コブラ (アニメ) コブラ (アニメ)の概要

コブラ (アニメ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 18:33 UTC 版)

コブラ (漫画) > コブラ (アニメ)

解説する作品は以下のとおり。

  • SPACE ADVENTURE コブラ(映画)
  • スペースコブラ(TV第1作)
  • COBRA THE ANIMATION(OVA、TV第2作)

SPACE ADVENTURE コブラ

SPACE ADVENTURE コブラ
ジャンル SFアドベンチャー
映画
監督 出﨑統
制作 東京ムービー新社
配給 東宝東和[1]
Tara Releasing[2][3]
Manga Entertainment[2][4]
DSX Films[2]
東宝映像事業部4K[5]
封切日 1982年7月3日[6]
1995年8月20日[3][6]
1995年[2][4]
2014年2月19日[6]
2022年12月2日(4K)[5]
上映時間 1時間39分
テンプレート - ノート

100分の劇場用アニメ映画として、1982年7月3日公開。日本の劇場アニメ初の「4チャンネルドルビーサラウンド」を使用した作品。また特殊視覚効果「立体3-D方式」を採用している。DVD 化時のタイトルは『スペースアドベンチャーコブラ(劇場版)』。

ストーリーは、左腕にサイコガンを持つ海賊コブラが第7銀河崩壊を目論む海賊ギルドの陰謀を阻止するべく幻の惑星ミロスへ向かう、というもので、原作の「刺青の女」「黄金の扉」両編をベースにした劇場版オリジナルストーリーとなっており、クライマックスは惑星ミロスでのコブラとクリスタル・ボーイの対決シーンである。

原作ではコブラのサイコガンは義手である左腕を外すと中から現れるが、本作では左腕が輝いてサイコガンに「変形」する。また、原作のロイヤル三姉妹をもとにしたキャラクターとしてフラワー三姉妹が登場。彼女たちはミロス星の最後の女王の娘という設定で、ドミニクが次女、キャサリンが末妹ということになっている。三姉妹に刺青はなく、「生まれたときは1つだった肉体が3つに分けられ、3人が同じ男を愛して再び1つの肉体になるか、2人が死に1人が生き残ることで次の女王となる」という設定になっている。

それ以外のキャラクターでも、ギルド側の傘下組織スノーゴリラが「ルルージュ星解放戦線」と名乗ってコブラとドミニクに味方したり、 原作のキャラクターと同名のトポロという人物が登場するが、その容姿・設定は全く別のものとなっていてフラワー三姉妹を見守ってきたミロス星のコンピューターであるなど、キャラクター設定も大幅に異なる。

寺沢が制作に深く関与しており、キャラクターデザインに関するダメ出しが多かった[7]

作画はあんなぶる主体で行われたが、テレコムも一部シーンを担当しており当時在籍していた宮崎駿がコブラがエアカーで脱出するシーンの原画の一部を描いた[8]

コブラを演じた松崎しげるについて、レディ役の榊原良子は、初めてのアフレコとは思えない躍動感と、セリフに迷いのない声の瞬発力といった、天性のライブ感覚に驚いたという。後のテレビ版でコブラを演じる野沢那智と、どちらも100%の魅力が発揮されていたと振り返る[9]

配給収入は3億円[10]

ビデオおよびDVDでソフト化された際に、英語版パイロットフィルムが収録された[11]。また、本作の予告編はこのパイロット版の映像を一部使用して製作されている。

2017年12月20日4K Ultra HD Blu-rayの発売にともない、35mmオリジナル・ネガフィルムからの4Kスキャンとレストアが行われ、4K HDRニューマスターを制作[12]2022年12月2日には「公開40周年記念 特別4K上映」として[5]、全国で劇場公開された[13][注 1]

キャスト

スタッフ

主題歌

「DAYDREAM ROMANCE」(デイドリーム・ロマンス)
歌 - 松崎しげる
「STAY…」(ステイ)
歌 - EVE

上記2曲ともに 作詞 - ちあき哲也 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 東海林修

スペースコブラ

スペースコブラ
ジャンル SFアドベンチャー
アニメ
原作 寺沢武一
シリーズディレクター 出崎統、竹内啓雄
メカニックデザイン 村上克司
音楽 羽田健太郎
アニメーション制作 東京ムービー新社
製作 東京ムービー新社、フジテレビ
放送局 フジテレビ系列
放送期間 1982年10月7日 - 1983年5月19日
話数 全31話
テンプレート - ノート

