バビル2世
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テレビアニメ
1973年版
バビル2世 (第1作) | |
---|---|
ジャンル | テレビアニメ |
原作 | 横山光輝 |
企画 |
斎藤侑(第1 - 5話) 高見義雄(第6 - 39話) |
脚本 | 雪室俊一ほか |
演出 | 田宮武ほか |
声の出演 |
神谷明 大塚周夫 野田圭一 山口奈々 野村道子ほか |
音楽 | 菊池俊輔 |
オープニング | 「バビル2世」(水木一郎、コロムビアゆりかご会) |
エンディング | 「正義の超能力少年」(水木一郎) |
国・地域 | 世界各国 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー | 宮崎慎一、小沢英輔 |
編集 |
花房三郎 古村均 鳥羽亮一 |
制作 | NET、東映 |
放送 | |
放送チャンネル | NET系列 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1973年1月1日 - 同年9月24日 |
放送時間 | 月曜19:00 - 19:30 |
放送枠 | テレビ朝日系列月曜夜7時台枠のアニメ |
放送分 | 30分 |
回数 | 39回 |
NET(現:テレビ朝日)系列で1973年1月1日から9月24日まで毎週月曜日19時00分から19時30分に放送。全39話。
内容
最新科学装備のバビルの塔(漫画版におけるバベルの塔)に住む正義の超能力者バビル2世が悪の超能力者ヨミの陰謀を粉砕するために三つのしもべとともに戦うという基本設定は同じ。これに加えてアニメ独自の事件が起きる。
原作との最大の違いは、主人公・浩一がバビル2世となったため、幼少時から10年間育ててもらった叔父母の古見一家と心ならずも別れたという設定である。浩一にほのかな恋心を抱く従姉妹(古見夫妻の娘)由美子が浩一を探すのだが、毎回、現場にたどり着く直前に浩一は次の戦いに備えてその地を去るために逢えないというすれ違い描写が物語を盛り上げた。
第27話以降は舞台とサブキャラクターを一新し、主人公の服装も変わった。バビル2世は北海道のワタリ牧場の居候として平和な生活を営みながら、復活したヨミと戦うという展開になる。
声の出演
- 主なキャスト
- 26話まで
- 27話以降
スタッフ
- 製作担当 - 江藤昌治、三沢徹夫
- 企画 - 斉藤侑(第1-5話)、高見義雄(第6-39話)(東映動画)
- 原作 - 横山光輝
- 音楽 - 菊池俊輔
- プロデューサー - 宮崎慎一、小沢英輔
- 背景 - サン・アートスタジオ、スタジオコスモス、アトリエローク
- 録音ディレクター - 小松亘弘
- 撮影 - 高橋宏固、菅谷正昭、細田民男、酒井寿一、武井利晴、森口洋輔、相磯嘉雄、菅谷英夫、佐藤隆郎、寺尾美代子
- 編集 - 花房三郎、古村均、鳥羽亮一
- 録音 - 二宮健治
- 効果 - TFCグループ
- 選曲 - 宮下滋
- 演出助手 - 山吉康夫、高倉健一、寒竹清隆
- 製作進行 - 石崎由子、城浩二、寒竹清隆、成本久子、伊藤治子、岸本松司、堀正春、井上ふみ子、川田武範、遠藤勇二、古沢由美、平野功
- 現像 - 東映化学
- キャラ設計 - 荒木伸吾
- 制作 - 東映、NET
音楽
正副主題歌・BGMとも、全曲が菊池俊輔による。なお、第37話における『魔犬ライナー0011変身せよ!』(音楽:山下毅雄)など、他の作品から適宜BGMの流用もされている。
主題歌
- オープニングテーマ - 「バビル2世」
- 作詞 - 東映二[注釈 9]/ 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎、コロムビアゆりかご会[注釈 10]
- オープニング映像に「コロムビアゆりかご会」の名がクレジットされていないことと関連しているかは定かでないが、もともと主題歌は「水木一郎」のソロで録音されたものの、当日、本人が風邪声だったために急遽「コロムビアゆりかご会」のコーラスをかぶせることになったという逸話がある[8][注釈 11]。
