ローレル
Laurelとは英語で月桂(冠樹)を意味し、雄々しさ、平和を象徴する。月桂樹はギリシャ神話のアポロの神(太陽の神)の霊木といわれる樹木。初代モデルは1968年4月デビュー。この頃のオーナードライバーのためのクルマとしては、1.5Lクラスが普通だったが、それよりも1ランク上のオーナーカーとして企画した。エンジンは直4・SOHCの1.8Lで、この排気量もハイオーナー向けであることを示していた。その背景としては、日本のモータリゼーションの進展が急速に進み、小型車ユーザーから、より高級なオーナーカーを求める声が強まっていたことがあげられる。当初セダンだけだったが、70年6月、日産初の2ドアハードトップ車を追加した。
72年4月にフルモデルチェンジで2代目へ。初代に比べてホイールベースが50mm延び、全長も150mm長<なって大型化した。エンジンは2.6Lも出現し、またハードトップ車も追加設定した。
3代目は77年1月に登場。ホイールベースは2代目と同じ2670mmだったが、全長は25mm長い4525mmとなり、全幅もわずかに増えた。ボディバリエーションは3タイプで変更なし。エンジンは1.8L、2L、2.8Lで、2.8Lは旧型時代の75年9月、排ガス対策のために2.6Lを2.8Lにしたものを引き継いだ。ディーゼルエンジンの2Lを追加。
80年11月、フルモデルチェンジで4代目に生まれ変わった。エンジンは1.8L、2L、2.8Lのガソリンだけとなった。空気抵抗を抑えたスタイリングはスラントノーズに顕著。81年2月、2Lにターボ版を追加、時代に合わせた。2ドアハードトップ車は消滅。84年10月、フルモデルチェンジ、5代目へ。ガソリンエンジンは1.8Lと2Lで、ディーゼルが復活(2.8L)した。ガソリンターボもあった。
89年1月、6代目に変わった。ボディタイプは4ドアハードトップだけとなった。ディーゼルは引き継がれ、ガソリンのターボも選べた。上位グレードにはリヤ・ビスカスLSDや4WASの設定があった。
7代目C34型は93年1月に登場。ボディサイズは全車3ナンバーとなって、ウインドシールドとサイドウインドウを立ち気味にしたのが特徴だった。ガソリンエンジンは2Lが2機種、それに2.5L・NA。ディーゼルもあった。
97年6月、8代目へ進化。大人のためのスポーティ・サルーンを目指した。シャシーはスカイラインと共通。外観は4灯式ヘッドランプにハニカムグリル、エアロバンパーのスポーティ系クラブSと、めっきグリルでラグジュアリー系メダリストシリーズの2タイプがあった。エンジンはNEOストレート6の2Lと2.5L、2.5Lターボ、2.8Lディーゼル。変速機は4速ATだけ。駆動方式はFRが主力だが、4WD仕様も設定。99年8月にフロントまわりのデザインを改め、ボディカラーを一新した。追加車種として、メダリスト系のプレミアをラインアップした。2001年5月にも、CD-ROM方式のTV、ナビシステム搭載車NAVIエディションⅡと、お買い得車セレンシアを追加。
ゲッケイジュ
ローレル
ローレル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 04:45 UTC 版)
「RACK-13係の残酷器械-」の記事における「ローレル」の解説
鎖鞭の一種である「月桂樹」のトーチャー。 キャタナイン曰く「アガリを打ちたがるヘンタイ」とのことだが、基本的には彼に従順。
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