翻字
翻字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 20:38 UTC 版)
林義雄(編)『四本和文対照捷解新語』専修大学出版局、2006年。 - 日本語部分のみ
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翻字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 15:37 UTC 版)
「ペルシア語のラテン文字表記法」の記事における「翻字」の解説
厳密な意味での翻字においては、翻字されたラテン文字を見た読者が本来のペルシア語表記を再現することができるように、ペルシア語本来の表記法を再現する試みが行われてきた。このような翻字は個別のペルシア語や短い応答、アラビア文字やペルシア文字を使用しない英語やほかの言語の学術的な文書において使用されている。 翻字の表記は特にペルシア語独自音として発音されるペルシア文字の子音において各方法で揺れがある。したがって、ペルシア語の翻字はしばしばアラビア語のラテン文字表記法(英語版)を基にして作成されている。ペルシア文字の母音の表記もまた複雑であり、翻字は筆記体に基づいて作成されている。 BGN/PCGNラテン文字表記法やALA-LCラテン文字表記法を含む翻字が世界の英語話者の間において一般的に使用されている。 学術的な使用を行わない際においては、ペルシア語からの翻字による引用には通常厳密な音訳スキームを簡素化したもの (通常はダイアクリティカルマークを省略) 、もしくはペルシア語の音韻に厳密には則さない形で、英語のスペルルールを使用して英語話者に案内するといった不正確なスペルルールを使用している。 学術分野で使用される翻字やペルシア語の公式な翻字の正式な方法としてはDesphilicの標準ペルシア語翻字法 (Desphilic PSR) と呼ばれるものが存在している。この翻字方法では、全てのペルシア語は標準的なLatin-1に翻字されるため、英語圏のキーボードでも表記が可能となっている。
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翻字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:51 UTC 版)
キリル文字 ISO 9:1995のキリル文字翻字体系では、キリル文字と1対1に対応させるために多くのアクセント記号つき文字を使用する。サーカムフレックスのついた文字には â, ĉ, d̂, ê, î, k̂, l̂, n̂, ô, ŝ, û, ẑ があり、それぞれキリル文字の я, ҹ, џ, є, ӥ, ҝ, љ, њ, ө, щ, ю, ѕ に対応する。 中国語 使用頻度は低いが、拼音で ê は /e/ を表す。声調記号はサーカムフレックスと複合して ê̄, ế, ê̌, ề と書かれる。綴りを短くするため、zh ch sh をẑ ĉ ŝと省略することができることになっているが、現実の使用例はほとんどない。 日本語 日本語のローマ字にはいくつかの方式があり、長音の表記方法も複数あるが、訓令式系のローマ字表記においては、母音にサーカムフレックスを添えることによって長音を表す。 これに対してヘボン式などの方式では母音にマクロン「¯」を添えることが可能であるが、実際には何もしないほうがずっと優勢である。
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翻字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 19:12 UTC 版)
表語文字は慣用としてラテン語で大文字によって翻字される(例:「足」を意味する文字は PES とする)。音節文字はラテン文字に翻字されるが、同音の字は楔形文字の翻字方式と同様の方式で区別する。例:/ta/ を表す6種類の異なる文字は ta=ta1, tá=ta2, tà=ta3, ta4, ta5, ta6 と翻字される。近年、これらの同音字について再検討が行われ、新しい音価推定が行われるようになった。たとえば、tà は実際には /da/ を表すと考えられるようになり、á は実際には /ʔa/ (/a/と異なる)であり、インド・ヨーロッパ祖語の *h₁にあたると考えられるようになった。
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翻字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 03:07 UTC 版)
ラテン文字でアヌスヴァーラを翻字するにはいくつかの異なる方式がある。 IAST方式では ṃ と書く。 ISO 15919方式では ṁ と書く。 他の方式も上記のいずれかであることが多い。京都・ハーバード方式では M と書く。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 00:14 UTC 版)
「チベット語のラテン文字表記法」の記事における「翻字」の解説
ラテン文字への翻字は近年ワイリー方式がもっともよく使われるが、ほかの方式も使われる。 ACIP (Asian Classics Input Project)の方式はワイリー方式によく似ているが、大文字を使用し、ワイリー式の ts, tsh が TZ, TS になるなど、わずかな違いがある。 アメリカ議会図書館(ALA-LC)はかつて異なる方式を使っていたが、2015年4月にワイリー方式を拡張した方式に改正された。 古くから使われているものとしてダスの辞典の方式、イェシュケの辞典の方式がある。 かつて日本の仏教関係の文献では、ダス方式を多少改めたもの(n̂, ḫ, ç → ṅ, ḥ, ś) がよく使われていた。日本チベット学会では、機関紙「日本西蔵學會々報」への投稿論文に対し、ワイリー拡張方式を推奨している。 母音については方式による違いがないので、ここでは子音についてのみ記す。 ཀཁགངཅཆཇཉཏཐདནཔཕབམワイリーk kh g ng c ch j ny t th d n p ph b m イェシュケk kʽ g ṅ c̀ c̀ʽ j̀ ny t tʽ d n p pʽ b m ダスk kh g n̂ c ch j ñ t th d n p ph b m 旧ALA-LC方式k kh g ṅ c ch j ñ t th d n p ph b m ཙཚཛཝཞཟའཡརལཤསཧཨワイリーts tsh dz w zh z ' y r l sh s h イェシュケts tʽs dz w z̀ z ˱ y r l s̀ s h ʼ ダスts tsh ds w sh z ḫ y r l ç s h 旧ALA-LC方式ts tsh dz w ź z ' y r l ś s h
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翻字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 20:12 UTC 版)
楔形文字の翻字については「en:Cuneiform#Transliteration」を参照 楔形文字には専用の翻字法がある。楔形文字は多価であるため、翻字により、情報落ちが発生するどころか、元のテキストよりも情報量が増える。例えば、ヒッタイト語テキストの文字DINGIRはヒッタイト語の音節anを表すことも、アッカド語の語句の一部のilであることも、元来のシュメール語の意味である神を表す表意文字であることもありうる。
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翻字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 03:57 UTC 版)
国際音声記号 では、声門閉鎖音は「 ʔ」 で表記される。 論文や教科書等、学術的には、「'」(アポストロフィ) が使用される。 学術的な場面で用いられることはないが、アラビア語話者同士がラテン文字を使用する場合に、数字の「2」で代用することがある。特にインターネット上のコミュニティで見られるもので、主に文字化けや右書きによるレイアウトの崩壊を避けるためにこの転写法を使用する。ماء(水) - maa2
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翻字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 06:15 UTC 版)
東方聖典叢書で使われている翻字方法は現在一般的に使われるものと異なり、ミュラーが1854年に提案した宣教師のためのラテン文字によるつづりにもとづいている。この方法は通常のアルファベットで不足する字をイタリックや大文字によって補っている。サンスクリットの場合、IASTと比較して以下のように異なっている。 IASTā ī ū ṛ ṃ ḥ c ch j jh ṭ ṭh ḍ ḍh ṇ ḷ ś ṣ ミュラーâ î û ri m h k kh g gh t th d dh n l s sh
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