空洞

デジタル大辞泉

くう‐どう【空洞】

読み方：くうどう

１ ほらあな。洞穴。また、内部がうつろになっていること。また、その部分。「幹が—になった老木」

２ 形式だけで内容のないことのたとえ。「法案の—化をはかる」

３ 肺・腎臓などの内部に壊死(えし)が起こり、それが排出または吸収されたあとにできる空間。肺結核のときにできるものなど。

難読語辞典

空洞

読み方：クウドウ（ｋｕｕｄｏｕ）

洞窟

PDQ®がん用語辞書

腔、空洞、穴

【仮名】くう
【原文】cavity

中空の領域ないし穴のこと。体腔（腹部にある腹腔など）を指す場合もあれば、虫歯によってできた歯の穴を指す場合もある。

短編小説作品名辞典

空洞

作者趙本夫

収載図書砕けた瓦
出版社勉誠出版
刊行年月2002.3

ウィキペディア

空洞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/06/02 03:54 UTC 版)

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関連項目

• 空洞化

ウィキペディア小見出し辞書

空洞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/01/17 08:40 UTC 版)

「側頭骨乳突部」の記事における「空洞」の解説

乳様突起の一画の内部は無数の空洞になっていて、乳突蜂巣と呼ばれる。乳突蜂巣は大きさも空洞の数も非常に変異が大きい。 乳様突起の上前方では、乳突蜂巣は大きく不規則で含気しているが、下に進むにつれて小さくなり、乳様突起の尖端部では多くの場合ほんの小さなものになり、骨髄もある。乳突蜂巣をまったく欠き、乳突部が完全に骨になっている場合もある。 乳突蜂巣のさらに上前方に、もう一つ大きな不規則の空洞があり、これは鼓室洞と呼ばれている。乳突蜂巣と交通しているが、別なものなので区別しなければならない。 鼓室洞も乳突蜂巣と同様含気しているが、鼓室と交通していて、鼓室にある粘膜がここまで延びている。 鼓室洞の上方は、板状の薄い骨である鼓室蓋によって頭蓋底（中頭蓋窩）と隔てられている。また下方では乳様突起と、外側では側頭線直下で側頭骨鱗部と、内側では鼓室洞に飛び出した内耳の外側半規管腔と接している。 鼓室洞は前方で鼓室の一部（上鼓室または鼓室の上陥凹という部位）に開口している。 鼓室洞は、出生時にはかなり大きな空洞である。乳突蜂巣は鼓室洞の憩室だと考えられており、出生後に現れて5歳までにはかなりはっきりしてくる。乳突蜂巣の発達は思春期まで続く。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

空洞

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 05:04 UTC 版)

名詞

空 洞（くうどう）

1. 中に穴があいて空間があること。また、その空間。
2. ほらあなのこと。
3. 肺結核などにより体内の組織が液化して空間が生じること。

発音^(?)

く↗ーどー

関連語

• 真空
• 空間
• 虚空
• 羊頭狗肉

Weblio日本語例文用例辞書

「 空洞」の例文・使い方・用例・文例

• 大木の空洞はひなたちを雨や敵から守った
• 中が空洞になった木
• 液体中に空洞現象は起きなかった。
• オフショアリングは産業空洞化の主な原因の一つである。
• 空洞共振部構成部品
• 日本も産業空洞化しています。
• (中が空洞な)管, チューブ.
• 竹は中が空洞だ.
• 掃除のために、身体の空洞に水のスプレーを吹きかける
• 粉または蒸気を身体の空洞に送ることにより治療する
• （血管のような）中が空洞である器官の突然の圧縮
• 空洞になった体内組織へのカニューレやチューブの挿入
• 細胞様の空洞で穴があいている（ハチの巣のように）
• 隔壁によって空洞を分割、または分配すること
• 短い空洞の鈍い音で
• ラケットと軽い空洞の玉を使って卓上で行うテニスに似た競技
• ミツバチの巣のように、空洞でいっぱいにする
• キューレットでばらばらにすることにより身体の空洞（子宮のような）から組織または生長物を取り除く手術
• 肋膜空洞を広げている胸壁への外科的な切り込み
• 空洞を作るかのように、えぐって穴を開ける