近縁種などとは? わかりやすく解説

近縁種など

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エリデス・オドラツム」の記事における「近縁種など」の解説

近縁種としては A. quinquwvulnerum が本種ともっともよく似ており、本種の変種とする説もある。本種よりやや小型で、花の弁先は紫を帯びそれ以外部分には紫の細点を散らす。A. lawrenceae も本種の変種として扱われたことがあり、草丈1mに達し白地に鮮紫赤色乗せる花を多数つけ、本属中でもっとも美しい種とも言われる

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近縁種など

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コウモリシダ」の記事における「近縁種など」の解説

その独特の葉脈などから別属のコウモリシダ属とし、 Abacopteris triphylla とする説もあった。しかしヒメシダ属との間に後述のような交雑種出来る。 本種は3出複葉、あるいは側羽片が1対だけの羽状複葉と言ってもいいが、その形が基本的なのである。しかし本種にも側羽片が2対から4対出ることがある逆に羽片がない単葉に出る例もある。側羽片が多い型については変種としてホソバコウモリシダ var. parishii (bedd.) K.Iwatst. とする説もある。本種と同じような場所に出現し国外でヒマラヤ中国南部東南アジア台湾などから報告されている。 ごく近縁なものとしては次の2種がある。 T. liukiuensis (Christ et Matsum.) K. iwats. オオコウモリシダ:沖縄本島以南 T. simplex (Hook.) K. Iwats. ヒトツバコウモリシダ:トカラ列島以内 前者は側羽片複数あるもの。ホソバコウモリシダもその点で共通するが、この種では最大の側羽片中程のもので、その点、最下のそれが最大である本種の変種とは区別出来る。またこの種では葉身中軸上に無性芽生じることが多い。 後者基本的に単葉である。ただし時に基部近く左右に張り出したり、基部小さな羽片出して3出になる。その場合でも基部が心形になること、質や毛のあり方などで区別が付く。 更に以下のような雑種知られる。 T. ×insularis (K. Iwats.) エラブコウモリ:コウモリシダ雑種で、相手ケホシダとされる不明。他にホシダ、オオコウモリシダとの雑種とされるものが報告されている。

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近縁種など

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コゴメミズ」の記事における「近縁種など」の解説

日本にはミズ属の植物が本種以外に8種ほどあるが、大部分葉の形がずっと大きくて普通に木の葉形で鋸歯がある。鋸歯のない小さなを持つものとしてはコケミズ P. peploides がある。ただしこの種は卵円形葉柄葉身同じくらいの長さで、は横に広がらないなど、外見的にはかなり異なる。

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ミカワタヌキモ」の記事における「近縁種など」の解説

日本にはタヌキモ属11種ほどあるが、水中性のもの全てもっと水中葉細かく分かれて発達し、また花がもっと大きい。混同しそうなものはない。 オオバナイトタヌキモ U. gibba L.アジアヨーロッパアフリカ南北アメリカに渡る分布持ち日本には観賞用に持ち込まれた。大きな違いは花がずっと大きいことで、それ以外にはほとんど差がなく、本種をこの種と同じ、あるいはその亜種とするなどの扱いもある。ただ、日本在来のものとはその花の大きさにも不連続があるとして別種とする判断もある。日本には存在しなかったものであるが、現在は栽培から逸出し、野生状態で見られる例がある。

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ホソバカナワラビ」の記事における「近縁種など」の解説

カナワラビ類は多くの種があり、また自然雑種多く出現し判別難しいことで知られるカナワラビの名は鉄蕨がとても硬いことに由来する。ホソバは羽片の幅が狭いためとも同属には硬くないものもあるが、硬いものの中では本種は3回羽状にまで裂けること、頂羽片が明確であること、根茎が横に這うことで判別出来る。 近縁種との雑種判別に困る場合もあり、その際には根茎長く横に這う特徴が有効である。 特にコバノカナワラビ A. sporadosora は形態的にも似ており、また生育環境似ていて、同時に見られることも多い。この種は頂羽片区別出来ないことと根茎長く這わないことで区別出来る。 本種に関わる自然雑種としては以下のようなものが知られている。 ジンムジカナワラビ:×リョウメンシダ ホソバハカタシダ A. ×respiciens:×ハカタシダ シモダカナワラビ A. ×sasamotoi:×オニカナワラビ コウラカナワラビ A. ×clivorum:×コバノカナワラビ

