邪悪龍(じゃあくりゅう)
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「神龍 (ドラゴンボール)」の記事における「邪悪龍(じゃあくりゅう)」の解説
ドラゴンボールを1度使うと、膨大なマイナスエネルギーがドラゴンボールに蓄積され、それを浄化するのに100年程度の時を要する。しかしブルマが作ったドラゴンレーダーで探せるようになったため、悟空らが地球のドラゴンボールを短期間に幾度も使ったり、デンデが願いの数を3つに増やす形で出力をアップさせた結果、この期間に原作の分だけでも10種類の願いを叶えており、その溜まったマイナスエネルギーによってドラゴンボールにヒビが入り、神龍が邪悪龍へと変貌。ドラゴンボールひとつひとつに邪悪な生命体が宿り、悟空らと対峙することになった。悟空たちは知らなかったが、老界王神はそれを知っていたらしく、ブウとの戦闘中に願いを叶える話になった時は心配していた。 全銀河の破壊を目的としている。破壊というマイナス指向の野望を持ってしまったのは、マイナスエネルギーから誕生したためとも考えられるとのこと。ミスター・ポポによると邪悪龍は過去にも、ある惑星に出現したことがあり、その際には周辺の銀河を破壊しまくった。元々ドラゴンボールは大自然の流れを変え、不可能を可能にするアイテムであるため、ドラゴンボールから生まれた邪悪龍も電気、空気、熱といった自然の力を操れる。 なお、黒煙の龍以外の新キャストは『ドラゴンボールZ 超究極武闘伝』で公表された。 黒煙の龍(こくえんのりゅう) 声 - 郷里大輔、稲田徹(ドラゴンボールヒーローズ) マイナスエネルギーが溜まりヒビが入った地球のドラゴンボールから出現した、マイナスエネルギーの集合体。願いを叶えようと悟空が呼び出したのをきっかけとして、稲光や地震と共にドラゴンボールのヒビから吹き出た青い煙の中から、邪悪な気を放ち、低い雄たけびと不気味な笑いを発しながら現れた。神龍と思い込み、願いを叶えてくれと言う悟空たちを無視し、分裂して世界中に7体の邪悪龍を放った。葉巻を吸っている。 『GT』本編の出番は1度のみだが、『ドラゴンボールヒーローズ』のスペシャルムービーでは邪悪龍に分裂した後も存在し続けており、フリーザやセル、ブロリーなど歴代の悪役を呼び寄せる、ブロリーを超サイヤ人4にパワーアップさせる、ピラフの願いで究極神龍の時と同様に悟空を子供の姿にさせるなど巨大な力を持ち、黒幕のような存在となっている。 一星龍(イーシンロン) 声 - 柴田秀勝 フリーザ一味に殺された者を生き返らせた時のマイナスエネルギーから生まれた邪悪龍。邪悪龍の頂点に君臨する存在で、『ドラゴンボールGT』における最強の敵。一星球が額に付いているほか、背中と肘と膝に複数の黒く太い棘を持ち、伸ばして背後の敵を串刺しにすることも可能。 他の邪悪龍とは一線を画する絶対的な戦闘力を誇り、完全に消滅しない限り何度でも復活できる。冷酷無慈悲で、仲間である邪悪龍を含めた自身以外の全ての者を見下した「傲慢」「尊大」といった言葉を絵に描いたような性格。その反面、強敵に出会うと狼狽する。必殺技はエネルギーの弾を連続発射する「秒殺魔光弾」。 初登場時には敗色濃厚となった四星龍を不意打ちで殺害。そのまま悟空との戦いとなる。当初は10倍かめはめ波も通用しない強さで超サイヤ人4の悟空を圧倒(ただし、この時の悟空は三星龍の攻撃で視力を失っていた)。救援に駆けつけた悟飯たちからサイヤパワーをもらった悟空の反撃を受けるが、他の6個のドラゴンボールを取り込み「超一星龍」へと変身する。超一星龍(スーパーイーシンロン) パワーアップした悟空の10倍かめはめ波で消滅したかに見えた一星龍が、他の6個のドラゴンボールを取り込み自身の力にすることで、全ての邪悪龍の力を得た真の姿。外見は通常時とほぼ同じだが、胸部に一星球を中心に全てのドラゴンボールが付いている。 その戦闘力は本人いわく「10倍、もっとかもしれない」ほどに強化され、さらなる絶対的な力を得る。また、他の邪悪龍の技が使用可能となり、劇中では、三星龍の冷凍光線、四星龍の体温上昇、五星龍のドラゴンサンダーと再生能力、六星龍の烈風真空斬と旋風回転刃、七星龍の大地からのエネルギー波。また、劇中で明言されていないものの、四星龍の体を乗っ取るために七星龍の寄生らしき技も使っている。