キャブオーバー 路線バスでの採用

キャブオーバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 02:58 UTC 版)

路線バスでの採用

バスにキャブオーバーレイアウトを採用した場合、同一全長のボンネットバスに比較して客室面積を大きく取れることから、日本では1950年代頃から採用例が増え、ボンネット型バスと並行して使用された。その後、日本のバスは、よりスペース利用効率に優れ、ワンマン運転に対応した前扉配置をとりやすいリアエンジンレイアウトが主流となり、キャブオーバーレイアウトのバスは、小型車を除き特種用途車などに残るのみとなっている。

タイの首都バンコク路線バスを運行するバンコク大量輸送公社(BMTA)では、ワンマン化が進んでいないこともあり、多数のキャブオーバー型バスを保有・運行している。一部には冷房つきの車両も存在する。

脚注

関連項目


注釈

  1. ^ 連邦政府レベルでは、分割可能貨物を運ぶセミトレーラ連結車に対する全長規制がなく、州政府の規制値も概ね20 m前後。対して欧州連合EU指令で16.5 mであり、日本でも車両制限令で16.5 m(高速自動車国道)、通行許可が出る最大値が18 mとなっている。

出典

  1. ^ Cab-Over Engine vs. Conventional Truck: Which Do You Prefer?
  2. ^ HINO TRUCKS”. www.hino.com. 2019年8月4日閲覧。
  3. ^ European Truck Aerodynamics – A Comparison Between Conventional and CoE Truck Aerodynamics and a Look into Future Trends and Possibilities
  4. ^ Scania's T-model says goodbye (extended version)
  5. ^ VOLVO TRUCKS Australia
  6. ^ Iveco Powerstar (Iveco Australia)
  7. ^ ウラル自動車工場公式サイトAvtoKrAZ公式サイト





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