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ハマクサギ」の記事における「近縁種など」の解説

ハマクサギ属は世界熱帯域中心に200種が知られ日本には3種自生する。ただし九州以北日本本土生育するのは本種だけである。琉球列島には他に2種がある。タイワンウオクサギ P. serratifolia は琉球列島広く見られる種で、やはり海岸生える。花は白くて花筒長さが3-4mmと本種よりはるかに小さい。ルゾンクサギ P. nauseosa は花が更に小さくて花筒は2mmほど。この種は日本では石垣島からのみ知られる。これら2種はいずれも更に南まで分布がある。

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リュウキュウナガエサカキ」の記事における「近縁種など」の解説

日本には同属主としてケナガエサカキ A. yaeyamensis がある。本種と比べる半分ほどの長さ(5mmほど)であり、先端が尖らないことで区別される。ただしこの種は八重山諸島石垣島西表島固有種であり、分布がはっきり異なるので混同のしようはない。むしろ同所生育するヒサカキ属のものが紛らわしいが、これらは花の様子が全く異なり花梗がごく短いので区別出来る。

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シラタマカズラ」の記事における「近縁種など」の解説

この主が所属するボチョウジ属世界熱帯から亜熱帯700種を擁し高木から低木、本種のような藤本までを含む。日本には5種があり、そのうち3種低木である。属名ボチョウジ沖縄産する低木である。同じく藤本であるオオシラタマカズラ P. boninensis は小笠原諸島産する。本種とは大きく大きいものは10cmにもなることや托葉の先が丸いことなどで区別出来る。 他の3種はいずれ低木で、ボチョウジ P. rubra とナガミボチョウジ P. manillensis はいずれ琉球列島では森林下に普通に見られる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 07:45 UTC 版)

コイチャコガネ」の記事における「近縁種など」の解説

本種の属すコイチャコガネ属には、上野編著(1985)は日本産のものとして以下のようなものが挙がっている。いずれも南西諸島分布するのである。 A. falcungulatus:シャミセンコイチャコガネ(八重山諸島) A. formosanus:サキシマコイチャコガネ(八重山諸島) A. sinensis:シナコイチャコガネ(宮古島以南)

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イトハナビテンツキ」の記事における「近縁種など」の解説

本種の変種イトテンツキ var. capitata があり、これは花序の柄が短くなって小穂頭状に集まるものであるが、中間型見られるという。ちなみにこの和名は糸テンツキで、基本変種異なって花序花火状にならないのでこれを除いた形である。ただしテンツキ属イソテンツキ Fimbristylis pacifica の別名ともなっており、「注意が必要」である。基本変種分布には琉球列島含まれないが、本変種石垣島から報告があるという。 本種の属すハタガヤ属世界に約100種ほどが知られるが、日本ではもう1種、以下の種が知られるのみである。 B. barbata ハタガヤ この種は大きさ草姿小穂様子など本種と似ているが、小穂頭状に集まる点が異なる。つまり変種イトテンツキとはそっくりである。その場合の区別点は小穂鱗片がこの種では明るさび色で、対して本種では褐色とやや色濃いこと、鱗片先端がこの種では状に突き出し、それに外向き反りかえるのに対し、本種では鋭い形に尖っているだけで状にならない点が挙げられる。なお、このためイトテンツキには別名としてクロハタガヤ、というのもある。 なお、外見的にテンツキ属 Fimbristylis小型のもの、ヒメヒラテンツキ F. autumnalis やオオアゼテンツキ F. bisumbellata などが紛らわしいが、テンツキ属のものはより湿った環境に出ることが多く、また花茎そこまで細くなく、根出葉もう少し目立つ例が多い。しかし決定的な区別小穂内部にあり、痩果先端柱頭基部に小球状体があるかどうかなければテンツキ属というものなので、具体的に雌蘂付け根小さなぽっちがあるかどうか探さねばならず、結構難しい。

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ハスジカツオゾウムシ」の記事における「近縁種など」の解説

同属カツオゾウムシ L. impressiventris はもちろん概形はよく似ているが、本種に見られる前翅斜め灰色帯がなく、その代わり全身褐色の粉に覆われる。ただしこの粉は次第落ちる。この種はタデ科につく。

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トラノハナヒゲ」の記事における「近縁種など」の解説

この属には日本10種ばかりがあるが、他の種では小穂大きな頭状になるか、分かれた先に数個ずつ頭状集まり、この種のようにバラバラ生ずるものは他にない。 全草 花序の一部

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イオウイロハシリグモ」の記事における「近縁種など」の解説