劇場作品『SPACE ADVENTURE コブラ』 公開後に放送されたTVアニメ第1作。1982年10月7日から1983年5月19日までフジテレビ系で全31話が放送された。2022年現在のところ、フジテレビで放送された最後の東京ムービー単独製作アニメである[注 2]

当初はイタリアの企業であるカムとの日伊合作として制作が進められたが[15]、制作途中で日伊合作体制のテレビシリーズは白紙となり、現在の日本単独制作である『スペースコブラ』に切り替わった[注 3]。その影響か、発表から半年の間にイタリアで1982年10月より放送の予定が無くなった代わりに放送予定が決まっていなかった日本での放送が1982年10月に決定するという事態が起こった。

原作の連載第1話から「シドの女神」編までが描かれている。ストーリーの骨格はほぼ原作に忠実だが、登場人物や物語の展開に大幅な脚色が加えられている部分がある。例えば、ドミニクは原作版ではロイヤル家の三女だが、アニメ版では長女になっているほか、姉妹の絆を強く打ち出した演出などが加えられた。シドの刑務所が宇宙船となっているなど、劇場版の設定を踏襲している部分もある。TVアニメは低年齢視聴者が見ることもあり、原作者・寺沢武一の作風の特徴である肉感的ヌードシーンについてはそれなりの配慮がなされ、エロティシズムよりアクションが強調されている。とはいえ、女性キャラクターのボンデージ風のファッションまでがなくなっているわけではない。

本作も劇場版と同じく監督が出崎統であり、止め絵による技法が多く使われている。各回の前半パートと後半パートの最後は、原作とは異なる荒々しいタッチの止め絵になっている。作画は動きが優先され、原作の緻密な画風とは異なったものとなっている。

コブラの乗る高性能宇宙船「タートル号」も、玩具化を前提としたデザインに変更されることとなった。その結果当時流行した合体変形ロボットアニメや前年発売のヒット玩具ルービックスネークの影響もあり、「ヘビのように変形する」というギミックが盛りこまれた。このギミックは結局のところ、原作に忠実なストーリーにはあまり絡まないものとなったが、原作における装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車などの軍用車両のデザインを踏襲した無骨なものとは一風違ったものとなっている。また、コブラが使用する「エアーバイク」やコブラの敵・海賊ギルドが使用するメカもアニメ版オリジナルのものが多数登場している。海賊ギルド戦闘員のコスチュームも黄色い鬣(たてがみ)のついたマスクと青い戦闘服というアニメ版のオリジナルデザインとなっている。これらアニメ版オリジナルのデザインの一部は後に原作にも登場し、ギルド戦闘員のコスチュームや、ギルドの戦闘機「ヘルキャット」として登場している。

コブラのキャストには、元々原作者の寺沢はクリント・イーストウッドの吹き替えを担当していた山田康雄をイメージして書いていたことから[16] 寺沢は山田を希望していたが、同じ東京ムービー作品である『ルパン三世』とイメージが重複するという理由で、野沢那智が担当した[注 4]。なお、両者は同じ俳優の吹き替えや同じ役を機会を異にして演じている作品が多い。山田によるコブラも後にゲームで実現している。

テーマ曲・エンディング曲は「ルパン三世(日本テレビ版)」の大野雄二が起用されている。いっぽう、BGMは羽田健太郎が担当し、セルゲイ・プロコフィエフの「トッカータ」やドヴォルザークの「新世界より」からの引用も見られる。また同時期に放送され、羽田が音楽を担当していたテレビドラマ『西部警察 PART-II』からの流用も見られた。

