原動機とは? わかりやすく解説

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原動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 08:36 UTC 版)

原動機(げんどうき、英語: prime mover)は、自然界に存在するさまざまなエネルギー機械的な仕事力学的エネルギー)に変換する機械装置の総称[1]。狭義にはタービンなどの仕事を発生する機械そのものを指すが、広義には蒸気原動機、動力プラントなどのシステム全体を指すこともある。


注釈

  1. ^ 船外機など

出典

  1. ^ 原動機(げんどうき)の意味”. goo国語辞書. 2019年12月6日閲覧。
  2. ^ 松木英敏; 一ノ倉理 『電磁エネルギー変換工学』朝倉書店、2010年、49頁。 


「原動機」の続きの解説一覧

原動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/31 13:41 UTC 版)

流体機械」の記事における「原動機」の解説

流体エネルギー機械エネルギー変換する油圧を使うもの油圧シリンダ油圧エネルギー直線運動変換する 油圧モーター油圧エネルギー回転運動変換する 揺動アクチュエータ油圧エネルギー首振り運動変換する 空圧を使うもの空気シリンダ気体エネルギー直線運動変換する 空気モーター気体エネルギー回転運動変換する歯車モーターベーンモーターピストンモーターなど 風力原動機 圧力モーター 水車発電用水車 蒸気タービンガスタービン

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原動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/04 07:46 UTC 版)

GE 44トンディーゼル機関車」の記事における「原動機」の解説

形式車体中央運転台キャブ)を設け、その前後フードボンネット)内に原動機と発電機1セットずつ収めている。ほとんどがキャタピラー社製のV型8気筒180馬力134キロワット)のディーゼルエンジン、D17000型(排気量27.14リットル)を搭載している。 それ以外では、ハーキュレスDFXD型エンジンV型6気筒、14.03リットル)を搭載したものが9両あり、ブダ製6DH1742型200馬力150キロワットV型6気筒、27.31リットル)を搭載したものが10両、キャタピラー社のD342型(V型6気筒、20.38リットル)を搭載したものが4両ある。DFXD型搭載のものは、2両がチャタヌーガ・トラクションに、7両がミズーリ・パシフィック鉄道その子会社納められた。D342型を搭載したものは最後に製造されたもので、カナディアン・ナショナル鉄道に3両、ダンスビル・アンド・マウント・モーリス鉄道に1両が収められた。

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原動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 21:44 UTC 版)

第二次産業革命」の記事における「原動機」の解説

18世紀イギリス開発され適用され蒸気機関は、ヨーロッパ諸国アメリカ日本には産業革命進行と共に19世紀通じてゆっくりと輸出されていった。これとは対照的に第二次産業革命においては幾つかの国において内燃機関実用化進み、その概念に関する普及速く進んだ。1例を挙げれば最初石炭ガスで動かす内燃機関フランスのエティエンヌ・ルノワールが開発したが、軽工業での固定式動力として限られた応用しかなされなかった。 1870年代フランスでは原始自動車駆動力として内燃機関適用する試みが行われていたが、量産までには至らなかった。燃料として石炭ガス代わりに石油使って革新遂げたのはドイツゴットリープ・ダイムラーであり、これが数年後には自動車適用され1890年代から1900年代にはイタリアフランスなどのヨーロッパ諸国アメリカ日本など工業国内燃機関使った自動車の生産始まった間もなくアメリカヘンリー・フォードが、1908年デビューしたフォード・モデルT」により内燃機関大量生産して社会大きな衝撃与えた2サイクル石油内燃機関イギリス技師ジョセフ・デイによって発明されたが、この特許アメリカ起業家使用許可し、それが直ぐに貧乏人の足」オートバイモーターボートポンプになって電力普及する前に小さな工場安価信頼できる駆動力ともなった

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原動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 05:31 UTC 版)

無線操縦ヘリコプター」の記事における「原動機」の解説

グローエンジン (ニトロメタンメタノール添加した燃料使用する) 電動(最近はこれが主流になりつつある。リチウムポリマーバッテリーブラシレスモーター搭載により、従来エンジン機でしか出来なかったスタント飛行可能になる。) ガスタービン ガソリンエンジン(高出力機体汚れにくく燃料費が安い) ロータリーエンジン (振動少なく高出力)

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原動機

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 09:19 UTC 版)

名詞

げんどうき

  1. 電気などのエネルギー機械的なエネルギー変換する装置電動機熱機関など。

関連語

翻訳


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