の手前表に出すことはないが最終的には雅人と良い感じの関係になる。また海女としての知識もある。 松本耐子(たえこ) 演 - 森恵 松本夫妻の娘で千鶴子の実妹。しのぶとともに上京後は千鶴子の学校へ編入する。大丸家でお手伝いとして働いていたため当初は剛造を旦那様と呼んでいたが、しのぶが彼の実娘と分かって以降は「おじ様」と呼ぶようになった。真鶴にいた頃は、しのぶと2人で自転車で新聞配達をして家計を手助けしていた。しのぶと同じく家族思いな性格だがやや気が短く姉の前では愚痴をこぼしたり大丸家の者への陰口を呟くなどしている。出会った当初から、気位が高い千鶴子のことを心良く思っていない。その後しのぶと千鶴子の取替えの事実を知った後、2人との関係に悩み始める。 しのぶ(忍)と耐子で合わせて“忍耐”となる。 大丸雅人 演 - 鶴見辰吾 剛造の養子。千鶴子の義兄。20歳の大学生。なかなか子供を授からなかった剛造・慶子夫妻が、親戚の子供を引き取り大丸姓を名乗る。好青年で成績優秀で人格も良く、正義感が強く紳士的な性格で千鶴子・しのぶの両名から慕われている。男にしては繊細で人の心の動きに敏感で、家族間で揉め事が起こりそうな時は剛造にも気兼ねせず助言する。しっかり者だが、大会社の跡取りとして期待されると同時に養子という立場に内心幼い頃からプレッシャーを感じている。長年テニスを嗜んできたため運動神経が良くケンカもそこそこ強く、普通自動車、オートバイの他セスナ機も操縦できる。“マーク”と名付けた大型犬を飼っている。
※この「「乳姉妹」たちと養子」の解説は、「乳姉妹 (テレビドラマ)」の解説の一部です。
「「乳姉妹」たちと養子」を含む「乳姉妹 (テレビドラマ)」の記事については、「乳姉妹 (テレビドラマ)」の概要を参照ください。
- 「乳姉妹」たちと養子のページへのリンク