三省堂 大辞林 |
そうしんぐ さうしん― 3 【装身具】
物語要素事典 |
装身具
★1a.姦通の証拠となる装身具。性交の際、装身具をはずす・忘れるなどして、それが夫などの手に入る。
『鸚鵡七十話』第24話 グナガウラヴァの妻アナンガセーナーが情夫と寝た時、足環が音を立てたので、彼女は足環をはずす。舅がこれを見て、不義の証拠に足環を持ち去る。アナンガセーナーは夫グナガウラヴァに「先日お父様が足環を取った」と訴え、夫は「父はお前が気に入らないんだ」と言う。翌朝、舅が、嫁の不義の証拠として足環を示すが、グナガウラヴァは父の言葉を信じない。
『カター・サリット・サーガラ』「ナラヴァーハナダッタ王子の誕生」1・挿話1 デーヴァダッタ王子は商人の娘を妻とする。妻が実家に帰っている間に政変が起き、王子は身をやつして亡命する。その途中、王子は妻と出会うが、妻は気づかず、慈善院の男と姦通し、激しく抱き合ったため耳飾りを落とす。王子は耳飾りを拾って舅に送り届ける。妻は不行跡がばれたと知り、恥じて死ぬ。
『日本書紀』巻12履中天皇即位前紀 住吉仲皇子が、履中天皇の名をかたって黒媛のもとへ行き、犯す。その夜、彼は手に巻いていた鈴を忘れて帰る。翌晩、履中天皇本人が黒媛を訪れ、床で音をたてた鈴を怪しんで、仲皇子の悪事を知る。
★1b.姦通の証拠となる装身具。夫が妻に贈った装身具を、妻が愛人に与える。
『三銃士』(デュマ) ルイ十三世が妃アンヌの誕生祝に贈ったダイヤの胸飾りを、アンヌは愛人バッキンガム公に与える。ルイ十三世は、舞踏会に胸飾りをつけて出るようアンヌに命ずるので、ダルタニャンがロンドンのバッキンガム公の所へ胸飾りを取りに行く。しかし枢機卿の配下ミレディが、アンヌを陥れるべく、十二あったダイヤのうち二個を盗んでしまう。バッキンガム公は、そっくりのダイヤ二個を細工師に作らせ、アンヌは十二のダイヤが輝く胸飾りをつけて舞踏会に出、窮地を脱する。
『日本書紀』巻14雄略天皇14年4月 雄略天皇(=大泊瀬皇子)が根使主を引見した時、皇后(=幡梭皇女)は根使主の髪飾りを見て、「あれは昔、亡き兄が安康天皇に奉ったはずの押木珠縵(おしきのたまかづら)だ。それゆえ、根使主に疑いを抱いてしまった」と言って泣く。雄略天皇は事情をただし、十四年前に根使主が犯した悪事を知る→〔仲介者〕3。
『長恨伝』(陳鴻) 玄宗皇帝の命令で、方士が楊貴妃の亡魂を求めて、東海の仙山に到る。楊貴妃は、金のかんざしと小箱をそれぞれ半分に割って方士に渡し、玄宗皇帝への言づてをする。その言葉と品物とを、楊貴妃に対面した証拠として、方士は玄宗皇帝に復命する。
*→〔霊〕11の『狗張子』巻1-6「北条甚五郎出家、附冥途物語のこと」。
『ラーマーヤナ』第5巻「美の巻」 猿のハヌーマンがランカー島へ飛んで、ラーマの妻シータと対面する。ハヌーマンは、ラーマに復命するに際して、確かにシータに会ったことを示す証拠の品を請い、シータは髪飾りをハヌーマンに託す。ラーマは「これは婚姻の時、シータの父王が彼女に贈った髪飾りだ」と言って泣く。
ウィキペディア |
装身具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/23 19:30 UTC 版)
装身具(そうしんぐ)とは、指輪やネックレス、ペンダント、イヤリングなど、衣類と合わせて身を飾るための工芸品である。
|
||||||||||||||
- 1 装身具とは
- 2 装身具の概要
- 3 主なジュエリー・ブランド
- 4 関連項目
装身具に関連した本
- 朝鮮王朝の衣装と装身具 原田 美佳 淡交社
- ジュエリーの歩み100年―近代日本の装身具一八五〇‐一九五〇 関 昭郎 美術出版社
- カラー版 日本装身具史―ジュエリーとアクセサリーの歩み 露木 宏 美術出版社
装身具に関係した商品
- 晴れの装身具!ビジネス界で活躍する凛とした男性を演出する結納返しあこや真珠9.0ミリ・晴れの装身具【三笠】速水真珠(花珠)あこや真珠宝飾店
- 【送料無料】朝鮮王朝の衣装と装身具楽天ブックス
- 晴れの装身具!ビジネス界で活躍する凛とした男性を演出する結納返しあこや真珠9.0ミリ・晴れの装身具【大和】速水真珠(花珠)あこや真珠宝飾店