神闘士
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神闘士(ゴッドウォーリアー)は、車田正美の同名漫画を原作とするアニメ『聖闘士星矢』に登場する架空のキャラクターである。北欧の神の国アスガルドで主神オーディーンに仕える闘士たちであり、神闘衣と呼ばれる鎧を身に纏う。北斗七星を構成する星を守護星とし、その星の名(体の名称)を称号に持つ。
- ^ a b c d e f g 『ギャラクシースピリッツ 図鑑』
- ^ a b c d バンダイ 1988, pp. 12–13
- ^ ボードゲーム版での技名は「ドラゴン・ブリザード」となっている。
- ^ a b c d e f 田口 2008, pp. 45–49
- ^ シグムントはヒルダの変貌に気付いており、操られていたヒルダでは従えられなかったため。
- ^ a b 田口 2008, pp. 98–102
- ^ a b c 刈屋他 2013, pp. 96–107
- ^ 「ミョルニルの槌」とも呼ばれる。
- ^ 刈屋他 2013, p. 101による表記。後藤他編 1989, p. 108などでの表記は「ネイチャー・ユーリティ」。
- ^ 田口 2008, p. 83.
- ^ 後藤他編 1989, p. 109.
- ^ 実際にはアルデバランとは互角の実力であり、背後からバドが不意打ちを食らわせていたことが判明する。
- ^ バドは、シド本人も知らないと思い込んでいたが、実は知っていたことが判明する。
神闘士
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「聖闘士星矢 神々の熱き戦い」の記事における「神闘士」の解説
ゴッドウォリアー。北欧の神の国アスガルドで主神オーディーンに仕える闘士たち。神闘衣(ゴッドローブ)と呼ばれる鎧を身に纏い、その実力は聖闘士に勝るとも劣らない。テレビシリーズの神闘士とは設定が異なり、地上界においてはドルバル教主がオーディーンの地上代行者として統率の任を負い、彼らは忠誠を誓っている。なお、先行された劇場版予告編では「アインヘリアル5勇士」と呼称されていたが本編では語られなかった。 ロキ 声 - 水島裕 技:襲撃群狼拳、オーディーン・テンペスト 緑がかった神闘衣とマントを纏う神闘士のリーダー格。最強の神闘士であり、ドルバルの信任も厚い。非常に攻撃的な小宇宙を持つ。星矢と互角の戦いを繰り広げるが、欲望のためだけに戦うロキの小宇宙よりも正義のために戦う星矢の小宇宙が勝り、ペガサス流星拳とペガサスローリングクラッシュの連続技の前に敗北する。 名前の由来は北欧神話のロキ。神闘衣のデザインはテレビシリーズでのアルベリッヒに、技はフェンリルに受け継がれている。 ウル 声 - 村山明 青の神闘衣を纏う。神闘士随一の剣技の使い手で、瞬の星雲鎖をも断ち切る炎の剣の持ち主。瞬を苦しめたが、一輝の不意打ちによる鳳翼天翔を受け、何が起きたかわからないまま倒れた。 名前の由来は北欧神話のウル。神闘衣のデザインはテレビシリーズでのフェンリルに、炎の剣の設定はアルベリッヒに受け継がれている。 ルング 声 - 玄田哲章 技:ミョルニル・ハンマーによる攻撃 青の神闘衣を纏い、ミョルニル・ハンマーと呼ばれる二つのブーメランを操る巨漢。その体格通り、神闘士でも最大のパワーを誇る。一輝の幻魔拳を受け、一輝目がけて放ったミョルニル・ハンマーを自分の胸に受けるが、なおも立ち上がり、崖崩れで一輝もろとも奈落の底へ。 名前の由来は北欧神話のフルングニル、ミョルニルの由来は同じく北欧神話の雷神トールの槌・ミョルニル。このミョルニルの設定はテレビシリーズでのトールに受け継がれている。 ミッドガルド 仮面で素顔を隠した謎の神闘士。その正体は「中つ国」(アスガルドから見た地上、サンクチュアリのこと)から調査に来て、ドルバルの魔拳で洗脳された氷河で、紫龍の廬山昇龍覇により正気を取り戻す。 ミッドガルド本人は作中には登場しないものの、設定上ではドルバルにより幽閉されていたとされ、完成していた本人の素顔のデザインは、テレビシリーズのハーゲンへ、神闘衣のデザインはトールに受け継がれている。また、劇場版予告編ではオレンジ色ではなく、緑基調の神闘衣だった。