- なお水木一郎ソロ・ヴァージョンは、第19話でフルサイズが挿入歌として使用されている。このフルサイズはモノラル音源ながら後年、CD『EVER GREEN SERIES アニメーションヒーロー バビル2世』のボーナストラックに収録された[10][注釈 12]ほか、CD『水木一郎 水木一郎 BEST&BEST』[16]でも聴くことができる。
- 第3話までのオープニングクレジットでは、“雑誌連載:冒険王”の「冒」の字を、「目」の上に「日」を重ねたものではなく、「月」の上に「日」を重ねた存在しない文字に誤植している。
- エンディングテーマ - 「正義の超能力少年」
- 作詞・作曲・編曲 - 菊池俊輔[注釈 9] / 歌 - 水木一郎
- 第11話ラストで挿入歌としても使用された。
- 正副主題歌の作詞家の表記(東映一・東映二・菊池俊輔)について
- オープニング映像のクレジットでは主題歌の作詞は“東映一”となっており、一部の資料でも正副主題歌とも作詞者は“東映一”名義となっている[17][注釈 13]が、当時のコロムビアレコードからリリースされた主題歌シングルレコード(SCS-512)では、OP・EDとも作詞:“東映二”となっていた[19](後に発行された徳間書店刊のムック『ロマンアルバム』でもOP・EDとも作詞を“東映二”と記載している[20])。一方、同時期に発売されていたソノシート盤のジャケットでは、当初はOP・EDとも、作詞:“東映一”となっていたものの、再プレスからEDの作詞が“菊池俊輔”に改められている(ソノシート盤面のラベルではED作詞:東映一のまま)[21]。これに対してコロムビアレコードも後年アニメブームの折に再販したシングルレコードからは、OP作詞:東映二、ED作詞:菊池俊輔となっており[22]、以後コロムビアから発売される際にはこれがデフォルトとなった[11][23][24][25][26][27][注釈 14]。
- なお、LD『バビル2世 VOL.2』の解説「BGMリスト」には、“東映二”は東映の企画プロデューサー・斎藤侑のペンネームとの記述がある[30]。事実、後年の斎藤本人へのインタビューでも『バビル2世』で主題歌の作詞をしたと語られている[31]。そのインタビュー中における“菊池俊輔がテンポの速い曲を作ったため(=曲が短くなってしまったため)、急遽4番を付け足すことになったが(「3つのしもべ」それぞれを使って3番まで作ってしまったので)困ったすえに4番は「みんな、がんばれ」という詞になった”との発言から、EDの作詞にもかかわっていたことが示唆されている[31]。併せて「詞の著作権は会社にあって自分には無いが、菊池俊輔には権利を与えて欲しいと会社に訴えた」として、作詞の権利を菊池に譲ったともとれる発言もしている[31]。なお、斎藤はDVD-BOX付属ブックレットのインタビューでも「作詞の“東映一”とは実は僕」として、同様の裏話を語っている[32]。
イメージソング
- 以下の2曲は後のアニメブーム時、1978年に発売されたドラマ編LP[23]のために作られたもので、同時発売でシングルカットもされた[33]。そのため『バビル2世』の楽曲の中ではこの2曲のみ、作曲が菊池俊輔ではなく水木一郎である。
- 「愛はまぼろし」
- 作詞・作曲・歌 - 水木一郎 / 編曲 - 青木望
- 「戦士ひとり」
- 作詞 - 辻真先 / 作曲・歌 - 水木一郎 / 編曲 - 青木望
各話リスト
話 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 五千年前からの使者 | 雪室俊一 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 浦田又治 | 1973年 1月1日 |
2 | 恐怖の岩石巨人ゴーリキ | 安藤豊弘 | 1月8日 | |||
3 | 暗黒の帝王ヨミ | 雪室俊一 | 明比正行 | 木暮輝夫 | 横井三郎 | 1月15日 |
4 | 三つのしもべたち | 安藤豊弘 | 宮崎一哉 | 1月22日 | ||