過去にアニマックスAT-Xフジテレビ721などで再放送されたことがある。フジ系列の地方局でも深夜に再放送されていた。また、2011年にはニコニコ動画で始まった「ニコニコアニメ名作劇場」配信作品の一つとして有料配信(第1話Aパートは無料配信)されている。この他2018年10月21日から同年10月25日まで5回に渡って、YouTubeの「週刊少年ジャンプ創刊50周年公式チャンネル」より第5話までが配信、そして2019年5月17日より同じくYouTubeの「TMSアニメ55周年公式チャンネル」から、「『スペースコブラ』オトコという名のコレクション」と銘打って、第1・3・16話が配信されている。また同チャンネルからは2019年5月29日より、先述の劇場版のOP・EDと、本編の一部が配信されている。

次回予告はコブラが行い、最後は彼の「次回、○○(サブタイトル)でまた会おう」の台詞で締める[注 5]

商品化

玩具はかつてのポピーから、メイン商品のタートル号が「DXコブラタートル」の名称で出たほか、サイコガンなどの玩具やLCDゲーム「スペースコブラ プロフェッショナル」[注 6]が発売された[注 7]

本作関連玩具において一際異彩を放ったのは、この当時ポピーが意欲的に展開していたマシンロボのブランド名を冠しながら本作関連アイテムでもあった「マシンロボDX サイコロイド」(TVCMでは「フューチャーカー・サイコロイド」と呼ばれていた)。村上克司の手によるデザインで、アニメには1回だけ登場した。

初のソフト化は1991年9月、バンダイビジュアルから発売された8枚組LD-BOX「スペースコブラ パーフェクトコレクション」と同内容のVHSシリーズ。当ソフトでは放送第16~19話のラグ・ボール編を1枚のソフトに収録するための措置として、第24話を繰り上げて第16話とし、以下のエピソード話数をひとつずつ繰り下げるという変則的な方法で商品化している[注 8]。この初商品化のLD、VHSには、レコード用フルサイズを編集し映像が統一されたTVサイズOPが使われており、オンエア当時の物とは違っていたが、後年KSS(ケイエスエス)から単品発売されたLD、VHSでは、オリジナルの映像と音源をわざわざ発掘してオンエア当時のOPを再現している[注 9]。なお、本編の音源は音ネガしか保存されていなかった為、一貫して光学音声である。

2000年10月25日に本テレビシリーズ全話を収録したDVD-BOXが、2002年10月25日には原石版(廉価版DVD-BOX)が発売された。2005年12月23日には本テレビシリーズ全話と先述の劇場版を収録したDVD-BOX「スペースアドベンチャーコブラDVD 〜ザ・タートル号BOX〜」が発売された。タートル号(「ザ・サイコガン」編以降のリニューアル版のデザイン)をモチーフにした特製DVDボックスのほか、オリジナルフィギュアなどが同梱されている。2008年8月29日、新アニメシリーズの開始にあわせて本テレビシリーズ8枚と劇場版が単品で再リリースされた。

キャスト(TV第1作)

  • コブラ(声 - 野沢那智)全話登場。
  • レディ(声 - 榊原良子)5、17-19、28-30は未登場。
  • 他は「コブラの登場人物」のページを参照。

スタッフ(TV第1作)

主題歌・挿入歌

オープニングテーマ - 「コブラ」
エンディングテーマ - 「シークレット・デザイアー」
上記2曲ともに 作詞 - 冬杜花代子 / 作曲・編曲 - 大野雄二 / 歌 - 前野曜子
オープニングは宇宙船が左右から惑星に向かって飛んで行く場面で始まり、コブラの顔のアップ、そしてタイトル「スペースコブラ」という流れで始まる。コブラが画面一杯にサイコガンを発射する場面が描かれている他、主役メカ・タートル号が登場する第3話以降は、一部のイメージ映像がタートル号のカットに差し替えられた。歌詞の字幕は付いているが、サビの英詞の部分は記されていない。
エンディングは、コブラとレディが表裏にそれぞれ描かれたカードがミディアムスローなテンポのジャズBGMに合わせて回転するというもので、最初はカードをアップで映し、次第にロングで映してゆきバックに彼の愛銃パイソン77マグナムと酒が注がれたワイングラスを画面内に収め、歌の終わりの方で2回グラスに注がれた酒が波打つ、という演出がなされている。
挿入歌
「レディー」
作詞 - 伊藤薫 / 作曲 - 伊藤薫 / 編曲 - 志熊研三 / 歌 - TOMO
「さよならMan's World」
作詞 - 大津あきら / 作曲 - 山崎修 / 編曲 - 志熊研三 / 歌 - 清野由美
「甘い出来事」
作詞 - 大津あきら / 作曲 - 羽田健太郎 / 編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 清野由美
「レディー」は21話で、コブラ達が惑星バクーサの砂漠を渡るシーンで使用され、「さよなら〜」は27話でそれぞれ使用された。

