角川春樹
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伝説
角川春樹にはいくつもの伝説があり、本人や周囲の人間によって語られている[42] [出典無効]。
- 3歳のころから何回も、夥しい数の赤い点滅や葉巻型のUFOの大編隊と宇宙人を見たと主張していて、自身が宇宙を飛び回る意識もあるという。
- 自称、超能力者で未来予知能力を持つらしく、35歳で海を漂流してるときに神通力に気付いたといい、モンゴルに行ったときには数十年ぶりに雨(雪)を降らせている。
- 訪れた先の旅館では天狗の封印を解いて、居合わせた仲居が天狗を見たと発言。
- 尿道結石で入院中の手塚治虫の手を握って治し、それへの感謝として『火の鳥(太陽編)』を角川書店が発行の『野性時代』で連載させ角川で作品を文庫化させている。
- 世界最強の人間を自負している。
- 2.5kgの木刀を9時間かけて3万3100回振っている[43]。
- 薬物関連で話題になっているときに、交友のある長渕剛に美味いカレーを食わせているが、カレーの美味さの秘訣を聞かれたが答えていない。
- たまに太陽が2つ出ているのを見ることがあり、関東大震災を止めたのも自分だと言う。
- 海に沈んだ戦艦大和は潜った瞬間に自身が初めて発見したと話す。
- 武田信玄、天武天皇、神武天皇、ヤマトタケルなどの生まれ変わりを自認しており、チンギス・ハーンだけは他人に指摘されて気付き、その記憶だけは無いという。
- 「弟には才能が無い」と語り、映画『蒼き狼』では弟を冒頭で殺している(『博士も知らないニッポンのウラ』第28回 角川春樹伝説、『わが闘争―不良青年は世界を目指す』)。
製作作品
- 犬神家の一族(1976年・東宝)
- 人間の証明(1977年・東映)
- 野性号の航海 翔べ怪鳥モアのように(1978年・日本ヘラルド映画)
- 野性の証明(1978年・日本ヘラルド映画、東映)
- 悪魔が来りて笛を吹く(1979年・東映)
- 白昼の死角(1979年・東映)
- 金田一耕助の冒険(1979年・東映)
- 蘇える金狼(1979年・東映、東映芸能ビデオ)
- 戦国自衛隊(1979年・東宝)
- 復活の日(1980年・東宝)
- 野獣死すべし(1980年・東映、東映芸能ビデオ)
- ニッポン警視庁の恥といわれた二人 刑事珍道中(1980年・東映)
- スローなブギにしてくれ(1981年)
- 魔界転生(1981年・東映)
- ねらわれた学園(1981年・東宝)
- 悪霊島(1981年)
- 蔵の中(1981年・東映セントラルフィルム)
- セーラー服と機関銃(1981年・東映) - キティ・フィルムと共同製作
- セーラー服と機関銃 完璧版(1982年・東映)
- 化石の荒野(1982年)
- 蒲田行進曲(1982年・松竹)
- この子の七つのお祝いに(1982年・松竹)
- 汚れた英雄(1982年・東映)
- 伊賀忍法帖(1982年・東映)
- 幻魔大戦(1983年・東宝東和)
- 探偵物語(1983年・東映)
- 時をかける少女(1983年・東映)
- 里見八犬伝(1983年・東映)
- 少年ケニヤ(1984年)
- 晴れ、ときどき殺人(1984年・東映セントラルフィルム)
- 湯殿山麓呪い村(1984年・東映セントラルフィルム)
- メイン・テーマ(1984年・東映)
- 愛情物語(1984年・東映)
- 麻雀放浪記(1984年)
- いつか誰かが殺される(1984年・東映)
- Wの悲劇(1984年・東映)
- 天国にいちばん近い島(1984年・東映)
- カムイの剣(1985年・東映)
- ボビーに首ったけ(1985年・東映)
- 友よ、静かに瞑れ(1985年・東映セントラルフィルム)
- 結婚案内ミステリー(1985年・東映セントラルフィルム)
- 早春物語(1985年・東宝/角川春樹事務所)
- 二代目はクリスチャン(1985年・東宝/角川春樹事務所)
- キャバレー(1986年・東宝)
- 彼のオートバイ、彼女の島(1986年・東宝)
- オイディプスの刃(1986年・東宝)