5 | これがテレキネシスだ! | 雪室俊一 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 浦田又治 | 1月29日 |
6 | 危機一髪! バビルの塔 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 江藤文男 | 横井三郎 | 2月5日 |
7 | もうひとりの司令官 | 雪室俊一 | 明比正行 | 伊藤英治 | 2月12日 | |
8 | 悪魔の秘密基地 | 安藤豊弘 | 古沢日出夫 | 石黒育 | 浦田又治 | 2月19日 |
9 | 恐怖のロッキー山脈 | 辻真先 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 土田勇 | 2月26日 |
10 | 必殺ロボット・バラン | 雪室俊一 | 宮崎一哉 | 木暮輝夫 | 横井三郎 | 3月5日 |
11 | アンドロイド2段攻撃 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 伊藤英治 | 3月12日 |
12 | ロボット電送マシンX1 | 辻真先 | 明比正行 | 江藤文男 | 土田勇 | 3月19日 |
13 | 人工衛星をとり戻せ | 雪室俊一 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 浦田又治 | 3月26日 |
14 | 危うし!! 怪鳥ロプロス | 安藤豊弘 | 宮崎一哉 | 木暮輝夫 | 土田勇 | 4月2日 |
15 | ノートルダム発狂事件 | 辻真先 | 古沢日出夫 | 石黒育 | 伊藤英治 | 4月9日 |
16 | 幻の100兆円 | 雪室俊一 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 勝又激 | 4月16日 |
17 | まっくらやみの挑戦 | 佐々木勝利 | 江藤文男 | 浦田又治 | 4月23日 | |
18 | 口笛を吹く悪魔たち | 辻真先 | 山口康男 | 岡田敏靖 | 伊藤英治 | 4月30日 |
19 | マンモスゴリラの襲撃 | 安藤豊弘 | 茂野一清 | 白川忠志 | 5月7日 | |
20 | 戦慄の宇宙大作戦 | 宮崎一哉 | 木暮輝夫 | 土田勇 | 5月14日 | |
21 | 赤ちゃんは超能力者 | 雪室俊一 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 伊藤英治 | 5月21日 |
22 | 深海のカニロボット | 安藤豊弘 | 佐々木勝利 | 江藤文男 | 福本智雄 | 5月28日 |
23 | 死霊からの招待 | 辻真先 | 茂野一清 | 伊藤英治 | 6月4日 | |
24 | 永遠の都凍れるゾロウ | 山口康男 | 岡田敏靖 | 6月11日 | ||
25 | 死のV号作戦 | 雪室俊一 | 古沢日出夫 | 石黒育 | 土田勇 | 6月18日 |
26 | 総攻撃バビル2世 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 伊藤英治 | 6月25日 |
27 | 新たなる闘い | 雪室俊一 | 山口康男 | 岡田敏靖 | 土田勇 | 7月2日 |
28 | 黄金のアミーバ | 辻真先 | 佐々木勝利 | 江藤文男 | 伊藤英治 | 7月9日 |
29 | 死を呼ぶギター | 安藤豊弘 | 宮崎一哉 | 石黒育 | 7月16日 | |
30 | ロボット使いの暗殺怪人 | 茂野一清 | 木暮輝夫 | 土田勇 | 7月23日 | |
31 | 死霊の馬ブルーペガサス | 雪室俊一 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 伊藤英治 | 7月30日 |
32 | ダスト・デビル死の灰作戦 | 辻真先 | 佐々木勝利 | 江藤文男 | 土田勇 | 8月6日 |
33 | どくろ魔女の恐怖 | 安藤豊弘 | 宮崎一哉 | 菊池城二 | 伊藤英治 | 8月13日 |
34 | 夏に降る雪の狩人 | 辻真先 | 山口康男 | 岡田敏靖 | 土田勇 | 8月20日 |
