紀元前40年代
紀元前40年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:08 UTC 版)
詳細は「紀元前40年代」を参照 紀元前49年 - ローマ元老院がカエサルに「元老院最終勧告」を下す。ローマ内戦の始まり。カエサルは「ルビコン川」を越えてローマに入城。 紀元前48年 - ファルサロスの戦いでカエサルがポンペイウスを破る。エジプトに逃亡したポンペイウスはこの地で殺害される。 紀元前47年ナイルの戦いで勝利を得たクレオパトラ7世がカエサルの支持を得てエジプトの実権を握る。 ゼラの戦いでカエサルがポントゥス王ファルナケス2世に勝利。 紀元前46年ローマにおいて1年が445日存在する。翌年にローマ暦に代わってユリウス暦が導入されるための移行措置で、歴史上もっとも1年の日数(暦年)が多かった年とされている。 タプススの戦いでカエサルがヌミディア王ユバ1世と元老院派の連合軍に勝利。ヌミディア王国は滅亡し、属州ヌミディアが成立する。 元老院派の小カトがウティカ包囲戦で自殺。 紀元前45年 - ムンダの戦いでカエサルが小ポンペイウスと元老院派に勝利し、ローマ内戦を終結させる。この功によりカエサルは終身独裁官に選出され、「最高命令権(インペリウム)」を獲得し、「インペラトル」と称される。 紀元前44年カエサルの命でフォロ・ロマーノの元老院議事堂(クリア・ユリア)が改築される。 カエサルがブルートゥスらにより暗殺される(3月15日)。 アントニウス法(英語版)により独裁官が廃止される。 紀元前43年アントニウス、レピドゥス、オクタウィアヌスが第二回三頭政治を開始。プロスクリプティオが布告され、キケロがアントニウスの刺客に暗殺される。 属州ガリアのルグドゥヌム(現リヨン)が建設される。 紀元前42年フィリッピの戦いでアントニウスとオクタウィアヌスの連合軍がカッシウスやブルートゥスらリベラトレス(共和派)に勝利する。 属州ガリア・キサルピナ(ガリア・キテリオル)が イタリア本土に編入される。 紀元前42 - 20年頃 - ヘレニズム時代の彫刻「ラオコーン像(ヴァチカン美術館(ピオ・クレメンティーノ美術館)蔵)」が作られる。
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