対潜哨戒機とは? わかりやすく解説

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【対潜哨戒機】(たいせんしょうかいき)

哨戒機のうち、特に敵の潜水艦警戒し、あるいは攻撃するために造られたもの。

潜水艦発見するために磁気捜索装置ソノブイ備え攻撃するための爆雷対潜魚雷などで武装する
かつてはソノブイ稼働時間が短かく高価などの理由飛行艇主流だったが、現代ではソノブイ性能などが向上したため陸上機がほとんどである。
代表的な機種として、P-3Tu-142IL-38アトランティックニムロッドなどが知られている。

関連対潜機 対潜ヘリコプター

主な対潜哨戒機


対潜哨戒機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 05:16 UTC 版)

対潜哨戒機(たいせんしょうかいき、英語: Maritime patrol aircraft, MPA[注 1])は、対潜戦を重視して設計・装備された航空機。日米の軍用機の命名規則では哨戒を意味する英単語(patrol)の頭文字からPが使われるが、イギリスではMR、NATOコードでは独立した分類を持たず雑多な機種としてMが使われる。


注釈

  1. ^ 直訳すると「海洋監視機」となり、対潜戦能力をもたない警備捜索救難用の機体も含まれることがある。対潜戦能力がある機体についてはASW aircraftと称されることもある。

出典

  1. ^ a b c 久保 2017.
  2. ^ a b Polmar & Whitman 2016, pp. 35–38.
  3. ^ a b 石川 2003.
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  5. ^ a b 海上幕僚長 1975.
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「対潜哨戒機」の続きの解説一覧

対潜哨戒機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 18:56 UTC 版)

対潜戦」の記事における「対潜哨戒機」の解説

PBY カタリナPB4Y-2 プライバティアショート サンダーランドと言った長距離哨戒機飛行船などでの哨戒水上艦での哨戒比べ航空機での哨戒は安全で効果高かった

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「対潜哨戒機」を含む「対潜戦」の記事については、「対潜戦」の概要を参照ください。

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対潜哨戒機

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 00:11 UTC 版)

名詞

対潜 哨戒機 (たいせんしょうかいき)

  1. 潜水艦探知攻撃情報収集を行う哨戒機

「対潜哨戒機」の例文・使い方・用例・文例

  • 対潜哨戒機.
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