ニーズヘッグとは? わかりやすく解説

ニーズヘッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 04:48 UTC 版)

ニーズヘッグ[注 1]古ノルド語: Níðhǫggr[1][2][注 2]; 語釈は「怒りに燃えてうずくまる者」[1]など[注 3])は、北欧神話に登場するヘビ、またはドラゴンである。


注釈

  1. ^ 日本語カナ転写翻字)表記には、ニーズヘグ[11]またはニーズホッグ[12]ニードヘッグ[13]ニドヘグ[14]ニドフグ[15]ニードホッグなどがみられる。また、「Nidhöggr」のドイツ語発音に対する表記としてニドヘッグル[16]がみられる。
  2. ^ 綴りには他に、英語化英語版ドイツ語化ドイツ語版された形も含め、Niðhöggr, Nidhogg, Nidhoggr, Nithhogg, Nidhögg, Nidhöggr, Nithhöggr, Nídhöggr, Nithhoggr, Nidhhogg, Níðhögg, Niðhoggr, Níðhoggr, Nídhögg, Hidhaegg, Nidhhoggr などがみられる。
  3. ^ 他に、「死体を裂く者」[3]、「悪意の打撃者」[4]、「憎悪に満ちて打つ者」[5]など。一般書『Truth In Fantasy VI 虚空の神々』(1990年)では「嘲笑する虐殺者」としている[6]が、その学術的な出典は不明。

出典

  1. ^ a b 『エッダ 古代北欧歌謡集』24頁(「巫女の予言」脚注130)。
  2. ^ 『Dictionary of Northern Mythology』p.231.
  3. ^ キーヴィン・クロスリィ=ホランド山室静・米原まり子訳、『北欧神話物語』青土社、1992年新版第3刷(初版第1刷は1983年)、ISBN 978-4791751495。索引。
  4. ^ Dronke, Ursula (1997). The Poetic Edda : Volume II : Mythological Poems. Oxford: Clarendon Press. p.17, 142. 原著(英語)では「Malice Striker」。
  5. ^ 『Dictionary of Northern Mythology』p.231. 原著(英語)では「the one striking full of hatred」。
  6. ^ 健部伸明怪兵隊、『Truth In Fantasy VI 虚空の神々』(ISBN 978-4915146244)、新紀元社、1996年4月3日発行、第5刷(初版は1990年4月26日発行)、p.208。
  7. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』236頁。
  8. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』55頁。
  9. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』12頁。
  10. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』15、24頁。
  11. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』などにみられる表記。
  12. ^ 『北欧神話の世界』(アクセル・オルリック著、尾崎和彦訳、青土社、2003年、ISBN 978-4-7917-6065-7)などにみられる表記。
  13. ^ 『エッダ/グレティルのサガ』(松谷健二訳、筑摩書房〈ちくま文庫〉、1986年、ISBN 978-4-480-02077-2)などにみられる表記。
  14. ^ 『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』(山室静著、筑摩書房〈世界の神話 8〉、1982年ISBN 978-4-480-32908-0)などにみられる表記。
  15. ^ 『北欧神話と伝説』(ヴィルヘルム・グレンベック著、山室静訳、新潮社、1971年、ISBN 978-4-10-502501-4)などにみられる表記。
  16. ^ 『アスガルドの秘密 北欧神話冒険紀行』(ヴァルター・ハンゼン著、小林俊明・金井英一訳、東海大学出版会、2004年、ISBN 978-4-486-01640-3)にみられる表記。


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白の皇国物語」の記事における「ニーズヘッグ」の解説

黒龍公ニーズヘッグ家の公都重工業都市

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ラグナロクオンラインの登場キャラクター」の記事における「ニーズヘッグ」の解説

世界を貫く大樹イグドラシル守護者紫の体表をした翼竜の姿だが、普通の人間少女変わらぬ姿でいることが多い。魔神殿でのモロクとの決戦ではロキと共に主人公同行するモロク倒された際は彼の胸中見抜き同情しきもの見せている。

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Carnage Heart PORTABLE」の記事における「ニーズヘッグ」の解説

