近縁種など
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「エリデス・オドラツム」の記事における「近縁種など」の解説
近縁種としては A. quinquwvulnerum が本種ともっともよく似ており、本種の変種とする説もある。本種よりやや小型で、花の弁先は紫を帯び、それ以外の部分には紫の細点を散らす。A. lawrenceae も本種の変種として扱われたことがあり、草丈1mに達し、白地に鮮紫赤色を乗せる花を多数つけ、本属中でもっとも美しい種とも言われる。
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近縁種など
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その独特の葉脈などから別属のコウモリシダ属とし、 Abacopteris triphylla とする説もあった。しかしヒメシダ属との間に後述のような交雑種も出来る。 本種は3出複葉、あるいは側羽片が1対だけの羽状複葉と言ってもいいが、その形が基本的なものである。しかし本種にも側羽片が2対から4対出ることがある。逆に側羽片がない単葉に出る例もある。側羽片が多い型については変種としてホソバコウモリシダ var. parishii (bedd.) K.Iwatst. とする説もある。本種と同じような場所に出現し、国外ではヒマラヤ、中国南部、東南アジア、台湾などから報告されている。 ごく近縁なものとしては次の2種がある。 T. liukiuensis (Christ et Matsum.) K. iwats. オオコウモリシダ:沖縄本島以南 T. simplex (Hook.) K. Iwats. ヒトツバコウモリシダ:トカラ列島以内 前者は側羽片が複数あるもの。ホソバコウモリシダもその点で共通するが、この種では最大の側羽片は中程のもので、その点、最下のそれが最大である本種の変種とは区別出来る。またこの種では葉身の中軸上に無性芽を生じることが多い。 後者は基本的に単葉である。ただし時に基部近くが左右に張り出したり、基部に小さな側羽片を出して3出になる。その場合でも葉の基部が心形になること、葉質や毛のあり方などで区別が付く。 更に以下のような雑種も知られる。 T. ×insularis (K. Iwats.) エラブコウモリ:コウモリシダの雑種で、相手はケホシダとされるが不明。他にホシダ、オオコウモリシダとの雑種とされるものが報告されている。
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近縁種など
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日本にはミズ属の植物が本種以外に8種ほどあるが、大部分が葉の形がずっと大きくて普通に木の葉形で鋸歯がある。鋸歯のない小さな葉を持つものとしてはコケミズ P. peploides がある。ただしこの種は葉が卵円形で葉柄が葉身と同じくらいの長さで、茎は横に広がらないなど、外見的にはかなり異なる。
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近縁種など
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日本にはタヌキモ属が11種ほどあるが、水中性のものは全てもっと水中葉が細かく分かれて発達し、また花がもっと大きい。混同しそうなものはない。 オオバナイトタヌキモ U. gibba L. はアジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカに渡る分布を持ち、日本には観賞用に持ち込まれた。大きな違いは花がずっと大きいことで、それ以外にはほとんど差がなく、本種をこの種と同じ、あるいはその亜種とするなどの扱いもある。ただ、日本在来のものとはその花の大きさにも不連続があるとして別種とする判断もある。日本には存在しなかったものであるが、現在は栽培から逸出し、野生状態で見られる例がある。
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近縁種など
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カナワラビ類は多くの種があり、また自然雑種も多く出現して判別が難しいことで知られる。カナワラビの名は鉄蕨で葉がとても硬いことに由来する。ホソバは羽片の幅が狭いためとも。同属には葉の硬くないものもあるが、硬いものの中では本種は葉が3回羽状にまで裂けること、頂羽片が明確であること、根茎が横に這うことで判別出来る。 近縁種との雑種は判別に困る場合もあり、その際には根茎が長く横に這う特徴が有効である。 特にコバノカナワラビ A. sporadosora は形態的にも似ており、また生育環境も似ていて、同時に見られることも多い。この種は頂羽片が区別出来ないことと根茎が長く這わないことで区別出来る。 本種に関わる自然雑種としては以下のようなものが知られている。 ジンムジカナワラビ:×リョウメンシダ ホソバハカタシダ A. ×respiciens:×ハカタシダ シモダカナワラビ A. ×sasamotoi:×オニカナワラビ コウラカナワラビ A. ×clivorum:×コバノカナワラビ
