戦闘爆撃機とは? わかりやすく解説

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戦闘爆撃機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 10:13 UTC 版)

戦闘爆撃機(せんとうばくげきき)は、爆弾などを搭載し対地攻撃を行う武装搭載量が多い戦闘機[1]戦闘攻撃機(せんとうこうげきき)も同項で扱う。


注釈

  1. ^ 後には戦略爆撃機戦力を補完するため、核兵器の運用に特化したFB-111も既存機の改修型として製作された。
  2. ^ ソ連軍・ロシア軍では前線爆撃機ロシア語: фронтовой бомбардировщик)に分類されている。
  3. ^ 「高性能だが高価な大型戦闘機」(High)と「傑出した性能はないが比較的安価な中・小型戦闘機」(Low)の両方を調達・装備する(Mix)ことで、予算の圧迫を軽減しつつ数量的に十分な数を揃えた航空戦力を整備する戦力整備思想。

出典

  1. ^ 河野嘉之『図解戦闘機』新紀元社10-11頁
  2. ^ 青木謙知『ミリタリー選書1現代軍用機入門 (軍用機知識の基礎から応用まで)』12頁
  3. ^ あかぎひろゆき『40字要約で分かる 兵器の常識・非常識』
  4. ^ 河野嘉之『図解戦闘機』新紀元社46頁、戦史叢書52陸軍航空の軍備と運用(1)昭和十三年初期まで57頁
  5. ^ 戦史叢書52陸軍航空の軍備と運用(1)昭和十三年初期まで60頁
  6. ^ 戦史叢書52陸軍航空の軍備と運用(1)昭和十三年初期まで57-59頁
  7. ^ 森史郎『零戦の誕生』光人社57-58頁
  8. ^ 源田実『海軍航空隊、発進』文春文庫204頁
  9. ^ 奥宮正武『海軍特別攻撃隊』朝日ソノラマ55頁


「戦闘爆撃機」の続きの解説一覧

戦闘爆撃機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 07:56 UTC 版)

メッサーシュミット Bf110」の記事における「戦闘爆撃機」の解説

Bf110制空戦闘機長距離護衛戦闘機としてはバトル・オブ・ブリテンでの失敗否定されたが、腐って戦闘機であり双発機としては高速誇り哨戒船団護衛任務であればもちろん従来通り運用することができた。そもそもBf110仕様段階爆弾懸吊検討されていた機体であり、戦闘爆撃機としての運用は言わば当然のことである。210実験隊ではBf110C-4/BやBf109E-4/Bを用いた戦闘爆撃機戦術研究が行われていた。 また、後継機となるはずであったMe210開発失敗もあり、E型F型、そしてG型一部この後永く北アフリカバルカン半島で戦闘爆撃機として使用された。C型でもC-4/B、C-7という爆装可能な型があったが、E型最初からETC50ラック(爆弾懸吊装置)装備し強力な爆装可能な仕様となっている。1940年10月から実戦投入され東部戦線地中海北アフリカ戦線活躍した1941年6月バルバロッサ作戦では、Bf110は第26駆逐航空団の2個飛行隊78機(稼動51機、C型およびE型)と、中央軍集団所属の第210高速爆撃航空団第I,第II飛行隊(機数不詳)が全てであった。『ドイツ空軍全史』によれば全機合わせて3904機、うち双発戦闘機102機である。またプライス (1971)によれば双発戦闘機90機である。 その年の冬には第26駆逐航空団ドイツ本国引き揚げるが、地上攻撃かなりの戦果挙げたと言う1943年7月クルスクの戦いでは、17機が参加した戦局にはあまり影響与えなかったようだ1942年の遅い時期ソ連軍戦車対向するため、レヒリーン(ドイツ語版)で対戦車実験戦闘隊 (Versuchskommando für Panzerbekämpfung) が創設された。この部隊にはJu87G (BK3.7 37mm機関砲両翼装備)、Ju88P (75mm砲を装備) のほか、やはりBK3.7を胴体下面装備したBf110も第110対戦車中隊配備されたが、あまり良い結果得られなかった。 地中海及び北アフリカ戦線でもBf110活躍した。第26駆逐飛行団III飛行隊1940年末、シチリア島派遣され哨戒船舶攻撃、そして自軍船舶護衛行った1941年半ばには連合軍反撃備え第8、第9中隊北アフリカ移動しドイツアフリカ軍団守勢に立たされていたクルセーダー作戦支援したその結果中隊ドイツおよびクレタ島への撤退強いられるほどの損害被り一時第7中隊のほんの半ダース戦力しか持たない状態で最後の攻勢であるエル・アラメインの戦い支援第7中隊消耗する1942年5月には再集結果たし1943年5月最終的にドイツアフリカ軍団壊滅し北アフリカから撤退するものの、その時まで任務全うした