上述のことも含め、この類の分類混乱が非常に多かった。ただ、イオウイロ型に関しては、類似の別種はない。 問題はスジボケ型で、これによく似た種で、同所的生息するのは以下の2種である。 D. fontus Tanikawa & Miyashita 2008:ババハシリグモ D. angustivirgatus Kishida, 1936:スジボソハシリグモ これらは他の2種はイオウイロのスジボケ型にはない中央濃色帯に白点が出ること、歩脚長さ相対値違いなどで区別される。この類では一般の完性域クモ類分類重視される雄の触肢器官や雌の外雌器の差が少なく、これが混乱大きくした一因でもある。 さらに、ほぼ同タイプ斑紋を持つのが次の2種である。 D. saganus Boes. et Str. 1906:スジブトハシリグモ D. silvicola Tanikawa et Miyashita 2008スジアカハシリグモ 前者中央濃色帯が広くて側方白帯が狭い。後者はより森林谷間出現し斑紋にもやや差がある。 なお、これらの種はすべて日本本土からせいぜい薩南諸島までの分布持ち、より南の南西諸島生息しない。この地域ではそれに代わる種としてヘリジロハシリグモ D. horishanus がある。

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ハマナタマメ」の記事における「近縁種など」の解説

同じ属のものとしては、タカナタマメ C. cathartica が琉球列島に普通で、これは海岸近く内陸部にあって樹木絡まって這い登り時に10mにもなる。は本種よりやや薄い。さらにナガミハマナタマメ C. rosea は宮古八重山海岸にあり、浜辺を這うもので、豆果遙かに細長い。 他にナタマメ C. gladiata などの栽培種もある。

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アキノキリンソウ」の記事における「近縁種など」の解説

変異の多い種でもある。基本亜種ヨーロッパ産のヨウシュアキノキリンソウ。亜種ミヤマアキノキリンソウ比較して、花は散房状で総苞片は4列であることが異なるが、中間型もあり厳密な区別難しい。オオアキノキリンソウも別亜種で、北海道から本州北部海岸生える。 別種ながら関係のあるものとして、アオヤギバナとイッスンキンカがある。 アオヤギバナ(S. yokusaiana Makino)は細くて株立ちになる。本州から九州分布し、常に渓流周辺生育するアキノキリンソウから渓流植物になったものと考えられるイッスンキンカS. minutissima (Makino) Mitam.)は屋久島高地のみに産するもので、草丈せいぜい7cmにしかならない、ごく小型植物である。一種島嶼型と考えられる

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ウリハムシ」の記事における「近縁種など」の解説

キュウリカボチャなどの作物によくつくこと、多数集まってよく飛ぶことなど目立つ点が多くハムシ類ではもっともよく知られているものの一つである。 日本本土では、よく似た姿で、前翅だけが黒いクロウリハムシ(A. nigripennis)がある。やはりウリ類を餌とし、作物にもつくが野生カラスウリなども食害する。 なお、この両種は日本本土で普通で、かつ琉球列島にも分布するが、琉球列島にはさらにフタイロウリハムシ(A. bicolor)がやはりウリ類食害する。その姿はウリハムシ似て前翅に黒い斑紋がある。

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オオトビサシガメ」の記事における「近縁種など」の解説

本種の属すオオトビサシガメ属はニューギニアからインドに渡る地域中心として6種が知られるが、日本から知られているのは本種のみである。 本種は日本産サシガメの中では非常に大柄で、そのがっしりした体格から判別は容易である。体長で見ると普通種シマサシガメ1316mm、「大型種とされるヨコヅナサシガメ16~24mmと、本種はそれより更に大きくなる安永他(1993)と石川他編(2012)で見る限り日本産本科のものでこの大きさ達するものは他にいない

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シバスゲ」の記事における「近縁種など」の解説

もっともよく似たものとしてはチャシバスゲ C. microtricha がある。多く特徴でよく似ている違いとしては果胞より大きいことと、雌花鱗片褐色着色することが挙げられる。ただし分布域本州中部以北であり、分布域重複しない部分がある。他方本州中部のものでは本種との差が小さくなり、判断難しいとも。 小型スゲ類で似たものとしては、アオスゲとその近縁種群がある。それらは普通は匍匐茎伸ばさないし、伸ばす場合でもまとまった作る。また鱗片着色無く雌花鱗片があるものが多い。

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ヌカキビ」の記事における「近縁種など」の解説

同属オオクサキビ形態的によく似ているが、次の点で区別できる。 本種の方が小柄基部がよく這う。オオクサキビでは斜めに伸びても這うことがない花序大きく広がって先端垂れる。オオクサキビでは斜めに出て垂れず、小穂密着する。 小穂小さく第一包穎は全体の1/3以上を覆う。オオクサキビ小穂長さ2.5mmほどで、第一包穎は全長の1/4以下である。