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/04 02:25 UTC 版)
ハマクサギ属は世界の熱帯域を中心に約200種が知られ、日本には3種が自生する。ただし九州以北の日本本土に生育するのは本種だけである。琉球列島には他に2種がある。タイワンウオクサギ P. serratifolia は琉球列島に広く見られる種で、やはり海岸に生える。花は白くて花筒の長さが3-4mmと本種よりはるかに小さい。ルゾンクサギ P. nauseosa は花が更に小さくて花筒は2mmほど。この種は日本では石垣島からのみ知られる。これら2種はいずれも更に南まで分布がある。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/23 23:52 UTC 版)
「リュウキュウナガエサカキ」の記事における「近縁種など」の解説
日本には同属の主としてケナガエサカキ A. yaeyamensis がある。本種と比べると萼が半分ほどの長さ(5mmほど)であり、先端が尖らないことで区別される。ただしこの種は八重山諸島の石垣島、西表島の固有種であり、分布がはっきり異なるので混同のしようはない。むしろ同所に生育するヒサカキ属のものが紛らわしいが、これらは花の様子が全く異なり、花梗がごく短いので区別出来る。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/26 07:51 UTC 版)
この主が所属するボチョウジ属は世界の熱帯から亜熱帯に700種を擁し、高木から低木、本種のような藤本までを含む。日本には5種があり、そのうち3種は低木である。属名のボチョウジは沖縄に産する低木である。同じく藤本であるオオシラタマカズラ P. boninensis は小笠原諸島に産する。本種とは葉が大きく、大きいものは10cmにもなることや托葉の先が丸いことなどで区別出来る。 他の3種はいずれも低木で、ボチョウジ P. rubra とナガミボチョウジ P. manillensis はいずれも琉球列島では森林下に普通に見られる。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 07:45 UTC 版)
本種の属するコイチャコガネ属には、上野他編著(1985)は日本産のものとして以下のようなものが挙がっている。いずれも南西諸島に分布するものである。 A. falcungulatus:シャミセンコイチャコガネ(八重山諸島) A. formosanus:サキシマコイチャコガネ(八重山諸島) A. sinensis:シナコイチャコガネ(宮古島以南)
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 00:31 UTC 版)
本種の変種にイトテンツキ var. capitata があり、これは花序の柄が短くなって小穂が頭状に集まるものであるが、中間型も見られるという。ちなみにこの和名は糸テンツキで、基本変種と異なって花序が花火状にならないのでこれを除いた形である。ただしテンツキ属のイソテンツキ Fimbristylis pacifica の別名ともなっており、「注意が必要」である。基本変種の分布には琉球列島が含まれないが、本変種は石垣島から報告があるという。 本種の属するハタガヤ属は世界に約100種ほどが知られるが、日本ではもう1種、以下の種が知られるのみである。 B. barbata ハタガヤ この種は大きさや草姿、小穂の様子など本種と似ているが、小穂が頭状に集まる点が異なる。つまり変種のイトテンツキとはそっくりである。その場合の区別点は小穂の鱗片がこの種では明るいさび色で、対して本種では栗褐色とやや色濃いこと、鱗片の先端がこの種では芒状に突き出し、それに外向きに反りかえるのに対し、本種では鋭い形に尖っているだけで芒状にならない点が挙げられる。なお、このためにイトテンツキには別名としてクロハタガヤ、というのもある。 なお、外見的にはテンツキ属 Fimbristylis の小型のもの、ヒメヒラテンツキ F. autumnalis やオオアゼテンツキ F. bisumbellata などが紛らわしいが、テンツキ属のものはより湿った環境に出ることが多く、また花茎もそこまで細くなく、根出葉がもう少し目立つ例が多い。しかし決定的な区別は小穂の内部にあり、痩果の先端、柱頭の基部に小球状体があるかどうか、なければテンツキ属というものなので、具体的には雌蘂の付け根に小さなぽっちがあるかどうか探さねばならず、結構難しい。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 17:47 UTC 版)
「ハスジカツオゾウムシ」の記事における「近縁種など」の解説
同属のカツオゾウムシ L. impressiventris はもちろん概形はよく似ているが、本種に見られる前翅の斜め灰色帯がなく、その代わりに全身が橙褐色の粉に覆われる。ただしこの粉は次第に落ちる。この種はタデ科につく。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/20 05:14 UTC 版)
この属には日本に10種ばかりがあるが、他の種では小穂が大きな頭状になるか、分かれた枝先に数個ずつ頭状に集まり、この種のようにバラバラに生ずるものは他にない。 全草 花序の一部
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/08 02:45 UTC 版)
