國寶とは? わかりやすく解説

こく‐ほう【国宝】

読み方:こくほう

国の宝。

重要文化財のうち、特に文化史的・学術的価値の高いものとして文部科学大臣指定した建造物美術工芸品古文書など。


国宝

名字 読み方
国宝こくほう
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

国宝

読み方
国宝こくほう

国宝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 05:01 UTC 版)

国宝(こくほう)とは、日本語の第1義には、[1][2]。第2義には、近代以降の日本において文化史的・学術的価値が極めて高いものとして法令に基づき指定された有形文化財を指し、具体的には、重要文化財のなかから特に価値の高いものとして指定した[3]建造物美術工芸品などをいう[1][2]


注釈

  1. ^ 文化財保護法第27条第2項に、国宝は「重要文化財のうち」から指定することが明記されている。同法第37条第2項には「国宝以外の重要文化財」という文言がある。
  2. ^ 以下の情報は指定の「件数」であって、「点数」ではない。福岡県・宗像大社所有の宗像大社沖津宮祭祀遺跡出土品約8万点、京都・醍醐寺の醍醐寺文書聖教(もんじょしょうぎょう)69,393点、京都府立京都学・歴彩館が保管する東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)24,067通のように員数の多いものも件数としては「1件」と数えている。

出典

  1. ^ a b c 小学館『デジタル大辞泉』. “国宝”. コトバンク. 2020年5月30日閲覧。
  2. ^ a b c 三省堂大辞林』第3版. “国宝”. コトバンク. 2020年5月30日閲覧。
  3. ^ a b c 平凡社百科事典マイペディア』. “国宝”. コトバンク. 2020年5月30日閲覧。
  4. ^ a b 日立デジタル平凡社世界大百科事典』第2版. “国宝”. コトバンク. 2020年5月30日閲覧。
  5. ^ a b 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “国宝”. コトバンク. 2020年5月30日閲覧。
  6. ^ a b ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』. “国宝”. コトバンク. 2020年5月30日閲覧。
  7. ^ a b 村重寧、小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』. “国宝”. コトバンク. 2020年5月30日閲覧。
  8. ^ 無形文化財”. 公式ウェブサイト. 文化庁. 2017年2月26日閲覧。
  9. ^ 修理現場から文化力”. 文化庁. 2023年11月23日閲覧。
  10. ^ 文化財指定等の件数 文化庁
  11. ^ 盗難を含む所在不明に関する情報提供について~取り戻そう!みんなの文化財~”. 文化庁 (2023年4月7日). 2023年4月26日閲覧。
  12. ^ 所在不明文化財(国指定)の内訳 文化庁 2023年4月7日
  13. ^ 所在不明になっている国指定文化財(美術工芸品)”. 文化庁 (2023年4月7日). 2023年4月26日閲覧。
  14. ^ 宮内庁三の丸尚蔵館の今後の保存・公開の在り方に関する提言 第4回 宮内庁
  15. ^ 蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)収蔵作品詳細 宮内庁三の丸尚蔵館
  16. ^ 春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ)収蔵作品詳細 宮内庁三の丸尚蔵館
  17. ^ 唐獅子図屏風(からじしずびょうぶ)収蔵作品詳細 宮内庁三の丸尚蔵館
  18. ^ 動植綵絵(どうしょくさいえ)収蔵作品詳細 宮内庁三の丸尚蔵館
  19. ^ 蒙古襲来絵詞など国宝に 宮内庁保管で初―文化審議会 時事通信 2021年7月16日
  20. ^ 令和3年9月30日文部科学省告示第161・162号。
  21. ^ 皇居内の三の丸尚蔵館、収蔵品管理を宮内庁から文化庁へ移管 朝日新聞 2022年8月23日
  22. ^ 文化審議会答申 (国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定等)Ⅱ.解説1.国宝(美術工芸品)の指定 文化庁
  23. ^ 『月刊文化財 664号』 2019, p. 8.
  24. ^ 文化財指定等の件数”. 公式ウェブサイト. 文化庁 (2019年3月1日). 2020年5月30日閲覧。



國寶 (映画)

(國寶 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/17 05:33 UTC 版)

國寶』(こくほう、英語: Lucille Love, Girl of Mystery, 「ルシール・ラヴ、神秘の少女」の意)は、1914年(大正3年)製作・公開、ユニヴァーサル・フィルム・マニュファクチャリング・カンパニー(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)製作・配給によるアメリカ合衆国サイレント映画シリアル・フィルムである[1]。同社初のシリアルとして知られる[1]。日本では、本作の後に製作された『マスター・キイ』、『名金』の大ヒットの後で公開された[2][3]。日本での別題『ルシル・ラブ[3]、また戦後の文献では、旧漢字・略字とりまぜての『國宝』とも表記される[3]


  1. ^ a b c d e f g Lucille Love: The Girl of Mystery, Internet Movie Database (英語), 2010年7月12日閲覧。
  2. ^ a b c d 日本映画発達史 I 活動写真時代』 、田中純一郎中公文庫、1975年12月10日 ISBN 4122002850, p.254-255.
  3. ^ a b c d e 『20世紀アメリカ映画事典』、編・畑暉男、カタログハウス、2002年4月、ISBN 4905943507, p.47.
  4. ^ a b c Lucille Love: The Girl of Mystery, Allmovie, (英語), 2010年7月12日閲覧。
  5. ^ The Perils of Pauline - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  6. ^ Grace Cunard - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  7. ^ The Broken Coin - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  8. ^ 『20世紀アメリカ映画事典』、p.35.
  9. ^ 『日本映画発達史 I 活動写真時代』、p.257.
  10. ^ Lucille Love, Girl of Mystery, silentera.com (英語), 2010年7月12日閲覧。
  11. ^ Edgar Keller - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  12. ^ Alfred Hickman - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  13. ^ Burton Law - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  14. ^ Jean Hathaway - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  15. ^ William White - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  16. ^ Lionel Bradshaw - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。
  17. ^ Lew Short - IMDb(英語), 2010年7月12日閲覧。


「國寶 (映画)」の続きの解説一覧

国宝(美術工芸品)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 13:43 UTC 版)

静岡県の観光地」の記事における「国宝(美術工芸品)」の解説

9件(2015年3月現在。社寺美術館所蔵分のみ。)

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「国宝(美術工芸品)」を含む「静岡県の観光地」の記事については、「静岡県の観光地」の概要を参照ください。


国宝(大東急記念文庫所管)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 10:15 UTC 版)

五島美術館」の記事における「国宝(大東急記念文庫所管)」の解説

※以下は大東急記念文庫所属国宝・重要文化財の一覧である(所有者公益財団法人五島美術館)。 六祖挟担図 紙本墨画 1幅 白描絵料紙理趣経(目無経) 建久2年1193年1巻 史記 孝景本紀第十一(史記延久点延久5年1073年大江家国筆 1巻

※この「国宝(大東急記念文庫所管)」の解説は、「五島美術館」の解説の一部です。
「国宝(大東急記念文庫所管)」を含む「五島美術館」の記事については、「五島美術館」の概要を参照ください。

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国宝

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 04:34 UTC 版)

名詞

 こくほう

  1. 国の
  2. 重要文化財のうち、特に文化的学術的価値高いもの。

関連語


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