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戦闘爆撃機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/07 00:00 UTC 版)

サイレン戦士」の記事における「戦闘爆撃機」の解説

サイレン艦上爆撃機翼下対地ミサイル満載し防御用の旋回機銃背面に持つ。航空戦力に限れば、技術的に地球サイレン互角上の戦いが可能である。

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戦闘爆撃機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 16:04 UTC 版)

宇宙戦艦ヤマトシリーズの航空機・宇宙艇」の記事における「戦闘爆撃機」の解説

戦闘爆撃機は、『ヤマトよ永遠に』登場する架空軍用機デザイン担当板橋克己暗黒星団帝国使用されている大型艦上戦闘爆撃機である。全長60メートルにもおよび、同時期の同帝国航空機比べ、約2倍の大きさを誇る。主武装として機体上部触手型の3門の光線砲装備。この砲身も、新円盤型戦闘機同様、超磁性体関節ギア採用によりフレキシブル可動する。正面の赤い部分コックピットであり、ここに4人分の座席のような物体見える。その大柄な外観とは裏腹に高層ビルの間を高速飛行できるほどの飛行性能を持つ。 『ヤマトよ永遠に』時における暗黒星団帝国主力艦上機一つであり、地球侵攻部隊重要な航空兵力として、多数巨大輸送艦によって運ばれた。また、前線補給中間基地にも配備されている。劇中では確認出来ないが、巨大宙母の主要艦載機でもある。カラーリングはほぼ黒一色でまとめられている。 PS2『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶』『宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲』『宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊』にも、暗黒星団爆撃機として登場。また『宇宙戦艦ヤマト 二重銀河崩壊』では、触手型の3門の光線砲廃し代わりに重戦闘機と同デザインである大型のビームキャノンを2門装備した暗黒星団新型爆撃機登場している。

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戦闘爆撃機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 05:32 UTC 版)

一式戦闘機」の記事における「戦闘爆撃機」の解説

一式戦両翼下に最大250kg爆弾を1発ずつ懸架ないし落下タンクとの併用が可能であった。しかし大型爆弾搭載した場合飛行性能大幅に低下し最大利点である運動性能犠牲になる他、脚部強度が不十分であるため離着陸注意が必要であるなど運用上の制限存在した。 主に大戦中期以降には飛行分科戦闘」の部隊において、一式戦一式戦限らず三式戦四式戦二式複戦)といった陸軍戦闘機通常爆弾タ弾クラスター爆弾)・カ弾(焼夷弾)を搭載した戦闘爆撃機として対地および対艦攻撃積極的に使用されている。 さらに飛行第31戦隊飛行65戦隊などの飛行分科襲撃」の部隊は「爆装一式戦」に機種改変爆撃襲撃任務投入されている。特に沖縄戦従軍下の第65戦隊整備隊が考案したチャフ散布装置を各機に装備させる、超低空飛行を行うなどし沖縄近海連合軍艦船制圧下の地上施設対し通常攻撃戦果挙げた。 第64戦隊爆装一式戦による対艦攻撃の確実戦一例として、1945年2月11日ラムリー島の戦いにおいてイギリス海軍艦艇攻撃出撃した12機のうち、池沢軍曹機と僚機池田軍曹機の2機が2,200t級駆逐艦パスファインダー」に急降下爆撃敢行艦尾に2発の直撃弾を与え大破させている。「パスファインダー」は戦線離脱しイギリス本国曳航されたものの、損傷激しく戦後廃艦となっているため事実上撃沈であった。 また輸送船団掩護時に、本来は想定されていない任務であるが小型爆弾装備して対潜哨戒機としても運用されている。1944年10月以降フィリピン防衛戦では、一式戦装備する飛行20戦隊機体洋上迷彩たる濃紺塗装し制空戦闘機対潜哨戒機としてこれを運用していた。ほか、1944年4月14日1120分頃、アンダマン諸島船団掩護中の飛行26戦隊石川清曹長機が、船団前方3,000m付近で敵潜水艦放った魚雷航跡3本発見基地無線報告するとともに敵潜推定位置爆弾投下航走中の魚雷に対して機関砲射撃、それでも魚雷は1,200乗船輸送船松川丸」に迫ったため、これに体当たりし2本を爆発させ輸送船を護った事例がある(石川曹長戦死後陸軍少尉個人感状拝受)。

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