「イオウイロハシリグモ」の記事における「近縁種など」の解説
上述のことも含め、この類の分類は混乱が非常に多かった。ただ、イオウイロ型に関しては、類似の別種はない。 問題はスジボケ型で、これによく似た種で、同所的に生息するのは以下の2種である。 D. fontus Tanikawa & Miyashita 2008:ババハシリグモ D. angustivirgatus Kishida, 1936:スジボソハシリグモ これらは他の2種はイオウイロのスジボケ型にはない中央濃色帯に白点が出ること、歩脚の長さの相対値の違いなどで区別される。この類では一般の完性域クモ類の分類で重視される雄の触肢器官や雌の外雌器の差が少なく、これが混乱を大きくした一因でもある。 さらに、ほぼ同タイプの斑紋を持つのが次の2種である。 D. saganus Boes. et Str. 1906:スジブトハシリグモ D. silvicola Tanikawa et Miyashita 2008:スジアカハシリグモ 前者は中央濃色帯が広くて側方の白帯が狭い。後者はより森林や谷間に出現し、斑紋にもやや差がある。 なお、これらの種はすべて日本本土からせいぜい薩南諸島までの分布を持ち、より南の南西諸島に生息しない。この地域ではそれに代わる種としてヘリジロハシリグモ D. horishanus がある。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 18:05 UTC 版)
同じ属のものとしては、タカナタマメ C. cathartica が琉球列島に普通で、これは海岸近くの内陸部にあって、樹木に絡まって這い登り、時に10mにもなる。葉は本種よりやや薄い。さらにナガミハマナタマメ C. rosea は宮古・八重山の海岸にあり、浜辺を這うもので、豆果が遙かに細長い。 他にナタマメ C. gladiata などの栽培種もある。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:39 UTC 版)
変異の多い種でもある。基本亜種はヨーロッパ産のヨウシュアキノキリンソウ。亜種のミヤマアキノキリンソウと比較して、花は散房状で総苞片は4列であることが異なるが、中間型もあり厳密な区別は難しい。オオアキノキリンソウも別亜種で、北海道から本州北部の海岸に生える。 別種ながら関係のあるものとして、アオヤギバナとイッスンキンカがある。 アオヤギバナ(S. yokusaiana Makino)は葉が細くて株立ちになる。本州から九州に分布し、常に渓流の周辺に生育する。アキノキリンソウから渓流植物になったものと考えられる。 イッスンキンカ(S. minutissima (Makino) Mitam.)は屋久島の高地のみに産するもので、草丈がせいぜい7cmにしかならない、ごく小型の植物である。一種の島嶼型と考えられる。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:34 UTC 版)
キュウリやカボチャなどの作物によくつくこと、多数が集まってよく飛ぶことなど目立つ点が多く、ハムシ類ではもっともよく知られているものの一つである。 日本本土では、よく似た姿で、前翅だけが黒いクロウリハムシ(A. nigripennis)がある。やはりウリ類を餌とし、作物にもつくが野生のカラスウリなども食害する。 なお、この両種は日本本土で普通で、かつ琉球列島にも分布するが、琉球列島にはさらにフタイロウリハムシ(A. bicolor)がやはりウリ類を食害する。その姿はウリハムシに似て前翅に黒い斑紋がある。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:50 UTC 版)
本種の属するオオトビサシガメ属はニューギニアからインドに渡る地域を中心として6種が知られるが、日本から知られているのは本種のみである。 本種は日本産のサシガメの中では非常に大柄で、そのがっしりした体格から判別は容易である。体長で見ると普通種のシマサシガメで13~16mm、「大型種」とされるヨコヅナサシガメで16~24mmと、本種はそれより更に大きくなる。安永他(1993)と石川他編(2012)で見る限り、日本産の本科のものでこの大きさに達するものは他にいない。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 09:29 UTC 版)
もっともよく似たものとしてはチャシバスゲ C. microtricha がある。多くの特徴でよく似ている。違いとしては果胞がより大きいことと、雌花鱗片が褐色に着色することが挙げられる。ただし分布域は本州中部以北であり、分布域に重複しない部分がある。他方で本州中部のものでは本種との差が小さくなり、判断が難しいとも。 小型のスゲ類で似たものとしては、アオスゲとその近縁種群がある。それらは普通は匍匐茎を伸ばさないし、伸ばす場合でもまとまった株を作る。また鱗片に着色が無く、雌花鱗片に芒があるものが多い。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:28 UTC 版)
