ロボ‐コン
「ロボットコンテスト」の略。
ロボコン
ロボコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:16 UTC 版)
「がんばれ!!ロボコン」の記事における「ロボコン」の解説
「ロボコン (キャラクター)」も参照 声:山本圭子 本作品の主人公である、赤いボディのG級ロボット。ネーミングは、ロボット+根性に由来する。これは放送当時に流行っていた「ロボットもの」と「根性もの」を組み合わせたものであるが、劇中で明言されたことはない。唯一、主題歌の歌詞には「どっこい負けるかロボ根性」(作詞:石ノ森章太郎)と一節ある。 誰にでも優しく友情に厚く思いやりがあり、時には自分が不利益を被る格好となっても級友らを助けたり、苦手な相手であっても見捨てることが出来ない、といった描写も少なからず散見される。ブラジルでの度重なる重労働に耐え切れずに日本に逃げ帰り、なおかつ自分達が投げ出した仕事をロボコンやロボリキに押し付けようとしたロボワル兄弟に対しては、愛の鉄拳をぶつけて更生させるなど身体を張ることも少なくはない。このように何かと世話を焼いてきたからか、小川家で生活する頃には、旧友に恩返しされる形で助けられることも多くなった。 また何事にもぶつかっていく突撃精神も備えており、持ち前のロボ根性であらゆる逆境に負けないほど頑張るのが美点。しかし基本的にそそっかしいドジロボットであり、失敗した際や0点を取った際などには両手先を頭頂部につける“な~んちゃって”のポーズで「ウララ~」というセリフを発する。また、ロボコンの失敗を見た周りの人間も真似することが多い。 作中では何かと対物破壊が多いが、あえて追い出されることを選んだり、居候先の夫婦喧嘩を止めるため、さらには前述した級友を助けるためなど、偶発的なものだけではなく意図的に実行することもある。また頑張りすぎてオーバーヒートして爆発することも多い。 第12話では、力を着けたいはじめが柔道をするも、勉強が追いつかなくなったため、担任の岡田先生が柔道をやめさせようとしたことに怒り、岡田先生を投げ飛ばしたため、ロボット学校の校則「人間に危害を与えたロボットは永久追放」に該当する行為をしてしまい、事実上「永久追放処分」を一度受けたこともある。 最終回では子供達が遊べる公園ロボコン村をたった1人で作り上げる。その背景には、子供たちが安心・安全に遊べる広場が少なくなっていることにロボコンが危機感をいだいていたこと、そして広場で遊んでいたすすむが帰宅時に交通事故に遭い、脳挫傷となったことから手術を受けざるを得なくなったことで、すすむとロボコンが絶縁状態になったという事情があった。「ロボコン村の開発が先か、すすむの手術が先か」という賭けに出て、ロボコンはロボコン村の建設に情熱を傾けることを決め、すすむも手術を受けることを決心。その頑張りが、ガンツに「人間に『生きる勇気』を与え、ロボットが人間に奉仕することの大切さを教えてくれた」と評価され、特別にロボット学校の最高得点である500点を獲得し皆からも賞賛された。通常100点であればハートマークを手に入れられるところ、この500点を獲得したことによって黄金のハートマーク「スーパーダイヤモンド大賞」なるものをガンツより贈呈されるとともに、ロボット学校の卒業が認められ、ロボコン村村長へ任命された。 機能 動力源は、四気筒ガソリンエンジンである。自身の言では一日の消費量は10リットルで、体内燃料タンクの容量も同一(燃料携行缶にも劣る)。大山新太郎に「100リットル飲んでもいいぞ」と言われた時もそう答えている。劇中では、ガス欠で行動不能に陥ることも少なくない。代用燃料でアルコールさえあれば動けることは動けるが、正月祝いの屠蘇で酔っ払って大暴れしたり、ロボプーによって精製される芋焼酎と同等品の燃料を使い続け故障したことなどもある。右腕の付け根付近にある給油パイプは普段収納されており、排気量については作中では明言されていないが、排気で洗濯物を乾かしたことがある。またこれとは別に、怒った時には頭から煙が出ることもある。出力は例外もあるが、全編通して最大100馬力とされており、両方のアームで軽々とゴルフクラブを曲げたり、車を押して走らせることができるほどの怪力を発揮する。第107話ではガンツの命令で、ロボワル、ロボガキ兄弟によって捕らえられブラジルへ送られそうになった仲間(ロボリキら)を救うため、ロボコンの倍以上もの馬力を持つワル、ガキ兄弟をも力ずくで払いのけたりしたこともある。 必要に応じて、「プロペラ・スイッチオン!」の掛け声とともに、背中に内蔵された回転翼を展開しての人間一人程度を抱えての空中飛行や、両脚を体に引き込んで下半身に車輪を展開して最高時速10キロでの走行を行うなど、必要に応じて長距離移動に適した形態へと変形することもある。変形状態でも燃料を消費するため、ガス欠により、走行中突然止まったり飛行中燃料切れで墜落、対物破壊をしてしまったことが多々ある。走行形態は二期までは3輪、三期からは4輪に改造されている。第73話(第3期生初回。居候先が小川家に変更された回)でガンツ先生によってオーバーホールを受け一部自動車(ロボコンサイクル)モードの改造を施され、それまで両脚を引き込んで車輪を出していたのを、両足にも小さい車輪を出し、足を延ばして操縦できるようにハンドルも取り付けられ、最高時速も20キロにアップした。これによって同乗者もロボコンの足に乗せられるようになった。 暗所での行動時には瞳がライトになるが、その際に遭遇した人物には暗闇の中で目が光る姿を怖がられている。 目にはビデオカメラが内蔵されており、撮影時には瞳からレンズが現れる。録画した映像は腹部のモニターで確認できる。スロー再生も可能。 