陶 器とは? わかりやすく解説

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とう‐き〔タウ‐〕【陶器】

読み方:とうき

陶磁器のうち、素地(きじ)の焼き締まり中程度吸水性があり、釉(うわぐすり)を施した非透光性のもの。土器よりもかたいが、磁器くらべてやわらかい。

陶磁器類の総称焼き物せともの


すえ‐き〔すゑ‐〕【須恵器/陶器】


陶器 (とうき)

粘土材料にした焼き物で、表面釉薬ゆうやく]をかけて焼くため、表面ガラス化し、がもれにくくなっています。

関連項目

陶器

読み方:とうき

広くやきもの一般を陶器ともいいますが、狭義には磁器せっ器対し、1,000前後のやや低い火度焼いた素地吸水性のあるやきものです。

陶器

読み方トウキ

粘土や土を原料硬化あるいは焼固させて作った器物総称

陶器

読み方:とぎー

  1. 同上(※「とく」参照)。〔朝鮮人隠語
  2. 賭博用器具を云ふ。

分類 朝鮮人

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陶器

読み方
陶器すえ
陶器とうき

陶磁器

(陶 器 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 02:12 UTC 版)

陶磁器(とうじき、英語: pottery and porcelain)は、粘土長石ケイ石などを主原料にした焼き物(やきもの)の総称[1]セラミックスの一種。


注釈

  1. ^ 装身具や室内装飾品など。
  2. ^ 矢部良明編『角川日本陶磁大辞典』(角川書店、2002)の「炻器」の項による。

出典

  1. ^ 「陶磁器」『世界史事典』(三訂版)旺文社、200-10。ISBN 4-01-035314-7 
  2. ^ 『やきもの見方・見分け方百科 伝統技法の色・文様・形・逸品の選び方、楽しみ方』竹内順一 監修、主婦と生活社〈主婦と生活・生活シリーズ〉、1996年8月、170頁。ISBN 4-391-60597-X 
  3. ^ a b c d e f g h i 素木洋一「セラミック外論(1)」『窯業協會誌』第68巻第773号、日本セラミックス協会、C160-C165、doi:10.2109/jcersj1950.68.773_C160 
  4. ^ a b c d 古賀直樹「陶磁器素地の高強度化と衛生陶器への応用」『Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan』第7巻第285号、無機マテリアル学会、143-148頁、doi:10.11451/mukimate2000.7.143 
  5. ^ 佐々木 1991, p. 15.
  6. ^ 陶磁ネットワーク発足 全国の6館連携-佐賀新聞ニュース/The Saga Shimbun 佐賀のニュース”. www.saga-s.co.jp (2008年5月25日). 2016年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月11日閲覧。
  7. ^ 「鉛のとける陶磁器 三社に回収命令」『朝日新聞』、1970年11月17日、朝刊、12版、22面。
  8. ^ 商品テスト報告 No.37 陶磁器食器』高知県立消費生活センター、2002年6月https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/141602/files/2009032600347/2009032600347_www_pref_kochi_lg_jp_uploaded_attachment_4900.pdf2023年7月8日閲覧 


「陶磁器」の続きの解説一覧

陶器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 09:35 UTC 版)

ナスル朝」の記事における「陶器」の解説

イベリア半島へのラスター彩陶器の作陶技法伝わった時期明確にはなっていないものの、12世紀には半島北東部工房存在したとの記録があり、ナスル朝期の作陶中心地マラガであったナスル朝以降ラスター彩陶器は製作され続けていて、この時期には成分の多い顔料使われており、赤味の多いものとなっている。 この時期有名なものとしては、「アルハンブラの壺」といわれる1mを超える高さのラスター彩の壺がある。この壺は完形品で現存しているものが10点しかなく、その特徴は、長い頸部平たく羽を広げたような把手全体施されラスター彩色があげられる。この壺の大きさ形状技術水準の高さから、実用ではなく装飾用に特定の工房製作されたものと推測されている。 ラスター彩陶器は、1492年ナスル朝滅亡後イベリア半島とどまったモリスコ陶工により作陶続けられ、イスパノ・モレスク陶器(英語版)と呼ばれたアルハンブラ宮殿装飾に、マラガ製作されとされる陶器のアリカタド(モザイクタイル)が使用され、その色彩文様構成一定の色とパターン反復全体広げるのであるまた、1枚タイルとしては世界最大思われるラスター彩装飾タイル銘文ユースフ3世捧げる賛歌がある)がアルバイシンの丘で発見されている。 スペイン国立考古学博物館所蔵アルハンブラの壺」14-15世紀 スペイン・イスラム美術館所蔵アルハンブラの壺」のガゼル文様 星形タイル、アリカタド技法

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陶器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 15:58 UTC 版)

