キャブオーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 22:49 UTC 版)
キャブオーバー型の例(日本の小型車)
日本ではワンボックスカーと呼ばれる自動車のほとんどがキャブオーバーレイアウトを採用している。
軽トラック・軽バン
- スズキ・キャリイ(3代目 - 10代目、11代目のショートホイールベース車(DA65T型)、12代目)/エブリイ(3代目以前)
- マツダ・スクラム(トラック:3代目除く、バン:2代目以前)
- 日産・NT100クリッパー / クリッパートラック(2代目以降)
- 三菱・ミニキャブトラック(6代目、およびMiEVトラック(電気自動車は除く。7代目以降よりスズキ・キャリイのOEM)
- 三菱・ミニキャブバン(5代目以前)
- ダイハツ・ハイゼットトラック(2代目以降)/ハイゼットバン(現・カーゴ)(初代および9代目を除く)/アトレー(3代目まで)
- トヨタ・ピクシストラック(ダイハツ・ハイゼットトラックのOEM)
- スバル・サンバートラック(7代目以降よりダイハツ・ハイゼットトラックのOEM) - 6代目(トラック・TT型、バン・TV型)まではリアエンジン車両であり原義のキャブオーバーには該当しないが、車体形状からキャブオーバーに分類される場合がある。
- ホンダ・アクティトラック(3代目を除く) - ミッドシップであるため、原義のキャブオーバーには該当しない。
4ナンバートラック、ライトバン、ミニバン
- マツダ・ボンゴ(2代目 - 4代目まで。初代はワンボックス型だがリアエンジン)
- マツダ・ボンゴブローニィ(3代目はトヨタ・ハイエースのOEM)
- 三菱・デリカ/スターワゴン(国内販売終了)
- 日産・キャラバン
- ダットサン・サニーキャブ/日産・チェリーキャブ
- 日産・バネット
- トヨタ・ハイエース/レジアスエース
- トヨタ・タウンエース(初代および2代目)/ライトエース(初代 - 4代目まで)/マスターエースサーフ
注釈
- ^ 連邦政府レベルでは、分割可能貨物を運ぶセミトレーラ連結車に対する全長規制がなく、州政府の規制値も概ね20 m前後。対して欧州連合はEU指令で16.5 mであり、日本でも車両制限令で16.5 m(高速自動車国道)、通行許可が出る最大値が18 mとなっている。
出典
- ^ Cab-Over Engine vs. Conventional Truck: Which Do You Prefer?
- ^ “HINO TRUCKS”. www.hino.com. 2019年8月4日閲覧。
- ^ European Truck Aerodynamics – A Comparison Between Conventional and CoE Truck Aerodynamics and a Look into Future Trends and Possibilities
- ^ Scania's T-model says goodbye (extended version)
- ^ VOLVO TRUCKS Australia
- ^ Iveco Powerstar (Iveco Australia)
- ^ ウラル自動車工場公式サイト、AvtoKrAZ公式サイト。
- 1 キャブオーバーとは
- 2 キャブオーバーの概要
- 3 長所と短所
- 4 各地の傾向
- 5 キャブオーバー型の例(日本の小型車)
- 6 路線バスでの採用
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