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神闘士
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「聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-」の記事における「神闘士」の解説
ゴッドウォーリアー。アンドレアスに忠誠を誓う7人の闘士。纏う鎧「神闘衣」(ゴッドローブ)にはアスガルドの加護とユグドラシルの影響で更なる力が与えられているが、ユグドラシルから離れると効力は弱まる。黄金聖闘士がユグドラシルに突入した際は、アンドレアスからオーディーンサファイアを授けられ、更に力を高めることが可能となった。本シリーズのゴッドウォーリアーは「新生ゴッドウォーリアー」であり、旧テレビ版「北欧アスガルド編」や劇場版の神闘士とは編成や設定が異なる。 フロディ・シグムンド・ヘラクルス・スルトの4人は、黄金聖闘士との戦い後も存命しており、最終話にてハーデスとの聖戦終了後、アスガルド兵の訓練を監督している描写がある。 グリンブルスティのフロディ 声 - 岡本寛志 技 - ヴィルトシュヴァイン、ヴィルトシュヴァイン・シュトラール 神闘士のリーダー格。184㎝。古来よりオーディーンに仕えてきた家系の出身で正義感が強く、何よりも神闘士であることに誇りを持つ。戦闘では、光速拳のほか、刀身を発射し自在に操ることが可能な「ジークシュベルト」という剣を操る。 かつて身寄りがないリフィアを生家に住まわせ、境遇・身分の違いはあれど共に育った幼馴染関係で密かに彼女に想いを寄せていた。故にリフィアを案じる心はあるものの、彼女の訴えはヒルダのうわ言に惑わされたためと断じ、アスガルドを護ることがリフィアを護ることになると考えていた。 裏切り者となったリフィアを捕らえた際は、彼女を救出しに来たアイオリアと対峙して一旦は押し込むも、神聖衣を纏ったアイオリアに戦況を覆された。ユグドラシル内部では、勇者の間「ヴァナヘイム」でアイオリアと再び対峙。一進一退の攻防の中、現れたリフィアの告白を受け戦闘を中断する。アンドレアスから黄金聖闘士を蘇生させたリフィアの殺害の命を拒否したことでベルセルク化させられるが、寸前でオーディーンサファイアを自ら砕き回避した。だが、その後ウートガルザによってリフィアが消滅させられ、それを機にアンドレアスに反旗を翻し、アイオリアを先へ進ませ自身はウートガルザと対峙し、序盤は翻弄されるが、最後は渾身の力を込めた一撃を浴びせ倒した。その後はウートガルザの亡骸から発見したオーディーンローブをオーディーン像に捧げることで、リフィアの肉体を再構成させたと同時にオーディーン地上代行者として覚醒させアイオリアに真実を伝える。そして、力を解放して黄金聖闘士を援護すべく祈り続けるリフィアを守り続けた。 ニーズヘッグのファフナー 声 - 伊藤健太郎 技 - ドラゴニュート・バレット アンドレアスの下でユグドラシルの研究を担っている神闘士。175㎝。右手に収納可能な鎖状の剣「リディル」を持つ。研究のためには人体実験をも厭わないため、神闘士の中でも最も残虐な男と言われる。また、自分の手は下さず謀を以て相手を倒す戦法を使う。 ムウと交戦後に撤退、病身のヘレナを治療する名目で病院に連行し、献体となった人々の生気を糧に新たなオーディーンサファイアを生成する。ユグドラシル内部では、知恵の間「スヴァルトアールヴヘイム」にて、ムウと乱入してきたデスマスクと対峙。黄泉比良坂へ落とされながらも、黄泉比良坂を歩くヘレナの弟妹を盾にしてデスマスクを窮地に追い込むが、最後は神聖衣を発現したデスマスクの積尸気冥窮波の前に敗北。「生きる価値も死ぬ価値もない」と黄泉比良坂に埋められ、死者に踏まれながら永久に苦しむ末路を辿った。 タングリスニルのヘラクルス 声 - うえだゆうじ 技 - ルオータ・ファルチェ、ルオータ・トルナード 「ミニョル」という剣を持つ神闘士。220㎝。神闘士の中で最も大力の持ち主であり、拳での攻撃の他、風系の技も操る。