35 | 狂った女王蜂 | 雪室俊一 | 宮崎一哉 | 石黒育 | 伊藤英治 | 8月27日 |
36 | ヨミの秘密兵器ゴーリキ2号 | 安藤豊弘 | 茂野一清 | 木暮輝夫 | 下川忠海 | 9月3日 |
37 | 謎のイプシロン星人 | 辻真先 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 土田勇 | 9月10日 |
38 | 東京地下占領作戦 | 雪室俊一 | 勝間田具治 | 江藤文男 | 伊藤英治 | 9月17日 |
39 | 必殺! バビル2世対ヨミ | 安藤豊弘 | 山口康男 | 岡田敏靖 | 9月24日 |
放送局
この節の加筆が望まれています。 |
- NET(制作局):月曜 19:00 - 19:30
- 北海道テレビ:月曜 19:00 - 19:30[34]
- 青森テレビ:金曜 16:52 - 17:22[35]
- テレビ岩手:金曜 17:30 - 18:00(1973年3月) → 金曜 18:00 - 18:30(1973年4月 - 10月12日) → 土曜 17:30 - 18:00(10月27日より)[36]
- 秋田放送:水曜 17:30 - 18:00[37]
- 山形放送:日曜 10:30 - 11:00(1973年9月まで) → 土曜 17:15 - 17:45(1973年10月から)[38]
- 宮城テレビ:月曜 19:00 - 19:30[39]
- 福島中央テレビ:月曜 19:00 - 19:30[40]
- 新潟総合テレビ:月曜 19:00 - 19:30[41]
- 北日本放送
- 北陸放送:月曜 18:00 - 18:30[42]
- 福井放送:土曜 11:00 - 11:30[43]
- 山梨放送
- 長野放送:火曜 18:00 - 18:30[44]。
- 静岡放送
- 名古屋テレビ:月曜 19:00 - 19:30[45]
- 毎日放送:月曜 19:00 - 19:30[46]
- 山陰放送
- テレビ岡山:月曜 19:00 - 19:30[47]
- 広島ホームテレビ:月曜 19:00 - 19:30[47]
- 瀬戸内海放送:月曜 19:00 - 19:30[47]
- 山口放送:日曜 9:00 - 9:30[48]
- 九州朝日放送:月曜 19:00 - 19:30[49]
- 長崎放送:木曜 17:00 - 17:30[49]
- 熊本放送
- テレビ大分:月曜 19:00 - 19:30[50]
- 宮崎放送:月曜 18:00 - 18:30[51]
- 鹿児島テレビ:月曜 19:00 - 19:30[51]
- 沖縄テレビ:土曜 18:00 - 18:30[52]
劇場版
本作は『東映まんがまつり』内で、2本が上映されている。
- バビル2世(1973年3月17日公開)
- 第2話「恐怖の岩石巨人ゴーリキ」のブローアップ版。
- 同時上映は『パンダの大冒険』・『飛び出す人造人間キカイダー』・『仮面ライダーV3』・『マジンガーZ』・『ひみつのアッコちゃん』(第1作)の5本。
- バビル2世 赤ちゃんは超能力者(1973年7月18日公開)
- 第21話のブローアップ版。
- 同時上映は『マジンガーZ対デビルマン』・『仮面ライダーV3対デストロン怪人』・『ロボット刑事』・『キカイダー01』・『魔法使いサリー』(第1作)の5本。
備考
- サブタイトルのBGMは後年、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)の「タケちゃんマン」のオープニングに使用された。
- 90年代まで多くの地上波で再放送されたほかVHSの販売も行われた。後述の通り、DVDの販売のほか東映アニメーションミュージアムチャンネル[53]、GYAO![54]、Amazon Prime Video[55]などで動画配信が行われているほか、CS放送の東映チャンネルでも2022年3月7日より毎週月曜8:00に2話まとめて再放送される[56]。同局では過去にも繰り返し再放送されている。
前後番組