最強の必殺技は、全ドラゴンボールのマイナスエネルギーを集めた「マイナスエネルギーパワーボール」。 悟空を圧倒するが、悟空とベジータの超サイヤ人4同士のフュージョンによって誕生した超サイヤ人4ゴジータに逆転される。ゴジータのビッグバンかめはめ波によって他6個のドラゴンボールが分離するが何とか凌ぎ、すぐまた四星球以外の5個を吸収。更にはフュージョンが解けたことで再び優位に立つ。四星球無しでもフュージョンが解けた悟空とベジータを圧倒し、フュージョンを阻止した。その後、四星球から復活した四星龍の最大の技を、彼に寄生することで免れ、再び全てのドラゴンボールを取り込み、マイナスエネルギーパワーボールで悟空たちを翻弄。そしてマイナスエネルギーで破壊の限りを尽くしたが、瀕死状態から立ち上がった悟空が全宇宙の元気を集めたことでマイナスエネルギーは完全に消滅。ベジータの決死の覚悟により時間稼ぎを重ね、完成した悟空の超ウルトラ元気玉で跡形もなく粉砕された。 ゲームでの初登場は『ドラゴンボールZ3』から。殆どのゲームではこの形態のみ登場する事が多い。『ドラゴンボール ゼノバース』では魔神ドミグラの魔術により大猿ベビー、超17号と遭遇し仲間割れを起こすが、主人公と超4ゴジータの姿を認めると結託して襲い掛かる。その際はドラゴンボールに頼る主人公たちを「おろか者」と蔑み、これ以上頼ることは許さないと告げた。しかし(未来の)トランクスには「頼りすぎた」ことを肯定しつつも、ドラゴンボールのおかげで地球を守り抜いたことは確かだと言い返され、世界を壊させはしないと言い渡された。一星龍・ゼノ(イーシンロン ゼノ) 『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。超一星龍・ゼノ(スーパーイーシンロン ゼノ) 『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。 二星龍(リャンシンロン) 声 - 茶風林 桃白白に殺されたウパの父であるボラを生き返らせた時のマイナスエネルギーによって生まれた毒属性の邪悪龍。二星球は額に付いている。倒れてきた石で痛がるなど間抜けな性格で、本人は「邪悪龍最強」と称していたが、五星龍などの弁によると最弱という。必殺技は口から気弾を放つ「二星龍ドラゴン大振動」。 湖から霧状に発生する毒のマイナスエネルギーの力で、力を失った悟空とパンをいたぶる が、湖の底からの湧き水で復活した2人に敗れた。超二星龍(スーパーリャンシンロン) 『ドラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。二星龍・ゼノ(リャンシンロン ゼノ) 『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。 三星龍(サンシンロン) 声 - 塩沢兼人、置鮎龍太郎(『ドラゴンボールZ W爆烈IMPACT』以降) 地球人からブウに関する記憶を消した時のマイナスエネルギーによって生まれた氷属性の邪悪龍。三星球は右手に隠れており、本体とドラゴンボールが分離しても生存していられる。四星龍の兄で体色以外は同じ姿。初登場時は弟同様、青い膜で体を覆っていた。弟からは「兄貴」と呼ばれている。 一人称は「私」で、慇懃無礼な口調で話し、反面笑い方は非常に下品である。弟の四星龍とは正反対で、勝つためには手段を選ばない卑怯で残忍な性格。冷気を操り、目から冷凍光線を発射する。また、片手をキャノン砲の銃口のような形状にして強烈な冷気を放つ必殺技も持つ。パンや四星龍を盾にしたり、降参するフリをして悟空の目を傷つけるなど、卑怯な手を使い続けるが、悟空の怒りの龍拳で消滅した。 『ドラゴンボール ゼノバース』ではパンに襲いかかった際に救援に現れた主人公と戦闘。パンと協力した主人公に倒された。超三星龍(スーパーサンシンロン) 『ドラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。三星龍・ゼノ(サンシンロン ゼノ) 『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。 四星龍(スーシンロン) 声 - 山口健、増谷康紀(『ドラゴンボール ゼノバース』以降) 初代ピッコロ大魔王が永遠の若さを手に入れた時のマイナスエネルギーによって生まれた炎属性の邪悪龍。