車両型式とは? わかりやすく解説

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車両型式

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車両型式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 08:19 UTC 版)

日産自動車」の記事における「車両型式」の解説

1970年代まで開発され車種には3桁の数字が割り当てられモデルチェンジのたびに百の位増やしていった。各型初代百位「0」で、表記されないため2となる。車種増加に伴い数字重複起こり識別のためアルファベット1文字付与される場合があった。 同一型系で、エンジン型式排ガス規制年度に変更があり、新たに型式指定」を受けた場合一の位増やしていく。 型系記号 なし - ダットサン乗用車(110、210型系)、ブルーバード310 - 910型系)、バイオレット710型系のみ) ダットサントラック120 - 720型系) セドリック30 - 430型系)、グロリア230 - 430型系) プレジデント150250型系)、パトロール(4W60、60型系)、サファリ(160型系) A - キャブライトグロリアA30型系のみ)、マキシマA32型系 - )/セフィーロA31 - A33型系)、バイオレットバイオレットオースターオースタースタンザ(A10型系のみ) B - ジュニアサニーB10 - B310、B11 - B15型系)、シルフィB17型系 - )、ラフェスタB30型系、B35型系)、セントラ(B11型系 -) C - スカイラインC10 - C210型系)/ローレルC30 - C230、C31 - C35型系)/ ステージア(C34型系) サニーキャブ/チェリーキャブ(C20型系)、 バネット(C120型系、C22型系)、 セレナC23型系 - ) キャブオールクリッパーC40 - C340型系)/エコーシビリアン(GC240 - GC340型系) それぞれのグループシャシ共用車、クリッパーはC340型系のみ ティーダC11型系 - )、ティーダラティオ(SC11型系) D - ダットサントラックD21 - D22型系)/ テラノ(WD21型系) E - キャラバンホーミーE20型系 - )、エルグランドE50型系 - )、チェリーE10型系のみ)、ノートE11型系 - )/ヴァーサノート(E12型系)/ノート オーラ(FE13型系 -) F - キャブスターホーマーF20 - F21型系)、チェリーF10 - F11型系)、ジュークF15型系 - )、 レパードF30 - F31型系)、シーマプレジデントF50型系)、アトラス(F22型系 - ) G - ブルーバードシルフィG10 - G11型系)、インフィニティQ45プレジデントG50型系)、マキシマG910型系) H - アトラスH40型系 - ) J - デュアリス(KJ10型系)、マキシマJ30型系)/ティアナJ31 - J32型系)、スカイラインクロスオーバーJ50型系) K - マーチK10型系 - )、クルー(K30型系) L - アルティマ(L30型系 - )、ティアナL33型系) M - プレーリー/プレーリージョイ/プレーリーリバティ/リバティM10 - M12型系)/ステージア(M35型系) N - パルサー(N10 - N16型系)/ラングレー(N10 - N13型系)/リベルタビラ(N12 - N13型系)/アルメーラN15 - N18型系)/ヴァーサセダン)(N17 - N18型系)/ラティオ(N17型系)/サニー中国ミャンマー仕様)(N17型系)、ルネッサ(N30型系) P - プリメーラ(P10 - P12型系)、キックスP15 - P16型系) R - プレセア(R10 - R11型系)、スカイライン(R30 - R34型系)、 GT-RR35型系)、テラノ(R50型系) S - ダットサン・スポーツ/フェアレディフェアレディZS30S130型系)、シルビア(S10 - S15型系) T - エクストレイルT30型系 - )ローグT32型系 - )、バイオレットリベルタオースタースタンザT11 - T12型系)、バイオレットリベルタT11型系のみ U - ブルーバードU11 - U14型系)、マキシマ(PU11型系)、プレサージュ (U30 - U31型系)/バサラ(JU30型系)、アルティマクーペ(U32型系) V - スカイライン(V35型系 - ) W - アベニール(W10 - W11型系) 、ラルゴW30型系のみ)、シビリアン(W40 - W41型系) Y - セドリックグロリア(Y30 - Y34型系)、 レパード(JY32 - JY33型系)、シーマ(FPY31 - FY33型系、HGY51型系)、フーガ(Y50型系 - )、パトロールサファリ(Y60型系 - ) Z - キューブ(Z10 - Z12型系)、フェアレディZZ31型系 - )、ムラーノ(Z50型系 - ) モデルチェンジした際に最初アルファベットが変わることがある(例:スカイライン5代目まで「C」6代目から10代目まで「R」11代目以降は「V」と変化している。ただし、「R」代までシャシ共用するローレル最後まで「C」であった)。 特徴記号 G - ロングホイールベース K - クーペハードトップコーチ W - ステーションワゴン V - ライトバン 4W - 四輪駆動専用車 - 4W60 /Q4W70・4W70 エンジン識別記号 無印 - 基準排気量 P - 排気量拡大版、または高性能版 H - 「P」よりも排気量大きいもの、または高性能なもの 型式10位の数字 ダットサン 1 - 小型乗用(小排気量) - 元プリンス自工製のスカイラインには2.0 Lエンジン設定があったが、タクシー乗車定員区分では小型中型6名、小型5名)となり、「1」となった。これには、日産プリンス吸収合併したため、元プリンス小型車上位にしたくなかった、という「噂」もあった。 2 - 小型貨物(小排気量) - サニートラックのみが「2」、セレナはバネットコーチ時代名残で「2」。 