- 時空の旅人(1986年・東宝)
- 火の鳥 鳳凰編(1986年・東宝)
- 黒いドレスの女(1987年・東宝)
- 恋人たちの時刻(1987年・東宝)
- 火の鳥 ヤマト編(1987年)
- 迷宮物語(1987年・東宝)
- 火の鳥 宇宙編(1987年)
- ザナドゥ ドラゴンスレイヤー伝説(1988年)
- 花のあすか組!(1988年)
- ぼくらの七日間戦争(1988年)
- 妖精王(1988年)
- 宇宙皇子(1989年・東宝)
- ファイブスター物語(1989年・東宝)
- 花の降る午後(1989年・東宝)
- 江口寿史のなんとかなるでショ!(1990年)
- 天と地と(1990年・東映)
- 天上編 宇宙皇子(1990年・東映クラシックフィルム)
- 天河伝説殺人事件(1991年・東映)
- 魔獣戦士ルナ・ヴァルガー(1991年)
- 幕末純情伝(1991年・松竹)
- ぼくらの七日間戦争2(1991年)
- アルスラーン戦記(1991年・松竹)
- サイレントメビウス(1991年・松竹)
- アルスラーン戦記 II(1992年・松竹)
- サイレントメビウス2(1992年・松竹)
- 風の大陸 The Weathering Continent(1992年・松竹)
- イース 天空の神殿 〜アドル・クリスティンの冒険〜(1992年 - 1993年)
- REX 恐竜物語(1993年)
- 時をかける少女(1997年)
- アレクサンダー戦記(2000年・ギャガ)
- ハルキWebシネマ Vol.1 ネオホラーシリーズ(2005年)
- ハルキWebシネマ Vol.2 ネオホラーシリーズ(2005年)
- ハルキWebシネマ Vol.3 ネオホラーシリーズ(2005年)
- 男たちの大和/YAMATO(2005年・東映)
- ハルキWebシネマ Vol.4 怖い本シリーズ(2006年)
- ハルキWebシネマ Vol.5 怖い本シリーズ(2006年)
- 神様のパズル(2008年・東映)
製作総指揮作品
- ルビー・カイロ(1992年・アメリカ/日本)
- 蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜(2006年・日本/モンゴル)
- 椿三十郎(2007年・東宝)
- ハードロマンチッカー(2011年・東映)
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- ^ 金田信一郎『テレビはなぜ、つまらなくなったのか スターで綴るメディア興亡』日経BP社、2006年、p.119
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- ^ https://news.yahoo.co.jp/feature/1825/
- ^ 伊藤彰彦『最後の角川春樹』毎日新聞出版、2021年、44-45、47-48、64、67、90-92、251、282-283頁。
- ^ a b 尾道のいいね著名人 | 一般社団法人尾道青年会議所
- ^ 『見城徹が角川春樹と北方謙三とトーク』(アベマ ビデオ)AbemaTV、日本〈徹の部屋〉、2017年2月19日、該当時間: 20m 。2019年9月21日閲覧。
- ^ “榎木孝明、角川春樹から「人間やめろ!」と罵倒された日々…最終的に認められ、与えられた“ご褒美””. テレ朝POST. 2023年5月23日閲覧。
- ^ “角川春樹氏、映画「天と地と」でNGを出し続けた榎木孝明と因縁の再会「空っぽになって欲しかった」”. スポーツ報知 (2018年8月31日). 2023年5月23日閲覧。
- ^ 『博士も知らないニッポンのウラ』(2008年6月1日)
- ^ コラム | Rooftop第六回ゲスト:角川春樹(前編)(2012年4月15日時点のアーカイブ)
- ^ 角川春樹、清水節「いつかギラギラする日」角川春樹事務所 P18-19
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