邪悪龍ではあるが性格は兄の三星龍とは正反対であり、卑怯なことを嫌い、正々堂々と悟空と戦う。三星龍の卑劣さに対しては「そこまで性根が腐り切っていたのか」と憤慨し、反発していたが、彼が悟空に倒された際はその死を憂いていた。一星龍に対しても「卑怯にも背後から私を撃ったお前をどうしても許せない」と憤慨していた。四星球は兄と同様、右手に隠れている。 一人称は当初「私」だったが、悟空との戦闘中から「俺」になる。上述の通り邪悪龍の中では良識派であり、悟空とは戦いを通じて一種の信頼関係を育んだ好敵手である。初登場時は熱を制御するために赤い膜で体を覆っていたが、悟空に促され黄金に輝く正体を表す。炎を操り、体を太陽の表面温度である6000℃まで高めることができ、超サイヤ人4の悟空やベジータを上回るスピードを誇る。 三星龍が敗れた後、戦いで目を傷つけられた悟空に再戦を約束し目薬を渡すが、突如現れた一星龍に「手負いの山猿一匹(悟空)倒せない情けない奴」として、悟空を庇って殺される。一星龍から四星球が離れた後に復活し、悟空が食べた時に発したプラスエネルギーで一星龍のマイナスエネルギーが消され、悟空と共に芝居をして一星龍を奇襲。しかし一星龍に寄生されて再び殺されてしまう。 必殺技は、熱エネルギーを凝縮させて放つ「バーストアタック」。獄炎のフィールドに敵を閉じ込め、そのフィールドを爆発させる究極の技「バーニングスピン」。四星龍自身は、四星球以外のドラゴンボールを取り込んでいる一星龍も倒す自信がある。閉じ込めた敵を炎の鎖で拘束することも可能で、四星龍自身はフィールド内にいても無事でいられる。また、レンズを作り出し光を集めて光線を放つこともできる。 脚本担当の前川淳は、ドラゴンボールを最終的な敵としたが、四星球だけは、ただの邪悪な球にしたくなかったとコメントしている。 『ドラゴンボール ゼノバース』に登場した際は悟空との一騎討ちを繰り広げ、倒されたことが語られた。 『ドラゴンボールヒーローズ ビクトリーミッション』では、バサークを依代にして力を与え、カギューと対決。バサークが敗北すると姿を現し、カギューとは自らの手で戦ってみたいと戦意を見せる。だが超サイヤ人4ブロリーの来襲により勝負の場は成り立たなくなってしまう。ブロリーから助けてくれたカギューを好敵手と任じ、力を貸すことに。そして自らの分身をブロリーに倒させることで死を偽装した。超四星龍(スーパースーシンロン) 『ドラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。四星龍・ゼノ(スーシンロン ゼノ) 『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。 五星龍(ウーシンロン) 声 - 鈴置洋孝、真殿光昭(『ドラゴンボールヒーローズ』以降) ラディッツとの戦いで戦死した悟空を生き返らせた時のマイナスエネルギーによって生まれた雷属性の邪悪龍。五星球は腹部に付いている。電気スライムを使役して街中の電気を吸い取っていた。かなり小柄で、自称「邪悪龍最強」。電気を操る力を持つが、通常状態の攻撃は悟空たちには少々ひるませる程度の効果しかない。しかし電気スライムをまとうことで、街全体を飲み込むほど巨大化する「合体スライムビルドアップ」という技を持ち、体は10倍かめはめ波を跳ね返すほどの弾力となる。必殺技は「ドラゴンサンダー」。 スライムで悟空とパンを捕らえ、最大電力で悟空とパンを死の寸前まで追い詰めるが、雨が降り出したことで全身の電気がショートし始める。慌てて電気スライムと分離しようとするが、電気スライムの量が多すぎたために間に合わず爆発し、自滅する。その後は負けを認めるフリをしてだまし討ちを狙うが、あえなく悟空のかめはめ波で消滅した。五星龍・ゼノ(ウーシンロン ゼノ) 『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。 六星龍(リュウシンロン) 声 - 大友龍三郎(龍)、勝生真沙子(乙姫) ウーロンがギャルのパンティーを出してもらう願いを叶えた時のマイナスエネルギーによって生まれた風属性の邪悪龍。普段は美しい乙姫の姿をしているが、本来は悪魔を彷彿させる青黒い翼を生やした龍のような姿である。なお、六星球は龍の姿では顎、乙姫の姿では額に付いている。 