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シコクナベワリ」の記事における「近縁種など」の解説

ナベワリ属には世界に7種あり、そのうちで5種が日本産である。このうちで本種ともっともよく似ているのが本州関東以西四国九州広く分布するナベワリ C. heterosepaka で、植物体の様子はよく似ているが、本種では花被片がほぼ同型同大であるのに対してこの種では外花被片1枚だけが特に大きくなっている。このほかにKadota(2012)はこの種との違いとして本種では花糸細長くて僅かに湾曲すること、の縁に不規則な細かい鋸歯が出ることなどをあげている。ナベワリ場合の縁は細かく波打つ鋸歯はなく、花糸真っ直ぐで黒紫色をしている。 それ以外ヒメナベワリ C. japonica 、コバナナベワリ C. aitoana 、ヒュウガナベワリ C. hygaensis の3種はいずれ花被片反り返る特徴があり、また概して本種より花が小さい。

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アマナ (植物)」の記事における「近縁種など」の解説

上記のように、アマナ属チューリップ属Tulipaに含められことがある。しかし花茎途中がある点などが異なり、別属として扱われることが多い。この属には世界2種あり、日本に両種とも知られる。もう1種であるヒロハノアマナ(A. erythronioides)はアマナに非常によく似ているが、長さがやや短くて幅が広く中央に白い帯が走る。ただしアマナにもなんとなく白い帯が出ることがあるまた、花茎につくが2個ではなく3個あるのが普通である。分布本州関東から近畿にかけてと四国限られる絶滅危惧II類に指定されている。 このほかに、チシマアマナホソバノアマナチシマアマナ属)やキバナノアマナヒメアマナキバナノアマナ属)など、アマナの名をもつ植物いくつかある。いずれも背が低く、根出状のの間から花茎立てる点でアマナ似ているが、多く一つの花複数の花をつけるなど、それほどチューリップ似た印象与えない。なお、属も名前も異なるが、ヒメニラ(Allium monanthum)はその形がアマナ似ている。ただし花は5mmほどしかない

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ヌカススキ」の記事における「近縁種など」の解説

ヌカススキ属はヨーロッパから中東温帯域にかけて8種が知られる日本在来種存在せず、本種と同様に帰化しているものがもう1種ある。 Aira ヌカススキ属A. elegans ハナヌカススキ この種もヨーロッパ原産日本では帰化植物で、本種とほぼ同様な地域帰化している。この種は現在もドライフラワー用として栽培されることがある。本種との区別点としては以下のようなものが挙げられる小穂は本種より小さく1.5~2mm。 小穂の柄は小穂長さの2~5倍もあり、そのため本種のように先に小穂が集まる印象がなく、全体散らばってつく。 第1小花の護頴にがなく、第2小花の護頴にのみがある。つまり小穂1個に1本しか出ていない。 なお、本種は小さな小穂円錐花序一面につく形からヌカボ属 Agrostis のものと見間違えやすいが、小花が2個あることから区別できる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 06:51 UTC 版)

ヒイラギズイナ」の記事における「近縁種など」の解説

同属のものではズイナ南日本産するが、姿は全く異なる。棘などはヒイラギに似るが、分布重ならない似た姿のものとしては琉球列島にはアマミヒイラギモチがあるが、これは奄美大島特産で、分布限られるシナズイナ支那瑞菜)の別名があるが、本種とは別の種(イテア・イリキフォリア)を指すこともある。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 16:43 UTC 版)

ノゲシ」の記事における「近縁種など」の解説

オニノゲシ Sonchus asper より頑丈とげとげしいものの紛らわし個体が多いが、基部着目する見分けやすい。 ノゲシ オニノゲシ基部半月状にを抱く) アキノノゲシ Lactuca indica var. laciniata 形や雰囲気似ているが、二回りくらい大き植物であり、見誤ることはない。分類上は、こちらはアキノノゲシ属である。

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クロハナムグリ」の記事における「近縁種など」の解説

本種の属すクロハナムグリ属は前胸背後縁小楯板の前でくぼまないのが特徴で、旧北区東方地域から東南アジア南アジアオセアニアにかけて約100種が知られる大きな群であるが、日本からは本種以外には次の種だけが知られる外見的にはさほど似ていない。 ホソコハナムグリ G. gracilis 背面全体つや消しの緑、体長10-12mm程度のもので、日本産ハナムグリ亜科ではもっとも小型のものである本州西部から九州屋久島にかけて知られ国外で台湾知られる。 他にもハナムグリ類の種は数多いが、本種の場合背面つや消しの黒と前翅大きな斑紋特徴的で、他に紛れるような種はない。ただし他種よくあるような明るい色ではないし金属光沢もない黒のつや消しあり、かなり地味な印象である。

