古ノルド語とは? わかりやすく解説

古ノルド語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 06:05 UTC 版)

古ノルド語(こノルドご、norrǿnt mál英語: Old Norse, ON)とは、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語である。古北欧語(こほくおうご)とも。


注釈

  1. ^ W は古西ノルド語、E は古東ノルド語で用いられたことを意味する。
  2. ^ この場合 æ は /æ/ を表す。

出典

  1. ^ たとえば三省堂言語学大辞典』「古ノルド語」の項。ただし当項目では、8世紀以後の諸方言(古アイスランド語など)を古ノルド語、8世紀以前を「原始ノルド語」(ノルド祖語のこと)と呼ぶ事例についても触れている。
  2. ^ Harbert, Wayne. The Germanic Languages. Cambridge: Cambridge Univ. Press, 2007. 7-10.
  3. ^ a b c d e f g Old Norse Online: Lesson 1 - 1. The Alphabet
  4. ^ Málsnjallr-Máttigr; Mánuðr, alternated with mónoðr
  5. ^ 下宮・金子 (2006): p.21.
  6. ^ 例えばヘンリー・スウィート『An Icelandic Primer』(1895年、[1])など。
  7. ^ Old Norse Online: Lesson 1 - 2.1. Consonants
  8. ^ 下宮・金子 (2006): p.22
  9. ^ ウォルシュ, p. 21
  10. ^ 下宮・金子, p.27.
  11. ^ 下宮・金子, p.35.


「古ノルド語」の続きの解説一覧

古ノルド語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:28 UTC 版)

イスタンブール」の記事における「古ノルド語」の解説

中世ヴァイキング東ヨーロッパでの拡大通してヴァリャーグなどでビザンティン帝国との接点があり、古ノルド語ではミクラガルズ Miklagarðr(mikill は「大きな」や「偉大な」、garðr は「街」)、後にミクラガード Miklagard を使っていた。今日でもこの語はアイスランド語のミクリガルドゥール Mikligarðurフェロー語のミクラガルドゥール Miklagarður の語に残っている。

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古ノルド語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/30 13:30 UTC 版)

スウェーデン文学」の記事における「古ノルド語」の解説

詳しくルーン石碑参照ルーン石碑多く文学的な目的よりも実用的な目的を持つもので、従って主に歴史学者文献学者関心対象である。また、いくつかのルーン石碑魔術呪術目的使われいたものであり、碑文本質的に意味をなす文章ではない。例外的に文学的価値有するもっとも特筆すべきものは西暦800年ごろのレーク石碑で、レーク石碑これまで知られている最長碑文持ちサガ伝説さまざまな詩句抜粋含まれ頭韻法(fornyrdislag)など種々の韻律形式によって綴られている。一般にはこれがスウェーデン文学黎明みなされている。

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古ノルド語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 22:50 UTC 版)

スウェーデン語の歴史」の記事における「古ノルド語」の解説

詳細は「古ノルド語」を参照 8世紀スカンディナヴィア地方ゲルマン語(原ノルド語)から古ノルド語が成立したゲルマン語はもともとルーン文字書かれていたが、原ノルド語24文字からなるフサルク書かれているのに対し、古ノルド語は16文字からなるフサルク書かれている文字数限られたことで、古ノルド語では1つルーン複数音素対応することになった。たとえば母音uに対す文字がo, ø, yにも用いられ、iに対応する文字がeにも用いられるといった具合である。 次いで東西2つ良く似た方言、古西ノルド語ノルウェーおよびアイスランド)と古東ノルド語デンマークおよびスウェーデン)に分かれた古東ノルド語特徴は、元々の二重母音æiが古東ノルド語では単母音eに、auとøyがøになるということである。これに対して古西ノルド語では、それぞれeiauey二重母音のままである12世紀初めごろから、デンマークとスウェーデン方言分かれ始める。大雑把に言えば変化デンマーク側で先に起き傾向があり、それがシェラン島からスウェーデン中部にかけていくつかの等語線つくりながら不均等伝播ていったこうした変化中には現代スウェーデン語にはまだ起きてないようなものもあるので、スウェーデン語のほうがより古い形を残しているとも言えるが、それでもだいたいにおいてこの2つ言語の間の差は小さなのである

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古ノルド語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 14:53 UTC 版)

i-ウムラウト」の記事における「古ノルド語」の解説

北ゲルマン祖語では後ろにj(子音)が来たとき (*skunja > skyn)、または長音節の後にi(母音)が来たとき(*gastiR > gestr, しかし *staði > *stað のまま)に起こる。後者短音節にも起こることがある (*kuni > kyn, *komiR > kømr)。

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