NET系列 月曜19:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
バビル2世
(1973年1月1日 - 9月24日) |
2001年版
2001年10月5日から12月28日までテレビ東京の深夜アニメ枠で放送された。全13話。主人公の浩一の苗字が神谷に変更され、病院経営者である古見泰造に遠縁の子という名目で育てられたという設定になっている。原作をベースとしているが、オリジナル要素が強い一作となっている。2002年2月22日から7月26日にかけて、テレビ東京メディアネットよりDVDが全6巻で発売。
声の出演(2001年版)
- 神谷 浩一(バビル2世) - 鈴村健一
- ロデム - 堀内賢雄
- 佐伯 玲香 - 雪乃五月
- ヨミ - 麦人
- レオン(穂村 光) - 森久保祥太郎
- フェレス(桐島 涼子) - 日野由利加
- 古見 由美子 - 菊地祥子
- 古見 泰造、デニス - 中田雅之
- ウル - 紗ゆり
- 郷田 剛、バラン - 斉藤瑞樹
- 沢木 登 - 成瀬誠
- バビル1世 - 石丸博也
- ゴーレム - 木村雅史
- リサ - 岡村明美
- ロイ - 成田剣
- ムルガ - 北川勝博
- エンキ - 中田和宏
- メイリン - 堀江由衣
- チェン - 室井晃
- アイラ - 渡辺明乃
- ムライ - 入江崇史
- マサキ - 長克巳
スタッフ(2001年版)
- 監督 - 牛草健
- キャラクターデザイン - 嶋津郁雄
- 美術監督 - 阿部泰三郎
- 撮影監督 - 馬場健
- 音響監督 - 高橋秀雄
- 音楽プロデューサー - 折本雄一
- プロデューサー - 並木俊治、今井朝幸、岡川晃基、松土隆二
- アニメーション制作 - ベガエンタテイメント
- 製作協力 - AT-X、アミューズピクチャーズ
- 製作 - テレビ東京メディアネット、円谷映像、ベガエンタテイメント
主題歌(2001年版)
- オープニングテーマ - 「Never Die」
- 作詞・作曲・歌 - Lapis Lazuli
- エンディングテーマ - 「landscape」
- 作詞・作曲 - 上田起士 / 歌 - etre
各話リスト(2001年版)
話 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 選ばれし少年 | 増田貴彦 | 牛草健 | 嶋津郁雄 | 2001年 10月5日 | |
2 | 大いなる遺産 | 釘宮洋 | 吉田俊司 | 佐藤真二 | 10月12日 | |
3 | 暴走する悪意 | 鹿島典夫 | 宮田奈保美 | 10月19日 | ||
4 | 新たなる覚醒 | 鈴木卓夫 | 真野玲 | 青井清年 | 10月26日 | |
5 | ポセイドン発動! | 荒木憲一 | 石山タカ明 | 三宅網太郎 | 嶋津郁雄 | 11月2日 |
6 | 絶望の街 | 増田貴彦 | 嶋津奔 | 太田博光 | 長森佳容 | 11月9日 |
7 | バベルの塔攻防戦 | 荒木憲一 | 岡尾貴洋 | 岡村正弘 | 11月16日 | |
8 | 激突! バビル2世対ヨミ | 増田貴彦 | 寺本幸代 | 桜井木ノ実 | 11月23日 | |
9 | 禁断の最終兵器 | 嶋津奔 | 吉田俊司 | 嶋津郁雄 | 11月30日 | |
10 | 密林の悪魔 | 青木新一郎 | 桑原周絵 | 12月7日 | ||
11 | 邪神復活 | 荒木憲一 | 鹿島典夫 | 三宅網太郎 | 服部益実 | 12月14日 |
12 | 崩壊! バベルの塔 | 増田貴彦 | 桃瀬まりも | 寺本幸代 | 桜井木ノ実 | 12月21日 |
13 | 五千年の願い | 嶋津奔 | 牛草健 | 嶋津郁雄 | 12月28日 |
テレビ東京 金曜27:10枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
コスモウォーリアー零
(2001年7月6日 - 9月28日) |
バビル2世
(2001年10月5日 - 12月28日) |
フィギュア17 つばさ&ヒカル
(2002年1月11日 - 3月29日) |
注釈