同属のオオクサキビは形態的によく似ているが、次の点で区別できる。 本種の方が小柄で基部がよく這う。オオクサキビでは斜めに伸びても這うことがない。 花序が大きく広がって、先端が垂れる。オオクサキビでは枝が斜めに出て垂れず、小穂は枝に密着する。 小穂は小さく、第一包穎は全体の1/3以上を覆う。オオクサキビの小穂は長さが2.5mmほどで、第一包穎は全長の1/4以下である。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/07 01:32 UTC 版)
ナベワリ属には世界に7種あり、そのうちで5種が日本産である。このうちで本種ともっともよく似ているのが本州の関東以西、四国、九州に広く分布するナベワリ C. heterosepaka で、植物体の様子はよく似ているが、本種では花被片四枚がほぼ同型同大であるのに対してこの種では外花被片の1枚だけが特に大きくなっている。このほかにKadota(2012)はこの種との違いとして本種では花糸が細長くて僅かに湾曲すること、葉の縁に不規則な細かい鋸歯が出ることなどをあげている。ナベワリの場合、葉の縁は細かく波打つが鋸歯はなく、花糸は真っ直ぐで黒紫色をしている。 それ以外のヒメナベワリ C. japonica 、コバナナベワリ C. aitoana 、ヒュウガナベワリ C. hygaensis の3種はいずれも花被片が反り返る特徴があり、また概して本種より花が小さい。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 09:46 UTC 版)
上記のように、アマナ属はチューリップ属Tulipaに含められたことがある。しかし花茎の途中に苞がある点などが異なり、別属として扱われることが多い。この属には世界に2種あり、日本に両種とも知られる。もう1種であるヒロハノアマナ(A. erythronioides)はアマナに非常によく似ているが、葉は長さがやや短くて幅が広く、葉の中央に白い帯が走る。ただしアマナの葉にもなんとなく白い帯が出ることがある。また、花茎につく苞が2個ではなく3個あるのが普通である。分布は本州の関東から近畿にかけてと四国に限られる。絶滅危惧II類に指定されている。 このほかに、チシマアマナ、ホソバノアマナ(チシマアマナ属)やキバナノアマナ、ヒメアマナ(キバナノアマナ属)など、アマナの名をもつ植物がいくつかある。いずれも背が低く、根出状の葉の間から花茎を立てる点でアマナに似ているが、多くは一つの花茎に複数の花をつけるなど、それほどチューリップに似た印象を与えない。なお、属も名前も異なるが、ヒメニラ(Allium monanthum)はその形がアマナに似ている。ただし花は5mmほどしかない。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:11 UTC 版)
ヌカススキ属はヨーロッパから中東の温帯域にかけて8種が知られる。日本に在来種は存在せず、本種と同様に帰化しているものがもう1種ある。 Aira ヌカススキ属A. elegans ハナヌカススキ この種もヨーロッパ原産で日本では帰化植物で、本種とほぼ同様な地域に帰化している。この種は現在もドライフラワー用として栽培されることがある。本種との区別点としては以下のようなものが挙げられる。 小穂は本種より小さく1.5~2mm。 小穂の柄は小穂の長さの2~5倍もあり、そのため本種のように枝先に小穂が集まる印象がなく、全体に散らばってつく。 第1小花の護頴に芒がなく、第2小花の護頴にのみ芒がある。つまり小穂1個に芒1本しか出ていない。 なお、本種は小さな小穂が円錐花序一面につく形からヌカボ属 Agrostis のものと見間違えやすいが、小花が2個あることから区別できる。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 06:51 UTC 版)
同属のものではズイナが南日本に産するが、姿は全く異なる。葉の棘などはヒイラギに似るが、分布は重ならない。似た姿のものとしては琉球列島にはアマミヒイラギモチがあるが、これは奄美大島特産で、分布は限られる。 シナズイナ(支那瑞菜)の別名があるが、本種とは別の種(イテア・イリキフォリア)を指すこともある。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 16:43 UTC 版)
オニノゲシ Sonchus asper より頑丈でとげとげしいものの紛らわしい個体が多いが、葉の基部に着目すると見分けやすい。 ノゲシ オニノゲシ(葉の基部が半月状に茎を抱く) アキノノゲシ Lactuca indica var. laciniata 形や雰囲気は似ているが、二回りくらい大きい植物であり、見誤ることはない。分類上は、こちらはアキノノゲシ属である。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 00:00 UTC 版)
本種の属するクロハナムグリ属は前胸背の後縁が小楯板の前でくぼまないのが特徴で、旧北区東方地域から東南アジア、南アジア、オセアニアにかけて約100種が知られる大きな群であるが、日本からは本種以外には次の種だけが知られる。外見的にはさほど似ていない。 ホソコハナムグリ G. gracilis 背面は全体につや消しの緑、体長10-12mm程度のもので、日本産のハナムグリ亜科ではもっとも小型のものである。本州西部から九州、屋久島にかけて知られ、国外では台湾に知られる。 他にもハナムグリ類の種は数多いが、本種の場合、背面のつや消しの黒と前翅の大きな斑紋が特徴的で、他に紛れるような種はない。ただし他種によくあるような明るい色ではないし金属光沢もない黒のつや消しであり、かなり地味な印象の虫である。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 15:15 UTC 版)
