プレセア
宝石、大切なものを意味する。初代モデルが誕生したのは、1990年6月、スタイリッシュな4ドアハードトップ車、というのがセールスポイントだった。型式名R10。エンジンは1.5L、1.8L、2Lで、駆動方式はFF。Ct.Ⅰ、Ct.Ⅱなどのグレード名を付けていたが、これはモデル名が宝石だからで、カラットの略。
スタイリングはフロントバンパーより上にラジエーターのためのエアインテークのないことが特徴で、ヘッドランプの形もユニークだった。
95年1月、フルモデルチェンジ、2代目となった。R11という型式名に変わった。従来型に比ベホイールベースが80mm伸び、全長も60mm長くなって、居住性が向上した。リヤサスペンションも新開発のマルチリンク・ビームを採用。シリーズ全体にレフィナ(洗練された)というサブネームが付いた。9月には、ブラックスターと呼ぶ専用のボディカラーをもつモデルを追加した。
97年8月、一部変更。フロントグリルやバンパーのデザインを変え、内装材も一新。ABS、デュアルSRSエアバッグ、ブレーキアシストなど安全装備を充実した。このとき、ブラックスターを廃止、レフィナを中心とする車種構成にしたが、2000年8月、ブルーバード・シルフィと入れ替わるかのように生産を終えた。
プレセア
- プレセアのページへのリンク