代用燃料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:48 UTC 版)
日本では、石油燃料が統制された太平洋戦争中、戦後の混乱期に、薪を乾留(蒸し焼き)する「炉」を装備し、そこで発生したガスを燃料に用いた、通称「木炭車(代燃車とも)」の例がある。 始業の数時間前から薪をくべ、ガスを集めなければならなかったうえ、ガソリンに比べ十分な出力が得られず、上り坂で立ち往生してはそのたびごとに乗客総出で後押をしたなどの逸話が多く残っている。代用燃料車はバスに限らず多くの自動車に用いられたが、化石燃料の供給が安定化して行くなかで廃れていった。
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