- ^ 初期に矢田が演じた際は普通の淡々とした声音であったが、中盤以降のカン高い声はウルトラセブンで演じたゴーロン星人に近いものであった。
- ^ 『マジンガーZ』のパイルダー号のような小型ジェット機。本編ではバビル2世号、またはバビルカーと呼称。27話で墜落大破した後、自己修復能力でグレートマジンガーのブレーンコンドルに似た機首の尖った機体として再生している。
- ^ ただし部下を見殺しにする羽目になった場合には後味の悪い表情をする場合も多く、被害を抑えるためにバビル諸共攻撃せざるを得なくなった部下を攻撃せずに済んだ時には安心から油断を見せてしまったこともある。
- ^ 第6話でヨミの部下に化けた際、正体がばれてヨミに電撃を浴びせられた時は、原作同様に不定形生命体の姿になって捕まる描写はあったが、どのような形で囚われていたかは不明で、解放後は黒豹の姿でバビル2世と共に脱出している。
- ^ ただし4番の歌詞では「衝撃波」と歌われている。無料歌詞検索サイトUtaTenの歌詞を参照
- ^ しもべたちはアメリカ政府により基地に閉じ込められ、終盤、浩一により解放されるが、その際に基地の一部を破壊したのみで全く活躍していない。そのため超能力者どうしのバトルが中心の展開となっているが、これは編集部の要望によるものであった。また、ヨミも最終回に復活した姿で登場するが、浩一に撃たれ生死は不明となっている。
- ^ 実際には平井和正・石森章太郎の『幻魔大戦』が先行作品(発表は1967年)である。
- ^ 商業作品に限らなければ聖悠紀の『超人ロック』や関あきらの『スターシマック』が先行する。『バビル2世』の発表当時は両人ともプロデビュー前で、両作とも同人作品であるため一般的な知名度は低かったが、SF漫画ファンによる作品への評価は総じて高く、聖が東京に、関が大阪に拠点を置いていたことから、「西のシマック、東のロック」と称される人気作品であった。
- ^ a b 作詞者名はコロムビアレコードにおける表記に基づく。詳細は“正副主題歌の作詞家の表記(東映一・東映二・菊池俊輔)について”の項を参照のこと。
- ^ OPテロップでは「水木一郎」の単独表記であり、「コロムビアゆりかご会」はクレジットされていない。
- ^ LD『バビル2世』VOL.1と2の副音声には音声特典としてBGMが6ミリテープからノーカット収録されているが、VOL.1ジャケット掲載の「BGMリスト」には、コーラスありの主題歌が(TVサイズ・フルサイズとも)未収録であることに関して「主題歌録音時はボーカルのみでコーラスの予定が無く、コロムビアゆりかご会のバックコーラスは後日録られたことから、東映動画に残されているBGMのテープにはコーラスありのオープニングが存在しない」と断り書きされている[9]。
- ^ これについて、『テレビオリジナルBGMコレクション バビル2世』[11]には、実際に使用されたTVサイズ(コーラスありヴァージョン)ではなく、TV未使用のソロ・ヴァージョンが収録されていたことを踏まえ、“BGM集の復刻にあたって「TV用主題歌(いわゆるTVサイズのこと)」のコーラスありヴァージョンを収録する予定だったのだが、テープが発見できなかったため、代わりにコーラスなしヴァージョンのフルサイズを収録することになった”という事情がライナーノートに記されている[12]。なお、所在が不明であったコーラスありヴァージョンのTVサイズは、その後TVサイズ集の各種CDにて収録が実現している[13][14][15]。
- ^ 東映アニメーションの公式サイトでも“東映一”である[18]。
- ^ 1973年3月時点でのコロムビアレコードの、オムニバス・アルバム[28]やミニアルバム[29]での記載は、OP・EDとも作詞はまだ“東映二”のままであり、いつからEDの作詞が“菊池俊輔”表記に変更となったのか、正確な時期ははっきりしない。
出典
- ^ a b c d e 「図説」、横山光輝『バビル2世《オリジナル版》』第1巻、復刊ドットコム、2019年3月20日発行、347頁。
- ^ a b c 「図説」、横山光輝『バビル2世《オリジナル版》』第2巻、復刊ドットコム、2019年5月24日発行、348頁。
