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チベット [Tibet]

中国南西部にある自治区ヒマラヤ山脈崑崙(こんろん)山脈との間にある、平均海抜4500メートル高原地帯住民大部分チベット族で、ヤク・羊などの牧畜が盛ん。チベット仏教ラマ教)の中心地チベット族古く(てい)・羌(きよう)の名で中国文献現れ、七世紀には統一王朝吐蕃(とばん)樹立、一四世紀からダライ-ラマによる支配が行われたが、一八世紀には清朝保護国となった。第二次大戦後、自治権獲得したが、1959年反中国動乱起こり一四代ダライ-ラマインド亡命65年チベット自治区成立した。区都はラサ。別名、

〔「西蔵」とも書く〕


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西蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/08 20:19 UTC 版)

西蔵(せいぞう/シーツァンXīzàng)は歴史的チベットのうち、アムドカムを除く、西南部2分の1程度を占める部分に対する中国語による呼称として成立した、地域概念の用語。代より康熙中期ごろまで用いられた烏斯蔵に代わり、康熙末年ごろより使用され始めた地域概念である。その後、中国以外の漢字圏でこの表記がとりいれられ、あるいは中国国外在住の中国語話者たちが発信するチベット関連の情報において、中国における概念・用法にあわせてチベットの一部として、もしくは中国における概念・用法とは別個に全チベットの総称として、使用されるようになった。本来の、および派生した概念・用法の主要なものは、以下のとおり。

  • 「西蔵」の語の伝統的な用法、および中華人民共和国における現行の用法では、チベットのうち、西端のガリ地方、チベットの南部のウーツァン地方、チベット高原中央部のチャンタン地方、カム地方の西半部などにあたる範囲の総称として使用される。チベットの東端に位置するカム地方の東部(時期によっては西部も含む全域)や、東北部に位置するアムド地方の全域はこの西蔵の範囲には含まれない。1911年辛亥革命以降、チベットのガンデンポタンは、「中国とは別個の国家」であることを主張し、チベットのうちの西蔵部分に実効支配を確立したが、これに対し、中華民国の歴代政権は、チベットの独立をみとめない立場から、自身の支配が及ばない西蔵の部分があくまでも中国の一部であることを強調する「西蔵地方」という用語もひろく用い始めた。「西蔵地方」の概念が指し示す領域の時期ごとの変遷については「西蔵地方」の項で詳述するが、中国国内では、西蔵西蔵地方とも、中国を構成する地方のひとつという観念を背景として、チベットの一部分だけを指す呼称として使用されている。
  • アムドの全域やカムの東部も含む全チベットの総称として、主として明治末期から昭和期かけて使用された呼称。欧州語によるチベットの総称「Tibet」の訳語として「西蔵」という漢字表記が採用され、この表記に対し「チベット」(もしくは「ティベット」)と発音したり、フリガナをふる用法が広く用いられた。チベットにおける王朝や政権の変遷を超えた国号としても使用。昭和後期より次第に廃れ、現在はカタカナのみで「チベット」と表記される場合が多い(→この用法の用例については下記を、中央アジアあるいは地域としてのチベットそのものの説明についてはチベットの項を参照)。







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