各話リスト

話数 サブタイトル シナリオ コンテ ディレクター 放送日 原作エピソード
第1話 復活!サイコガン 山崎晴哉 さきまくら 大賀俊二 1982年
10月7日
原作第1話
第2話 奇怪!ジゴバ 三木孝祐 松島ゆうじ 10月14日 サイコガンの秘密
第3話 宿敵!クリスタル・ボーイ 山崎晴哉 さきまくら 10月21日 刺青の女
第4話 脱走!! シド刑務所 三木孝祐 10月28日
第5話 謎! 強敵スナイパーは? 松島ゆうじ 11月4日
第6話 魔術師の正体!! 山崎晴哉 - 11月11日
第7話 ジェーンの仇! 中西久男 11月18日
第8話 激闘!コブラ対ボーイ 三木孝祐 - 小鹿英吉 11月25日
第9話 出現!!海賊スノウ・ゴリラ 寺田憲史 松野達也 大賀俊二 12月2日
第10話 イレズミの秘密 山崎晴哉 松島ゆうじ 12月9日
第11話 砂の惑星ザドス 三木孝祐 さきまくら 12月16日
第12話 恐るべし最終兵器 山崎晴哉 12月23日
第13話 死のルーレット 中西久男 12月30日 黄金の男
第14話 大魔王ガルタン 寺田憲史 松野達也 1983年
1月6日
宇宙の大魔王
第15話 竜水晶の友よ! 三木孝祐 児玉兼嗣 1月13日 雷電の惑星
第16話 地獄へ!ラグボール 山崎晴哉 - 1月20日 ラグ・ボール
第17話 ならず者チーム 中西久男 1月27日
第18話 デスゲーム!0078時 三木孝祐 - 小鹿英吉 2月3日
第19話 なるか!?逆転ホームラン 寺田憲史 児玉兼嗣 奥脇雅晴 2月10日
第20話 死闘!砂の海の恐怖 山崎晴哉 中西久男 大賀俊二 2月17日 ソード人の秘密
第21話 二人のソード王 児玉兼嗣 奥脇雅晴 2月24日
第22話 地底の客 三木孝祐 - 大賀俊二 3月3日 地底の客
第23話 海底の墓標 寺田憲史 松野達也 奥脇雅晴 3月10日 海底の墓標
第24話 ロボットはいかが? 山崎晴哉 児玉兼嗣 3月17日 ロボットはいかが?
第25話 コブラが死んだ!? 三木孝祐 中西久男 3月24日 死の商人
第26話 戦火の彼方に 山崎晴哉 - 3月31日 二人の軍曹
第27話 悪の帝王!サラマンダー 寺田憲史 児玉兼嗣 4月7日 シドの女神
第28話 コブラ怒りの報復へ 福富博 4月21日
第29話 極北の男・熱き血よ 三木孝祐 - 坂野美智男 5月5日
第30話 サラマンダーを倒す法 山崎晴哉 松野達也 奥脇雅晴 5月12日
第31話 あばよ!おれのコブラ 児玉兼嗣 5月19日

放送局

遅れネット・未放送となった系列局が少なくない。

逆に、他系列で本作を放送した局がいくつかあった。

※放送日時は1983年5月終了時点、放送系列は当時のものとする[17]