- ^ a b 「図説」、横山光輝『バビル2世《オリジナル版》』第5巻、復刊ドットコム、2019年11月20日発行、363頁。
- ^ a b c 「図説」、横山光輝『バビル2世《オリジナル版》』第6巻、復刊ドットコム、2020年1月24日発行、363頁。
- ^ a b c d 「図説」、横山光輝『バビル2世《オリジナル版》』第8巻、復刊ドットコム、2020年1月24日発行、345頁。
- ^ 横山光輝『バビル2世《オリジナル版》』第7巻、復刊ドットコム、2020年3月20日発行、370頁。
- ^ 『横山光輝グッズコレクション』(講談社刊・2002年8月発行)参照。
- ^ “デビュー50周年水木一郎 アニキのオタケビ半生”. zakzak夕刊フジ. 産経デジタル (2018年10月30日). 2023年8月16日閲覧。
- ^ 2枚組LD『バビル2世 VOL.1』東映ビデオ株式会社、LSTD01146、1994年7月21日、見開きジャケット左ページ。
- ^ CD『EVER GREEN SERIES アニメーションヒーロー バビル2世』日本コロムビア、COCC-10143、1992年8月21日、track-17「バビル2世(レコードサイズ、コーラスなし)」。
- ^ a b 30cmLP『テレビオリジナルBGMコレクション バビル2世』日本コロムビア、CX-7029、1981年8月25日(2003年9月25日にANIMEX1200シリーズ[24]『テレビオリジナルBGMコレクション バビル2世』COCC-72024として復刻CD化)。
- ^ CD『EVER GREEN SERIES アニメーションヒーロー バビル2世』日本コロムビア、COCC-10143、1992年8月21日、ブックレットp14。
- ^ CD『TVサイズ!テレビまんが主題歌のあゆみ 2』日本コロムビア、COCX-31668、2001年12月21日。
- ^ CD『TVサイズ!スーパーヒーロー主題歌集』日本コロムビア、COCX-31708、2002年1月19日。
- ^ CD『TVサイズ!東映アニメーション主題歌集1』日本コロムビア、COCX-33831、2006年7月26日。
- ^ 2枚組CD『水木一郎 BEST&BEST(ICHIRO MIZUKI Best&Best)』日本コロムビア、COCC-12811→12、1995年8月19日。
- ^ 甦る!東映アニメアンソロジー05『デビルマン&バビル2世』毎日コミュニケーションズ、2005年6月20日、ISBN 4-8399-1812-0、2、50-51頁「オープニング&エンディング」。
- ^ “東映アニメーション 作品ラインナップ「バビル2世」主題歌/挿入歌”. 東映アニメーション. 東映アニメーション. 2023年10月21日閲覧。
- ^ シングルレコード『テレビ漫画 バビル2世から バビル2世/正義の超能力少年』日本コロムビア、SCS-512、1973年1月。
- ^ 徳間書店刊『アニメージュ増刊 ロマンアルバム(27) バビル2世』1979年12月30日発行、86-87頁。
- ^ ソノシート『ソノラマエース・パピイシリーズ バビル2世』朝日ソノラマ、APM-4034、1972年12月25日(1973年3月6日再販)。
- ^ シングルレコード『ファンファンレコード バビル2世』日本コロムビア、CK-506、1978年4月。
- ^ a b 30cmLP『バビル2世』日本コロムビア、CS-7086、1978年12月(『テレビアニメーション・ドラマシリーズ バビル2世』COCC-12397として1995年3月1日に復刻CD化)。
- ^ 30cmLP『ANIME SOUND MEMORIAL バビル2世』日本コロムビア、CX-7187、1984年10月。
- ^ CD『EVER GREEN SERIES アニメーションヒーロー バビル2世』日本コロムビア、COCC-10143、1992年8月21日。
- ^ 2枚組CD『続・テレビまんが主題歌のあゆみ』日本コロムビア、56CC-1633→34、1987年6月21日。
- ^ 2枚組CD『続・テレビまんが懐かしのB面コレクション』日本コロムビア、56CC-2576→77、1988年9月1日。