戦いを生きがいとして捉え、自分の力がどこまで通用するか試したいと考えており、相手に全力を発揮させるためには子供を故意に狙うなど手段は辞さない。 童虎の噂を聞きつけ闘技場に赴きアルデバランと交戦するが撤退する。ユグドラシル内部では、巨人の間「ヨートゥンヘイム」を守護しアルデバランと再戦するが敗北する。最後は自らを囮にアルデバランをユグドラシルの根に捕らえるも、像の破壊を成し遂げた彼に敬意を表しつつ、ユグドラシルの根に捕獲された。 エイクシュニルのスルト 声 - 千葉一伸 技 - フレイムディア・メイル・ストーム、ヘイトリッド・ブルーフレイム 光速での攻撃が可能な炎の剣「レーヴァテイン」を操る神闘士。185㎝。妹シンモラの髪留めを形見として付けている。戦いでは効率を重要視する策士で、待ち伏せて罠を仕掛けるなど狡猾な性格。かつてはカミュと共に聖闘士を目指す実直で熱い性格の持ち主だったが、カミュの修行の影響で発生した雪崩で妹を失ってからは次第に変貌していき、家族や仲間など全てを断ち切ることを決意した時に得た青く冷たい炎の力で神闘士へと登り詰めた。 生前の約束によりカミュから協力を取り付け、ユグドラシル内部では氷の間「ヤーヘイム」で力尽きたシュラに止めを刺す。ヤーヘイムのもう1つの姿・炎の間「ムスペルヘイム」で自身を止めようとするカミュに敗北するも直後彼の優しい言葉に救われ和解する。 グラニルのシグムンド 声 - 奈良徹 技 - パールドウ・オルカーン、パールドウ・ブリュー 左眼に古傷がある神闘士。190㎝。蛇腹剣「グラム」を操る。アルファ星ドゥベのジークフリートの兄。かつては神闘士候補の筆頭であったが、ニーベルンゲン・リングを嵌められたヒルダに排除され牢獄へ幽閉された。これにより自らの替わりとして弟ジークフリートが神闘士に選出された。 小細工や卑怯な手段を嫌う武骨な闘士で、正面から相手を叩き潰す戦法を信条とする。そのためスルトが罠を仕掛けた際は忌避感を顕わにした。弟の因縁から聖闘士を激しく憎み、スルトに協力するカミュを信用しておらず、ミロと交戦する彼の間に割って入った。ユグドラシル内部では霧の間「ニヴルヘイム」でサガと対峙。弟を間接的にとはいえ死に追いやってしまった自責の念から、その遺志を貫徹しようと力量の差にも怯むことなく攻勢をかけるが、弟の纏っていた神闘衣の涙を目撃し弟の真の想いを悟る。直後、アンドレアスの策略でベルセルクと化すが、サガに「仕える神は違えども聖闘士と変わらぬ誇りある戦士」と評された上で、神闘衣とオーディーンサファイアを破壊され命を救われた。その後はワルハラ宮に駆け付けフレアを救出し、ヒルダを守るためロキの生み出したエインヘリヤルの兵士を打ち破る。 フレースヴェルグのバルドル 声 - 泰勇気 技 - ユル、アンスール 「不死身の男」と呼ばれる神闘士。183㎝。勝利と破滅の剣「ティルファング」を駆使し相手を異空間に誘わせるほどの剣技や、異名に違わぬ不死身の肉体を持ち、神闘士の中でも最強と謳われる戦士。 アスガルドの中でも貧困と病が蔓延する村の出身であり、幼少時代は弱い体を酷使して村の唯一の働き手として働くも、村人が全て死に絶えてしまった過去を持つ。自らの境遇を嘆き、涙ながらにオーディーン像に祈りを捧げてる最中、オーディーンと称して語り掛けてきたロキに不死身の肉体を授けられると同時に「他者を思いやる心」を抜き取られた。以降は神同然の自身のあるべき場所を戦場とし、闘技場で幾多の屍を積み上げ「アスガルド最強の戦士」と謳われるほどになり、アンドレアスから神闘士の地位を与えられた。 ユグドラシル内部では、光の間「アールヴヘイム」でシャカと対峙。前述の力でシャカを追い詰めるが、神聖衣を発現させた彼に敗北する。その後自らの神足りえぬものを諭され、悔いると共に不死性を喪失し、今まで受けた全ての痛みを味わうが、シャカの天舞宝輪によって触覚を取り除かれ、彼に感謝の意を示しながら死んでいった。 ガルムのウートガルザ 声 - 野島健児 技 - アリュシナシオン・ルー 髪と両目以外をマスクで覆っている神闘士。182㎝。三日月刀「ダーインスレイヴ」を操り、神闘士の中でも屈指の実力を持つ。