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アケビ」の記事における「近縁種など」の解説

同属のものとしては日本には以下のものがある。 ミツバアケビ Akebia trifoliata 小葉3枚往々にしてアケビ混じって生育している。 ゴヨウアケビ Akebia × pentaphylla アケビミツバアケビ雑種自然交配種とされる。その形態は、小葉は5ながら緩やかな鋸歯を持つなど、両種の特徴受け継いでいる。ただし、アケビに「ゴヨウアケビ」の流通名を付けて販売している場合がある。 ホザキアケビ ミツバアケビ ゴヨウアケビ また、日本には、アケビ属以外のアケビ科植物として、常緑ムベムベ属)が知られている。ムベ小葉3枚または7で、常緑厚みがあるのが、アケビ判別する上で相違点である。

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近縁種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 17:27 UTC 版)

タイワンウオクサギ」の記事における「近縁種など」の解説

ハマクサギ属は世界熱帯域中心に200種があり、日本には3種自生種がある。そのうちハマクサギ P. microphylla は日本本土まで分布があるが、琉球列島でも見られる。ルゾンクサギ P. nauseosa は石垣島西表島から知られる。これら2種はいずれを揉むと悪臭があるが、本種にはそれはない花筒ハマクサギ黄色くて大きくて花筒は本種の2倍ほど。ルゾンクサギは白くて小さく、本種の半分程度しかない。またこれらの中で本種が最も広い分布域持っている

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近縁種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/29 07:30 UTC 版)

クソミミズ」の記事における「近縁種など」の解説

本種の特徴体色緑茶褐色であることと、取り出す全身絡み付くようにして塊状になる習性がある点である。

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近縁種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/09 04:03 UTC 版)

チリイソウロウグモ」の記事における「近縁種など」の解説

上記のように、本種は長らく別種混同されてきた。これらは互いにとてもよく似てはいるが、幸いに日本には本種しかおらず、国内においては混同することはない。日本には同属の種が他に7種ほどあるが、本種は他種より大きいこと、その色彩斑紋似たものがないことから容易に区別出来る。

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近縁種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/12 10:10 UTC 版)

ホシスジオニグモ」の記事における「近縁種など」の解説

同属の種は多いが、小野編著(2009)は以下の2種類似種としている。彼はまた区別点として、腹背斑紋について解説している。本種の特徴としては両側の暗色部にある明るい色の斑紋後方でも連続せずに並んでいることを挙げている。 N. adianta:ドヨウオニグモ N. amamiensis:アマミオニグモ 分布の面ではアマミオニグモはトカラ列島から奄美諸島までに限られるドヨウオニグモ旧北区温帯域を中心に分布し、本種と同様に世界規模広域分布種であるものの、旧世界熱帯域広く分布する本種とは対照的である。

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近縁種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 08:16 UTC 版)

クルマシダ」の記事における「近縁種など」の解説

日本チャセンシダ属のものは39種あるが、その中では本種は大き方に属し同程度のものはオオタニワタリくらいしかない。単羽状複葉のものではマキノシダ A. loriceum やムニンシダ A. polydon などがあるが、いずれも本種ほど大きくならず、羽片の数も少ない。 本種とよく似たものハヤマシダ A. ×shikokianumがある。全体によく似ているが、はより細かく裂け羽状2裂する。牧野はこれを本種の亜種判断しvar. shikokianum Makino命名したが、現在ではこれは本種とコウザキシダとの雑種であるとされている。この2種雑種作りやすいらしく、静岡県から奄美大島まで、両種が共存する地域ではあちこち報告がある。 この名の方は半山シダの意味で、高知県高岡郡半山(はやまむら)で発見されことによる

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近縁種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 08:15 UTC 版)

ヌリトラノオ」の記事における「近縁種など」の解説

同属で単羽状複葉細長くなるものには他にもいくつかある。チャセンシダ A. trichomanes やイヌチャセンシダ A. tripteropus は羽片がより丸っこいカミガモシダ A. oligophlebium は羽片鋸歯大きく、また基部先端側が耳状に強く突出する。他にホウビシダ A. hondoense も同属で単羽状複葉だが、根茎が横に這うなど独自の特徴を持つ。かなり形態的には異なるが、初心者には本種と同じに見えことがあるとのこと。なお、カミガモシダとは混成することがあり、両者雑種アイヌリトラノオを生じる。これは見た目はほぼヌリトラノオで、ただし稔性がないため、胞子嚢萎縮している。

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