フィリッピの戦い フィリッピの戦いの概要

フィリッピの戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 18:49 UTC 版)

フィリッピの戦い

ピリッポイの平原
戦争ローマ内戦
年月日紀元前42年10月3日10月23日
場所:フィリッピ(ピリッポイ
結果:三頭政治側の勝利
交戦勢力
三頭政治側 リベラトレス側
指導者・指揮官
マルクス・アントニウス
ガイウス・オクタウィアヌス
ドミティウス・カルウィヌス
ルキウス・デキディウス
ガイウス・ノルバヌス
ガイウス・カッシウス
マルクス・ブルトゥス
ドミティウス・アヘノバルブス
メッサッラ・コルウィヌス
マルクス・リウィウス, 
戦力
歩兵 19個軍団
騎兵 33,000
(総兵力 100,000以上)
歩兵 17個軍団
騎兵 17,000
(総兵力 約100,000)
損害
戦死 18,000以上 戦死 9,000以上

戦いはフィリッピ(ピリッポイ)西方の平原で10月3日と10月23日の2度行われた。名称はラテン語表記の「ピリッピの戦い」とも称される。


  1. ^ カエサル暗殺後にカッシウスらはマケドニアを実効支配していたが、紀元前43年2月に元老院より正式にマケドニア属州総督の割り当てを受けた[2][3]
  2. ^ 降服したブルトゥス軍の将校に対するオクタウィアヌスの冷酷な対応により、ブルトゥス軍の将校はアントニウスに敬意を表した一方、オクタウィアヌスへは痛烈な罵倒を浴びせたとの事例をスエトニウスは紹介している。[25]
  3. ^ アントニウスは合戦でリベラトレス側で参戦したオリエント諸国へ渡って、各地の支配者と会談した。その中にはプトレマイオス朝クレオパトラ7世も含まれていた[27]
  1. ^ プルタルコス「英雄伝」キケロ47
  2. ^ キケロ「ピリッピカ」10
  3. ^ ウェッレイウス 2.62
  4. ^ a b c ウェッレイウス 2.69
  5. ^ プルタルコス「英雄伝」アントニウス 25
  6. ^ a b ウェッレイウス 2.64
  7. ^ プルタルコス「英雄伝」アントニウス 21
  8. ^ a b プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス 38
  9. ^ アッピアノス「Civil Wars」4.108
  10. ^ a b プルタルコス「英雄伝」カエサル69
  11. ^ a b プルタルコス「英雄伝」アントニウス 22
  12. ^ a b プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス 42
  13. ^ a b c d ウェッレイウス 2.70
  14. ^ アッピアノス「Civil Wars」4.112
  15. ^ プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス44
  16. ^ a b プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス 47
  17. ^ プルタルコス「英雄伝」クラッスス 18
  18. ^ ウェッレイウス 2.46
  19. ^ a b プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス 52
  20. ^ スエトニウス「皇帝伝」アウグストゥス13
  21. ^ プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス 53
  22. ^ プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス 28
  23. ^ プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス 49
  24. ^ ウェッレイウス 2.71
  25. ^ スエトニウス「皇帝伝」アウグストゥス 13
  26. ^ アッピアノス「Civil Wars」5.1
  27. ^ プルタルコス「英雄伝」アントニウス 24
  28. ^ ウェッレイウス 2.72
  29. ^ ウェッレイウス 2.76
  30. ^ ウェッレイウス 2.77
  31. ^ プルタルコス「英雄伝」ブルトゥス 36
  32. ^ シェイクスピア「ジュリアス・シーザー」4.3
  33. ^ カッシウス・ディオ「Historia Romana」47.49
  34. ^ アウグストゥス「Res Gestae」2






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