その体には黄金聖闘士とは違う紋様が浮かび上がる。素性はリフィアも知らずにいたが、表立って活躍するフロディの家とは対照的に、陰から人知れずアスガルドを守る家系の出であった。ロキの影に気づいており、自らエインヘリヤルとなりオーディーンローブを体内に秘匿していた。 ユグドラシル内部では、死者の間「ヘルヘイム」で童虎と会戦。童虎の攻撃を敢えて受けヘルヘイムの像を破壊させる行動を取る一方、フロディが拒否したリフィアの殺害を実行した。怒りに燃えるフロディと対峙した際は、序盤から圧倒するが、最期はフロディの一撃を腹部に受け、彼に真相を打ち明けてオーディンローブを託し絶命した。
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神闘士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 10:22 UTC 版)
神闘士はTVシリーズオリジナル「北欧アスガルド編」のキャラクター。劇中ではアンダースーツが長袖のため、腕部も胴体部と同色になっている。神闘衣に埋め込まれたオーディーンサファイアにはクリアパーツを使用。付属のネームシール、オーディーンサファイアや台、オーディーンのレリーフは『専用ディスプレイスタンドセット』に対応。パッケージ上部には北斗七星、内部の台紙にはニーベルンゲンリングが描かれている。『オーディーン星矢』は便宜上含める。 『オーディーン星矢』 シリーズ第62弾。2009年12月発売。大系と異なり通常発売となった。バルムングの剣・手甲が付属する。手甲は手首の数だけ用意されている。サファイアや台、レリーフは付属しない。オーディーンの綴りは他の神闘士のレリーフと異なり、「ODEN」とパッケージに記されている。 『アルファ星ドウベジークフリート』 シリーズ第30弾。2006年9月発売。3rd素体が採用された最初の製品。龍の双頭を模したマスク上部と右肩神闘衣は同一パーツを使用。マスクの下半分は顎部分が開いているものと閉じているもの2種を差し替えることで劇中の開閉を再現する。オブジェで使用する龍の翼は背面へ取付可能。 『ゼータ星ミザールシド』 シリーズ第39弾。2007年9月発売。神闘衣は大系と異なりアニメと同様の緑色。バイキングタイガークロウ用を含めた多数の手首が付属する。フェイスガードの有無が選択可能。オブジェの牙が伸びたマスクは、パーツの差し替えで表現する。 『ベータ星メラクハーゲン』 シリーズ第42弾。2007年12月発売。マスクは差し替えでゴーグルの開閉を表現する。グレートアーデントプレッシャー用の組んだ手首は、右腕部神闘衣に干渉し、はめにくくなっている。オブジェはシリーズ最大級のサイズで、フォルムを重視し胴部神闘衣は大き目のダミーパーツの中に収納する。 『エータ星ベネトナーシュミーメ』 シリーズ第45弾。2008年4月発売。閉眼・竪琴が付属する。竪琴はオルフェの物とは異なるデザイン。 『イプシロン星アリオトフェンリル』 シリーズ第51弾。2008年11月発売。親友の狼・ギングが付属する。腰布は軟質素材で再現され、マスクは差し替えでゴーグルの開閉を表現する。 『デルタ星メグレスアルベリッヒ』 シリーズ第57弾。2009年6月発売。大系にはなかった炎の剣が付属する。炎の剣は炎のエフェクトパーツと組み合わせることも可能で、オブジェにも組み込める。クリアパーツが多く、オブジェでも髑髏および背後のアメジストの柱に使用されている。 『ガンマ星フェクダトール』 シリーズ第60弾。2009年9月発売。シリーズ最大の素体で巨体を再現している。ミョルニルハンマー1対が付属する。手で持たせる以外に腰部神闘衣にマウントも可能。オリジナルのギミックとして、オブジェの蛇の鎌首をシールドとして装着できる。 『ゼータ星アルコルバド』 シリーズ第64弾。2010年1月発売。シドの神闘衣と素体をリペイントした物。双子の名が刻まれた短剣が付属する。設定通りサファイアや台は付属しない。
※この「神闘士」の解説は、「聖闘士聖衣神話」の解説の一部です。
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