の・びる【伸びる/延びる】
読み方:のびる
[動バ上一][文]の・ぶ[バ上二]
㋐(伸びる)生長して、長くなったり、高くなったりする。「背が—・びる」「すらりと—・びた脚」「枝が—・びる」
㋑(延びる)もとからある物につなげられて長くなる。「バス路線が郊外まで—・びる」
㋒(伸びる)ある段階・範囲にまでおよぶ。達する。「司直の手が—・びる」「つい菓子に手が—・びてしまう」
㋓(伸びる)まがったり、ちぢんだりしていたものがまっすぐになったり、ひろがったりする。「腰が—・びる」「しわが—・びる」
㋔(伸びる)全体にうすく、均質にひろがる。「よく—・びる塗料」
㋕(伸びる)時間がたって、長い状態になったり、しまりなくやわらかくなったりして弾力がなくなる。「そばが—・びる」
㋖(伸びる)さんざんなぐられて動けなくなってしまう。ひどく疲れてぐったりする。グロッキーになる。「過労で—・びる」
2 (伸びる)勢いや力が増す。
㋐大きく盛んになる。発展する。「輸出が—・びる」「会社は順調に—・びている」
㋑能力などがつき、向上する。「記録が—・びる」「学力が—・びる」
3 (延びる)
㋒期日・時刻が、決められたその時よりおくれる。「事故で出発が—・びる」
の‐びる【野×蒜】
のびる (野蒜)
●わが国の各地をはじめ、台湾や朝鮮半島、中国に分布しています。山野に生え、高さは40~60センチになります。葉は線形で2~3個つきます。5月から6月ごろ、花茎を伸ばして散形花序をつけますが、花序のなかには、淡い紅色の両性花とむかご(零余子)があります。地下には鱗茎があり、食用にされます。
●ユリ科ネギ属の多年草で、学名は Allium grayi。英名は No-biru。
のびる(のびる)
伸びる
伸びる(のびる)
延
- 遠隔ノ地方ニ逃走其踪跡ヲ晦マスヲ云フ-落延ブルノ意。〔第四類 言語動作〕
- 〔犯〕延びのこと。逃亡すること、高飛をすること。「ズラカル」に同じ。其条参照。
- 遠隔の土地に逃亡すること。
- 落ちのびる。省略語。〔盗〕
分類 犯、盗/犯罪
のびる
のびる
出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 07:19 UTC 版)
動詞
- 曲がっていたものがまっすぐになる。
- ものが長くなる。
- 予定されていた開始時又は終了時が遅れ、それまでに達する時間が長くなる。
- 汁・スープに浸った麺類が放置されるなどして、水分を吸って麺がぐずぐずになる。
- 疲労や暴力による苦痛でぐったりする。
- (道などが)ある方向へ向かう、又は、つながっている。
- (複合動詞の一部として)危機を脱し、命を永らえる。
活用
語源
- 古典日本語 のぶ
対義語
関連語
翻訳
語義2
- 英語:lengthen
名詞
伸
伸 |
延
暢
洩
畼
鬯
「のびる」の例文・使い方・用例・文例
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