放送地域 放送局 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 フジテレビ 木曜 19:00 - 19:30 フジテレビ系列 制作局
北海道 北海道文化放送
宮城県 仙台放送
長野県 長野放送
静岡県 テレビ静岡
富山県 富山テレビ
石川県 石川テレビ
福井県 福井テレビ
中京広域圏 東海テレビ
近畿広域圏 関西テレビ
島根県鳥取県 山陰中央テレビ
岡山県香川県 岡山放送
広島県 テレビ新広島
福岡県 テレビ西日本
佐賀県 サガテレビ
長崎県 テレビ長崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列
テレビ朝日系列
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列
青森県 青森テレビ 火曜 17:30 - 18:00 TBS系列
岩手県 テレビ岩手 日曜 16:30 - 17:00 日本テレビ系列
秋田県 秋田テレビ 金曜 19:00 - 19:30 フジテレビ系列
テレビ朝日系列
山形県 山形テレビ 木曜 17:30 - 18:00 フジテレビ系列
福島県 福島テレビ 水曜 17:20 - 17:50(第18話まで)
水曜 17:30 - 18:00(第19話より)[18]
1983年3月まではTBS系列とのクロスネット局。
山梨県 山梨放送 土曜 17:00 - 17:30 日本テレビ系列
新潟県 新潟総合テレビ 木曜 19:30 - 20:00 フジテレビ系列
テレビ朝日系列
高知県 テレビ高知 水曜 17:30 - 18:00 TBS系列
鹿児島県 鹿児島テレビ 水曜 17:25 - 17:55 フジテレビ系列
日本テレビ系列

前後番組

フジテレビ 木曜19時台前半枠
前番組 番組名 次番組
パタリロ!
土曜19:30へ改題移動】
スペースコブラ

注釈

  1. ^ ミニシアター・ランキングで初週5位[14]
  2. ^ フジテレビにおけるTMS制作のアニメはその後、2009年に『源氏物語千年紀 Genji』(手塚プロダクションとの共同制作)がノイタミナ枠で放送されている。
  3. ^ アニメージュに掲載された静止画は英語版パイロットフィルムの映像と一致する場面があり、日伊合作体制時に制作された第1話が後年映像ソフトに収録された英語版パイロットフィルムと思われる。
  4. ^ 『COBRA THE ANIMATION』ザ・サイコガン VOL.1 に収録されている特典映像での、野沢那智のコメントより。
  5. ^ この台詞回しはアニメ『ルパン三世』と同様である。
  6. ^ 1982年発売、小売価格は6500円。『懐かしのゲーム大博覧会』山崎功(主婦の友社、2018年)82頁 ISBN 978-4-07-431059-3
  7. ^ 「スペースコブラ プロフェッショナル」は本体を開くと左右2つに分かれたゲーム画面が現われ、それぞれ別視点のシューティングゲームが楽しめる。左画面は照準を合わせて敵を撃つ疑似3Dタイプ、右画面は横スクロール型。最高得点でクリアすると「PRO」のマークが表示される。
    コアムックシリーズNO.682『電子ゲーム なつかしブック』p.47.
  8. ^ 正確には第15話の後に第24話が収録されているだけで話数の変更はない。
  9. ^ 当時KSSが発行していたフリーの新譜情報誌『ANIME BOX』第2号(1994年5月号)に、「バンダイビジュアル版は本来のオリジナルのTVサイズ音声ではない」という証言を得て、セールスポイントになると考えた担当者がオリジナルの捜索にあたった経緯(この過程で映像だけで5パターン、音声は放映当時の別テイクが発見されている)が掲載されていた。
  10. ^ 第一話でガロン星へ向かう途中、コブラがレディに連絡するシーンや、最終話のエピローグなど。