風と空気を操る力を持ち、「空裂気弾」「烈風真空斬」「旋風回転刃」などの風と空気を使った技を得意とする。その能力によって竜巻を発生させ、海中から巻き上げた魚を漁師たちに与えていた。そのため、彼は乙姫として崇められていたが、その影響で漁師たちが次第に堕落していくだけでなく、余って放置された魚が腐敗して周囲の環境を汚染し、さらに竜巻によって海鳥たちが負傷するなどといった災害を引き起こしていた。 一人称は「わらわ」で、語尾に「じゃ」をつけたり、姫らしい笑い声を上げたりするなど、姿を問わず女性らしい口調で話す。悟空が弾き飛ばされて全裸姿になった際にも、赤面して彼に服を着ることを許可するなど、女性らしい一面を見せた。また、ウーロンの下品でくだらない願いによって生まれたことにコンプレックスを感じており、悟空に「どの時のマイナスエネルギーによって生まれたか」を聞かれた際には答えるのを躊躇った挙句、「そんなことにドラゴンボールを使うな」と抗議しており、それに対して悟空も「確かにくだらねえや」と大笑いしていた。 相手の話や言葉を素直に聞き入れるなど、人の良い性格の持ち主であり、消滅する間際には自分の詰めの甘さを口惜しんでいた。 回転技をあっさりと悟空に真似されていたが、その実力で悟空を圧倒する。しかし、ある出来事でヒントを得て回転技の弱点を見破ったパンのかめはめ波で行動不能に陥った隙を突かれ、悟空のかめはめ波によって消滅した。超六星龍(スーパーリュウシンロン) 『ドラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。魔人誕生編のビビディの召喚キャラクターとしても登場する。六星龍・ゼノ(リュウシンロン ゼノ) 『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。 七星龍(チーシンロン) 声 - 青森伸 魔術師バビディにベジータが操られた際、ベジータに殺された天下一武道会の観客たちを生き返らせた時のマイナスエネルギーから生まれた地属性の邪悪龍。七星球は額に付いているが、他の邪悪龍とは異なりこちらが本体で、他の生物に寄生して体を乗っ取ったり、その能力をコピーすることができる。なお、寄生している間に受けたダメージは宿主が受けることになり、その状態で倒せば宿主も消滅してしまう。相手を油断させるためにマヌケな性格を装っており、本性は宿主の体を盾にして相手の攻撃を封じるなど、凶悪かつ狡猾である。自分の実力で戦おうとはせず、何かに寄生していなければ抵抗することもできない小心者であり、温厚篤実な悟空もパンを利用されたことで「殺すのも惜しくない」と激怒している。 初登場時はモグラに寄生 して地震で街を破壊していたが、悟空とパンによって自分のエネルギー波を足元に誘導されてあえなく自滅。しかしこれは悟空たちを油断させる罠であり、七星球を回収しに来たパンの隙をついて寄生し、「超七星龍」に変身して悟空に襲いかかる。超七星龍(スーパーチーシンロン) 七星球を回収しに来たパンの隙をついて寄生した姿。外見は巨大な二つの尾を持ったドラゴンで、右の角にパンのバンダナが巻かれている。パンを盾にして悟空を窮地に追い込むも、悟空にとどめを刺す前に体内のパンを自身の腹部から見せた時、油断していたためパンを体から引き離されてパワーダウンし、小さな真の姿を現す。直後に寄生しようとしたカラスにも、悟空が間に割って入ったことで逃げられる。苦し紛れに抵抗するも悟空には通じず、モグラや街の住民、パンの分を合わせた連続攻撃と、とどめのかめはめ波により消滅した。七星龍・ゼノ(チーシンロン ゼノ) 『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場する強化形態。
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邪悪龍
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「融合 (ドラゴンボール)」の記事における「邪悪龍」の解説
「神龍 (ドラゴンボール)」も参照 アニメ『ドラゴンボールGT』では、一星龍がドラゴンボールを口から飲み込むことで他の邪悪龍の力を吸収してパワーアップし、超一星龍となった。
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