規格外大型ホバー型OKEヘビ型の下肢を持つことが特徴で、通常のホバー型には無いしゃがみ動作ガード攻撃が可能。

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フライハイトフロンティア」の記事における「ニーズヘッグ」の解説

グランドランサー山頂住まう、氷を司る竜。

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英雄伝説 軌跡シリーズ」の記事における「ニーズヘッグ」の解説

「閃I」及び「閃II」のエレボニア帝国内戦において貴族連合雇われ猟兵団竜の紋章掲げ各部隊は体の器官右腕胃袋、拳など)の名を持つ。猟兵団としては比較的高ランク集団で、手堅い仕事を行うことで知られる構成される部隊毎の横の繋がりが非常に希薄で、団の全貌正しく把握しているのは所属人員のほんの一握りとされる。ある部隊壊滅して犯罪者などを取り込むことで部隊立て直してしまう特徴がある。

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英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「ニーズヘッグ」の解説

ゼムリア大陸活動する猟兵団のひとつ。猟兵団の中では、中位程度実力知名度有している。『暁』の主人公である遊撃士協会クロスベル支部所属の準遊撃士ナハト・ヴァイスが遊撃士となる前に所属していた。 卿(サー登場作:『暁』 ニーズヘッグを束ねる首領。 アイリ・アドラー 登場作:『暁』 声:(不明) 《小指分隊長桃色の髪をした少女。血とミラ至上とし、軽妙な口調ながらも性格極めて残忍で、赤い星座シャーリィ警戒する程の実力持っているリーベル王国女王生誕祭にてジェスター猟兵団残党の《道化》のジェリコ第1章)や元クロスベル上級捜査官ライトナー第2章)と契約に基づきレミフェリア公国セイランド社から爆薬として転用可能な医薬品パイア》の強奪第1章)や「右の額から頬に傷がある心優しい女性」としてツァイス中央工房潜入し新型導力演算器《カペルII》を事件発生まで誰にも悟られずに盗み出す工作第2章)を行っていた。 《パイア》を利用した爆弾によるテロ計画するジェリコ部隊支援し王都地下水路でクルツ・ナルダンと交戦するものの敵わず、爆弾を囮に撤退その後計画失敗でレイストン要塞牢屋連行されジェリコを、報酬不履行意志確認してから冷徹殺害、さらに一部始終目撃していたギルバート口封じ殺害しようとしたが、カンパネルラ妨害失敗している。 新型導力演算器《カペルII》によるジオフロント利用したサイバーテロ失敗した場合保険として、用意したマシン暴走させてライトナー殺害するプログラム仕込んでいたが失敗その後クロスベル警察学校移送されライトナーと「錬金術師」との連絡役を行うも、「錬金術師」から自分たちの計画危うく崩壊させられそうになったことで怒り買ってしまい、クロスベルやライトナーの手出し禁止および長期契約破棄突き付けられた。 それからは目立った動きはなかったものの、ニーズヘッグの《胃袋》ら3人の隊長中心とした大掛かりな「クロスベルでの三か国襲撃」をクロスベル・レミフェリアの遊撃士による合同作戦失敗終わり湿地帯逃走した部隊を《赤い星座》のシグムントシャーリィによる後始末が行われている最中出現し部隊生き残った隊長3人を殺害して退散した(実は、この三か国襲撃計画自体が、卿による「リストラ計画だった)。 リベール各地利用した新型街灯機および通信機器の異常事件の際は、ゾーイ・キャラハンというやり手企業コンサルタントとして暗躍エスペン副社長手を組んで『ある目論見』の協力行っている。 ムント、ツンゲ、ツァーン 登場作:『暁』 《胃袋小隊長アイカ 登場作:『暁』 回想登場。ナハト・ヴァイスの部隊員で、アイリ・アドラーと瓜二つ少女部隊長ナハトナハトくんと呼び、他の部隊員らとともに慕っていたが、ナハト逃亡した任務戦死したフーゴクレインヤン、ガステア 登場作:『暁』 回想登場。ナハト・ヴァイスの部隊員でナハト慕っていた。アイカ同様、ナハト逃亡した任務戦死した

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最弱無敗の神装機竜」の記事における「ニーズヘッグ」の解説

ヘイズ機竜

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