磁器とは? わかりやすく解説

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じ‐き【磁器】

読み方:じき

素地(きじ)のガラス質磁化して半透明となり、吸水性のない硬質焼き物陶器より高火度焼かれ、たたくと金属的な音がする。中国創製され、日本では江戸初期有田焼に始まる。→陶磁器


磁器

生地陶器より高温焼いており、硬さ透明感特徴

磁器 (じき)

ではなく、石の粉を原料にして形を作り釉薬ゆうやく]をかけて焼いた器です。表面内部ともにガラス化しています。

関連項目

磁器

読み方ジキ

陶器より高温焼成、完全に熔化し、生地着色前なら白色、またはそれに準ずる色で、よく焼締まり硬度堅くガラス質化し施釉前でも生地緻密で不吸水性があり、僅かな透光性があり、軽く叩けば澄んだ清音発する食卓用器美術装飾品は「chinaチャイナ)」というのが普通。磁器は大きく分けて次の種類がある。(1)硬磁SK13-16(1380-1460度)で焼成(2)軟磁器SK8-12(1250-1350度)で焼成

磁器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 01:30 UTC 版)

磁器(じき、: porcelain、ポーセリン)とは、高温焼成されて吸水性がなく、叩いた時に金属音を発する陶磁器の一種[1]




「磁器」の続きの解説一覧

磁器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:38 UTC 版)

李氏朝鮮」の記事における「磁器」の解説

陶磁器では、前代高麗青磁比して華麗さでは見劣りする優美さをもつ李朝白磁呼ばれる磁器が知られるが、それに至る過渡期のものとして14世紀後半誕生した粉青沙器がある。李朝時代白磁尊ばれたのは朱子学で白が高貴な気高い色とされているためであるが、その白を求め過程粉引粉吹)が生み出された。粉引とは、赤土成形され素地化粧土という泥を塗って白化粧施しその上に透明の釉薬をかけ焼成する陶磁器である。李朝粉引日本では三島として知られる。この粉青沙器16世紀末には廃れその後李朝磁器の主流15世紀前半から生産軌道に乗り始めた白磁へと移った白磁17世紀後半から18世紀にかけて青花全盛期迎える。 他に、絵画同様、鉄絵の具で力強い文様描かれ民窯鉄砂焼き物や、釜山倭館窯で日本からの注文焼かれ高麗茶碗がある。李朝陶磁器コバルト顔料辰砂釉、鉄絵の具での彩色とどまり、明や日本のような錦手金襴手英語版)と呼ばれる豪奢な色絵磁器生み出されることはなかった。これは、儒教道徳名目とした職人階級対する非常に厳し差別があったためだが、白磁職人の手通じ堅実な発展をみせ、日本陶磁器にも大きな影響与えた

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磁器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:32 UTC 版)

陶磁器」の記事における「磁器」の解説

詳細は「磁器」を参照 磁器は半透光性で、吸水性殆どないまた、陶磁器の中では最も硬く軽く弾くと金属音がする。粘土質物や石英長石陶土原料として1300°C程度焼成するが、焼成温度原料によって軟質磁器硬質磁器分けられる

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磁器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 10:16 UTC 版)

「がいし」の記事における「磁器」の解説

絶縁性能、強度とも優れており最も広く使われている。石英ムライト主成分とする長石質磁器が最も一般的である。日本製のものはクリストバライト多く含み高い強度有する。特に高い強度求められる用途にはコランダムを含むものが用いられる表面を覆う釉薬長石ガラスである。

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磁器

出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 00:23 UTC 版)

名詞

 (じき)

  1. 半透明白色ガラス質硬い焼き物

発音(?)

じ↘き

関連語

翻訳


「磁器」の例文・使い方・用例・文例

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