同属のものとしては日本には以下のものがある。 ミツバアケビ Akebia trifoliata 小葉が3枚。往々にしてアケビと混じって生育している。 ゴヨウアケビ Akebia × pentaphylla アケビとミツバアケビの雑種(自然交配種)とされる。その形態は、小葉は5枚ながら緩やかな鋸歯を持つなど、両種の特徴を受け継いでいる。ただし、アケビに「ゴヨウアケビ」の流通名を付けて販売している場合がある。 ホザキアケビ ミツバアケビ ゴヨウアケビ また、日本には、アケビ属以外のアケビ科植物として、常緑のムベ(ムベ属)が知られている。ムベは小葉が3枚または7枚で、葉が常緑で厚みがあるのが、アケビと判別する上での相違点である。
※この「近縁種など」の解説は、「アケビ」の解説の一部です。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 17:27 UTC 版)
ハマクサギ属は世界の熱帯域を中心に約200種があり、日本には3種の自生種がある。そのうちハマクサギ P. microphylla は日本本土まで分布があるが、琉球列島でも見られる。ルゾンクサギ P. nauseosa は石垣島と西表島から知られる。これら2種はいずれも葉を揉むと悪臭があるが、本種にはそれはない。花筒はハマクサギは黄色くて大きくて花筒は本種の2倍ほど。ルゾンクサギは白くて小さく、本種の半分程度しかない。またこれらの中で本種が最も広い分布域を持っている。
※この「近縁種など」の解説は、「タイワンウオクサギ」の解説の一部です。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/29 07:30 UTC 版)
本種の特徴は体色が緑茶褐色であることと、取り出すと全身絡み付くようにして塊状になる習性がある点である。
※この「近縁種など」の解説は、「クソミミズ」の解説の一部です。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/09 04:03 UTC 版)
上記のように、本種は長らく別種と混同されてきた。これらは互いにとてもよく似てはいるが、幸いに日本には本種しかおらず、国内においては混同することはない。日本には同属の種が他に7種ほどあるが、本種は他種より大きいこと、その色彩や斑紋で似たものがないことから容易に区別出来る。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/12 10:10 UTC 版)
同属の種は多いが、小野編著(2009)は以下の2種を類似種としている。彼はまた区別点として、腹背の斑紋について解説している。本種の特徴としては両側の暗色部にある明るい色の斑紋が後方でも連続せずに並んでいることを挙げている。 N. adianta:ドヨウオニグモ N. amamiensis:アマミオニグモ 分布の面ではアマミオニグモはトカラ列島から奄美諸島までに限られる。ドヨウオニグモは旧北区の温帯域を中心に分布し、本種と同様に世界規模の広域分布種であるものの、旧世界の熱帯域に広く分布する本種とは対照的である。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 08:16 UTC 版)
日本にチャセンシダ属のものは39種あるが、その中では本種は大きい方に属し、同程度のものはオオタニワタリ類くらいしかない。単羽状複葉のものではマキノシダ A. loriceum やムニンシダ A. polydon などがあるが、いずれも本種ほど大きくならず、羽片の数も少ない。 本種とよく似たものにハヤマシダ A. ×shikokianumがある。全体によく似ているが、葉はより細かく裂け、羽状2裂する。牧野はこれを本種の亜種と判断し、var. shikokianum Makino と命名したが、現在ではこれは本種とコウザキシダとの雑種であるとされている。この2種は雑種を作りやすいらしく、静岡県から奄美大島まで、両種が共存する地域ではあちこちで報告がある。 この名の方は半山シダの意味で、高知県高岡郡半山村(はやまむら)で発見されたことによる。
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近縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 08:15 UTC 版)
同属で単羽状複葉の葉が細長くなるものには他にもいくつかある。チャセンシダ A. trichomanes やイヌチャセンシダ A. tripteropus は羽片がより丸っこい。カミガモシダ A. oligophlebium は羽片に鋸歯が大きく、また基部先端側が耳状に強く突出する。他にホウビシダ A. hondoense も同属で単羽状複葉だが、根茎が横に這うなど独自の特徴を持つ。かなり形態的には異なるが、初心者には本種と同じに見えることがあるとのこと。なお、カミガモシダとは混成することがあり、両者の雑種アイヌリトラノオを生じる。これは見た目はほぼヌリトラノオで、ただし稔性がないため、胞子嚢が萎縮している。
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