長崎県指定文化財一覧」の記事における「陶器」の解説

2001年時点で、陶磁器国指定文化財はない。 名称位置指定日解青磁陽刻牡丹唐草文瓶 対馬市厳原町豆酘 多久神社 2006年3月3日 14世紀前半元朝作成されたと推定される青磁瓶。対馬渡ってきた経緯不明。名のとおり、首に3輪・胴に6輪の牡丹貼り付けられ唐草文様結ばれている。口には10本の圏線、底には29本の蓮弁文が刻まれ装飾性富んでいる。 聖母宮茶壺 壱岐市勝本町坂本触 聖母宮 1972年2月4日 天正20年1592年)、聖母宮寄進され古唐津茶壷。胴の銘文には亀岡城日高喜の号「喜斎」と元岡修理花押刻まれている。口が少し欠けている。たたき成型内側青海波文がある。流し釉の黒唐津として珍重される

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陶器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:32 UTC 版)

陶磁器」の記事における「陶器」の解説

カオリナイトカオリン)やモンモリロナイト多く含んだ粘土原料とし、窯で11001300°Cの温度焼いたもの。釉薬用いる。透光性はないが、吸水性がある。厚手重く叩いたときの音も鈍い。粗陶器精陶器分けられる

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陶器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/08 08:43 UTC 版)

ヴァロリス」の記事における「陶器」の解説

歴史節でも触れたようにヴァロリスでは古くから陶器を製作していたが、一時衰退し存亡の危機にあった転機1947年、この地でマドゥーラ窯を主宰していた陶芸家ピカソとの出会いであったピカソがこのマドゥーラ窯で陶器を制作し1948年11月より翌年にかけてパリにおいて陶器の展覧会開いた。この展覧会好評を得、ヴァロリスへの観光客一気増加したという。なお、このマドゥーラ窯はその後ピカソ作品レプリカを製作・販売する権利有している。 1950年フランス文化使節招きにより、日本陶芸界が展覧会現代日本陶芸展』をフランスパリ開いた。元々はフランスだけでなく他の国巡回し開催するはずの展覧会であったが、その予定とりやめ翌年1951年ヴァロリスで行うことになった。これにはピカソ影響があったといい、ヴァロリスでの展覧会では同時にピカソによる作品40点も展示された。日本からは北大路魯山人などの作品出品され好評価得たまた、出品作品のうちいくつか舩木道忠加藤唐九郎などによる作品)はヴァロリス美術館寄贈された。このような縁があって、北大路魯山人加藤唐九郎などは後年、またそれ以降ヴァロリスはしばし日本から陶芸家訪れ土地となっている。 1968年、『ヴァロリス国際陶芸ビエンナーレ』が始まった。これは2012年現在開催されており、日本からも作品出品されている。 ヴァロリス製作された陶器は現地土産物屋のみならずカンヌニースへも輸送され販売される。レマンソー通りというヴァロリスメイン・ストリートには多く専門店立ち並んでおり、多彩な陶器を見つけることができる。

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陶器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:37 UTC 版)

安土桃山時代」の記事における「陶器」の解説

楽焼 織部焼 朝鮮影響受けた陶磁器皮革武具豊臣秀吉唐入り文禄・慶長の役)した主力大名進軍駐屯中に大陸・半島での経済風俗調査で、朝鮮の工芸品を見い出し駐屯中に有償物資調達厚遇した。あまりの厚遇ため陶工などこれら技能集団日本への帰化切望し、各大名所領内での帰化居住許し一部重臣取り立てられ、各大名工芸品特産物として保護した有名なものは、伊万里焼佐賀県有田長崎県佐見三川内などで焼かれ肥前磁器総称鍋島直茂帰化許可した陶工発祥とする。 萩焼山口県萩市周辺焼かれる毛利輝元帰化許可した陶工発祥とする。 薩摩焼鹿児島県一帯焼かれる島津義弘帰化許可した陶工発祥とする。 上野焼あがのやき):福岡県田川郡福智町焼かれる細川忠興小倉藩となった際に、家臣にまで取り立てられ帰化陶工発祥とする。 高取焼福岡県直方市福岡市焼かれる皮革武具印伝 上州印伝軽くて丈夫でしなやかな特徴持っている大陸鹿革は、 秀吉唐入り後流行し、日本刀の柄、鎧兜などに利用されトンボ柄が有名である

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陶器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 01:57 UTC 版)

タラベラ・デ・ラ・レイナ」の記事における「陶器」の解説

フェリペ2世が城の壁を覆うタイルとしてタラベラ産のセラミック用いたことから、タラベラ・デ・ラ・レイナはその名が国際的に知られるようになったエル・エスコリアル修道院にもタラベラ産のセラミック使用されている。タラベラ・デ・ラ・レイナの別名は、「陶器のまち」(La Ciudad de la Cerámica)である。

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陶器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 04:41 UTC 版)

ジア」の記事における「陶器」の解説

ジア・プエブロの陶器は、白い背景描かれ植物と動物モチーフと共に幾何学的なデザイン構成されている。いくつかの陶器はジア鳥のシンボル描かれた薄い壁のある陶器である。

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陶器

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 12:28 UTC 版)

名詞

(とうき)

  1. 陶磁器のうち、吸水性・非透光性があるもの。土器より硬く磁器より柔らかい
  2. 陶磁器のこと。やきもの

「 陶器」の例文・使い方・用例・文例

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