- ^ 30cmLP『ゴールデンテレビまんが大行進11』日本コロムビア、KX-21、1973年3月。
- ^ 4曲入りEP『テレビまんがヒットシリーズ バビル2世 ファイヤーマン』日本コロムビア、C-522、1973年3月。
- ^ 2枚組LD『バビル2世 VOL.2』東映ビデオ株式会社、LSTD01160、1994年9月21日、見開きジャケット左ページ。
- ^ a b c 甦る!東映アニメアンソロジー05『デビルマン&バビル2世』毎日コミュニケーションズ、2005年6月20日、ISBN 4-8399-1812-0、「スペシャルインタビュー 企画 斎藤侑」82-83頁。
- ^ 『バビル2世 DVD-BOX』ジェネオンエンタテインメント、GNBA-9003、2004年3月21日(2007年11月21日に廉価版がGNBA-5501として再発売)、SPECIAL BOOKLET p5-7「Interview 企画 斎藤侑」。
- ^ シングルレコード『愛はまぼろし』日本コロムビア、CK-519、1978年12月。
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1973年(昭和48年)9月、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1973年1月26日 - 9月7日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1973年3月23日 - 12月29日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1973年4月25日 - 9月6日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1973年3月4日 - 12月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1973年1月1日 - 9月24日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1973年1月1日 - 9月24日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『新潟日報』1973年7月テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1973年7月9日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1973年6月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『信濃毎日新聞』1973年9月11日付朝刊、テレビ欄
- ^ 『中日新聞』1973年7月テレビ欄。
- ^ 『京都新聞』1973年7月テレビ欄。
- ^ a b c 『山陽新聞』1973年6月テレビ欄。
- ^ 『愛媛新聞』1973年6月テレビ欄。
- ^ a b 『熊本日日新聞』1974年3月テレビ欄。
- ^ 『大分合同新聞』1973年7月テレビ欄。
- ^ a b 『南日本新聞』1973年5月7日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『沖縄タイムス』1973年10月テレビ欄。
- ^ (日本語) 【公式】バビル2世 第1話「五千年前からの使者」 <1970年代アニメ> 2022年3月6日閲覧。
- ^ “バビルII世 | アニメ | GYAO!ストア”. GYAO!. 2022年3月6日閲覧。
- ^ “Amazon.co.jp: バビル2世を観る | Prime Video”. www.amazon.co.jp. 2022年3月6日閲覧。
- ^ “東映チャンネル | バビル2世 3月7日(月) 放送スタート!毎週(月)8:00~9:00”. 東映チャンネル. 2022年3月6日閲覧。
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