難点としては前述のガス欠による行動不能の多さの他、構造上浮力が皆無に等しく、水に入ると沈んでしまうという点が挙げられる。そのため、水上・水中の行動は出来ないのだが、おっちょこちょいでそれを忘れてしまったり、困っている者を見過ごすことが出来ない性格などもあり、溺れた人間を助けようとして自分が溺れることもたびたびあった。この他、「オーバーヒートしてるから冷やせ」と言われた時には、うっかり川に飛び込んでそのまま沈んだ為、「万事休す」と思われ葬式が行われたこともあった。劇場版ではアークマンに海へ沈められるが、魚網に引き上げられて命拾いをしている。 その他の機能として、腕を回すことで内臓の発電機を稼働させたり、手を小型の回転鋸に換装して、扉や壁などを切断するといったものがある。また知名度こそ低いが「ロボコン100馬力パンチ」という技もあり、障害物を破壊したり怪人2面相などに正義の鉄拳を食らわせた。 弱点 最大の弱点としてゴキブリが挙げられる。全編を通して非常に苦手としており、その姿を見るとパニック状態に陥り、家屋など周囲を破壊して皆に迷惑をかけてしまう。本物や玩具だけでなくゲンゴロウやミニカーやブローチなど、ゴキブリを連想させる黒くて小さな物体を見ただけでも、同様の事態に陥る。 この他、おやすみ回路に切り替えての睡眠中は寝相が悪く、独特のいびきもかくため近所迷惑になる。また日本語の会話能力は十分なのだが、まことをマココ、みどりをどりちゃん、すすむをシシムと居候先の子供達を呼称する場合に限り、舌足らずなところがある。
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ロボコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:12 UTC 版)
ロボットコンテストに参加する部活。多くの場合、NHK主催のアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト優勝を目指している。これに参加するために入学する者も多く、その性質から電気・電子・機械系の独擅場である。名目として全学的に取り組んでいる場合が多い。高専在学中にロボコン参加した者が、卒業後に進学等をして学位取得後に再度教員として高専へ戻り、ロボコンを指導している場合もあり、近年はより高度な戦いとなっている。 これらの大会によって、マイナーな学校種であった高等専門学校が広く認知されるようになった。 近年では、ゲストとして有名タレントやアイドルを呼ぶなど、別分野に向けても知名度を上げている。
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ロボコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/28 08:54 UTC 版)
「ひみつ戦隊ゴレンジャーごっこ」の記事における「ロボコン」の解説
『がんばれ!!ロボコン』の主人公。戦闘の切り札として初登場し、しばらく登場が無かったがカレーハウスゴンのアルバイトとして再登場してからはモモやスケ兵衛のお色気現場によく居合せ、スケ兵衛のある部分の毛をゴキブリと見間違える。
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ロボコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 02:22 UTC 版)
「鈴鹿工業高等専門学校」の記事における「ロボコン」の解説
鈴鹿高専では、「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」に部活ではなくプロジェクトとして参加している。このプロジェクトは通常の「ロボ研」部員の他、授業としてロボコンを選択した学生で構成されている。 東海北陸地区内では珍しい、モジュール化や安全化の進んだ電子回路が評価されている。ほぼ毎年地区大会で多くの賞を受賞していたが、2005年度は賞を受賞することはおろか一回戦を勝ち抜くこともできなかった。しかし2006年度には、全国大会進出は逃したものの強豪が多いとされる東海北陸地区で準優勝を成し遂げた。2012年度には全国大会出場、特別賞(本田技研工業株式会社)を受賞した。
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ロボコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 14:30 UTC 版)
「がんばれいわ!!ロボコン ウララ〜!恋する汁なしタンタンメン!!の巻」の記事における「ロボコン」の解説
本作品の主人公。中華料理屋「全中華」に派遣されたお手伝いロボット。
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「ロボコン」の例文・使い方・用例・文例
- ロボコン
- 「ロボコン」とはロボットコンテストのことである。
- これは,高等専門学校(高専)の学生を対象としたロボコンについての映画である。
- 古(ふる)厩(まや)智(とも)之(ゆき)監督が脚本を書き,ロボコンで優勝しようと奮闘する4人の落ちこぼれについての,このおかしくも切ない映画を監督した。
- 第2ロボット部はロボコンの万年初戦敗退チームだ。
- 次のロボコンに出場するために必要なメンバー数を得るために,もう1人生徒が必要なのだ。
- ロボコンの予選で,第2ロボット部はいつもどおり,初戦で負ける。
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