出典

  1. ^ SPACE ADVENTURE コブラ (1982)”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2023年1月5日閲覧。
  2. ^ a b c d Space Adventure Cobra (1982)”. IMDb(Company Credits). Amazon.com. 2020年6月16日閲覧。
  3. ^ a b Beck, Jerry (October 1, 2005). The Animated Movie Guide. Chicago Review Press. p. 18. ISBN 978-1-56976-222-6. https://archive.org/details/animatedmoviegui0000beck. "Space Adventure Cobra." 
  4. ^ a b “Space Adventure Cobra”. Film Review (Orpheus Publishing). (1995). https://books.google.com/books?id=11xZAAAAMAAJ&q=%22Space+Adventure+Cobra%22+%22Lorelei+King%22&dq=%22Space+Adventure+Cobra%22+%22Lorelei+King%22&hl=pt-BR&sa=X&ei=aEyhUrqsIszKkAfBxYC4Dg&ved=0CDEQ6AEwAA. 
  5. ^ a b c 『スペースアドベンチャー コブラ』公開40周年記念 特別4K上映”. 東宝 (2022年). 2023年1月4日閲覧。
  6. ^ a b c Space Adventure Cobra (1982)”. IMDb(Release Info). Amazon.com. 2020年6月16日閲覧。
  7. ^ a b Austin, ~ (2019年7月14日). “キネ旬ムック 動画王 Vol.7 杉野昭夫 ロングインタビュー”. Heisei Etranger. 2024年2月5日閲覧。
  8. ^ 遠藤のツイート”. 2023年9月13日閲覧。
  9. ^ a b 榊原良子(インタビュアー:村上健一)「劇場版 SPACE ADVENTURE コブラ <4K ULTRA HD> アーマロイド・レディ役 榊原良子インタビュー #58」『吹替の帝王』、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント、2017年9月24日。 オリジナルの2019年6月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190618034227/https://video.foxjapan.com/library/fukikae/interview/interview58/2023年9月2日閲覧 
  10. ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報1983年昭和58年)2月下旬号、キネマ旬報社、1983年、117頁。 
  11. ^ 小黒祐一郎 (2009年4月8日). “COLUMN アニメ様365日 - 第102回 3本の『コブラ』”. WEBアニメスタイル. 2023年9月3日閲覧。
  12. ^ 山崎健太郎 (2017年10月20日). “左手にサイコガン「コブラ」と「あしたのジョー2」が4K Ultra HD Blu-ray化”. AV Watch. 株式会社インプレス. 2023年1月13日閲覧。
  13. ^ アニメ映画「コブラ」公開40周年!声と主題歌を担当した松崎しげるの思い出は「忘れちゃった!」”. 文化放送 (2022年12月2日). 2023年9月2日閲覧。
    松崎しげる、大竹まこと、室井佑月 (2022年12月2日). 宇宙海賊コブラの声を演じてきた松崎しげる氏「あんなに女好きじゃないよw」【ゲスト:松崎しげる】2022年12月2日(金)大竹まこと 室井佑月 松崎しげる 鈴木純子【大竹メインディッシュ】. YouTube. 文化放送 【公式】大竹まこと ゴールデンラジオ!. 2023年9月2日閲覧
  14. ^ ミニシアターランキング 12月3日~12月4日”. CINEMAランキング通信. 興行通信社 (2022年12月). 2023年1月13日閲覧。
  15. ^ アニメージュ』1982年3月号、徳間書店、42頁。 
  16. ^ PC Engine FAN(徳間書店)1991年5月号 7ページ
  17. ^ アニメディア』1983年6月号、学研、テレビ局ネットワーク pp.90 - 92。
  18. ^ 『福島民報』1982年11月3日 - 1983年6月29日付朝刊、テレビ欄。
  19. ^ ケンコバがコブラ応援団長に!!「COBRA THE ANIMATION」制作発表会”. topics@cinema (2008年6月25日). 2019年12月9日閲覧。
  20. ^ “「COBRA」30周年プロジェクト 寺沢武一さん語る”. アニメ!アニメ! (イード). (2008年6月25日). https://animeanime.jp/article/2008/06/25/3325.html 2023年9月2日閲覧。 
  21. ^ 出﨑コブラ復活「コブラ 六人の勇士」7月5日BS11放映開始”. アニメ!アニメ! (2009年3月21日). 2019年12月9日閲覧。
  22. ^ “新作TVアニメ「コブラ」放映延期に 2010年新春放送予定”. アニメ!アニメ! (イード). (2009年6月3日). https://animeanime.jp/article/2009/06/03/4704.html 2023年9月3日閲覧。 
  23. ^ 東森真美 [@indy1964] (2021年10月16日). "東映がゴクウを出した頃、便乗してコブラを作ろうという話が出て東京ムービーで企画書を作って貰った。". X(旧Twitter)より2021年10月21日閲覧
  24. ^ 針玉のツイート”. 2023年9月13日閲覧。
  25. ^ 関係者ツイート”. 2023年9月13日閲覧。
  26. ^ 関係者ツイート”. 2023年9月14日閲覧。


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