ニッサン 3 - 小型・普通乗用(中排気量) - 従来「1」であったスカイライン1981年のR30型系から「3」へ変更。 4 - 小型・普通貨物(中排気量) - エコー / シビリアンはキャブオールシャシのため「4」。 5 - 普通乗用大排気量) 6 - 普通商用大排気量) - サファリには乗用登録モデル3ナンバー)あり。 7 - 大型乗用車戦前) - ニッサン・乗用車中型貨物戦後Q4W70型系とその民生版のキャリアー(普通貨物登録)に付番。 8 - 大型貨物 - 日デとの提携後、780型系を最後に廃止1976年)。日デとは異なりガソリンエンジン車も設定戦前製の大型車なみの大きさとなった中型3.5 t積トラックのC80型系にも付番。 9 - 大型バス - 同じく690型系を最後に廃止1972年)。トラックシャシ流用場合は「8」。日デとは異なりガソリンエンジン車も設定基本的に奇数乗用系、偶数貨物およびバス等業務系。現在でも型式10位の付番法則踏襲されている。 1980年発表E23型系キャラバンホーミーF30型系レパードC31型系ローレル以降アルファベット1文字に2桁の数字を合わせモデルチェンジの度に一の位変えることになった。そのため、同一車種エンジン車体形状など変更シャーシ共有した異な車種場合は、型式名の前(排ガス記号ハイフンの後)アルファベット加えられている。これは車両によってバラバラだが(プラットフォーム共有する車種間で文字の意味揃えられていることはある)、下記仕様については共通のアルファベット割り当てられる。 A - エアサスペンション B - ディレイ制御スーパーHICAS(Y32型セドリックグロリアのグランツーリスモアルティマ/同タイプX、JY32型レパードJ・フェリータイプX、Y33セドリックグロリアレパード電動スーパーHICAS装着車) C - HICASスーパーHICAS D - 油圧アクティブサスペンション(FY32型シーマリミテッドL系、FY33型シーマ41LX/同VIP) H - ハイブリッドe-POWERE12ノート4WD車、日本向けキックスを除く) S - e-POWERE12ノート/E13型ノート/ノート オーラ4WD車) N - 4WD T - 教習車 Y - パトロールカー 現行規定への変更後モデルチェンジした車種で、上記アルファベット割当されていなかった場合アルファベット割り当てた上で一の位「0」ブルーバードは「1」)から振り直したアルファベットがある車種は、流用した上で「1」から開始している(サニーB11 - 、ローレルC31 - 、キャラバンホーミー初代E20→E21→E22のため、E23 - )が、スカイライン「R」変えて0から(R30)、フェアレディZは「Z」に変えて1(Z31)から始めるなど、特例も多い。 規定変更以後新規車種原則として「0」からとなっているが、ティアナJ31)やティーダC11)、ノートE11)のように既に使用され型式重複する場合は「1」から振ることもある(前者J30型系マキシマ、中者はC10型スカイライン後者E10型チェリー存在したため)。 レアケースとして、ジューク型式F15)や、マツダOEMのラフェスタハイウェイスター(社内型式B35)、小型CUVキックス型式P15)のように、「5」からスタートしている車種もある(前者過去F10、F11が2代目チェリーとして存在し、中者は初代B30型系と、後者プリメーラ(P10 - P12型系)と区別するため)。ラニア)は愛称変わったものの、ブルーバード)の「系譜」を引き継いでいる(U14→U15)。2007年登場したGT-Rも、スカイラインGT-R系譜引き継いで連番BNR34R35となっている。 ノートノート オーラ場合上記法則通り記述すると、通常e-POWER4WD車はHNE12(E12)、HNE13(E13)/HFNE13(E13オーラ)となるが、この車種限っては、SNE12、SNE13/SFNE13となっている。(同じハイブリッド4WD車でも、T32エクストレイル・V37型スカイラインでは上記法則通りそれぞれHNT32、HNV37となっている) マツダ・ボンゴOEM切り替えられバネットは、3代目を「S20型系」(マツダ型式SS/SE)、4代目を「S21型系」(同SK)とする日産独自の社内呼称与えられ小型貨物としての「2」が受け継がれている。 軽自動車については、ベース車両共同開発場合製造元車両)に準じた型式のほかに社内型式設定されるが(車検証記載されるのは前者)、前者ベース車両アルファベットスズキ製もしくは数字三菱自動車工業製)の一部分変わり後者は「○(この部分にはアルファベットが入る)A0」からスタートして○A1、○A2・・・といった具合モデルチェンジごとに数字部分増えていく。例として、ベース車両であるスズキ・MRワゴン初代)の「MF21S」に対してモコは「MG21S」ならびに社内型式「SA0型系」、MRワゴン2代目)の「MF22S」に対してモコは「MG22S」ならびに社内型式SA1」、MRワゴン3代目)の「MF33S」に対してモコは「MG33S」ならびに社内型式SA2」・・・という具合である。共同開発場合日産自体生産していない限り同様の法則で、製造元三菱・eK3代目)三菱・eKスペースの「B11W」「B11A」に対してデイズとデイズルークスは「B21W」「B21A」ならびに社内型式「AA0型系」「BA0型系」・・・となる。 ただし、電気自動車であるリーフ限って登録車ありながら上述法則からはやや外れ軽自動車社内呼称型式似た「ZE0」(初代)(=Zero Emission 0)→「ZE1」(2代目)与えられている。 座間工場ノックダウン生産されていたフォルクスワーゲン・サンタナは、他の日産車と同じような「M30」という型式与えられた。(日産自体生産しているため、車検証記載される型式日産となっている)

※この「車両型式」の解説は、「日産自動車」の解説の一部です。
「車両型式」を含む「日産自動車」の記事については、「日産自動車」の概要を参照ください。

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