国宝になった重要美術品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:07 UTC 版)
「重要美術品」の記事における「国宝になった重要美術品」の解説
第二次大戦後に重要美術品から重要文化財を経て国宝に指定された物件もある。五島美術館蔵の国宝・源氏物語絵巻は、実業家益田孝(鈍翁)の旧蔵で、1935年5月20日に重要美術品に認定、1952年3月29日付(官報告示は同年10月16日)で重要文化財、同日付で国宝に指定された。平安仏画の代表作である奈良国立博物館蔵の国宝・絹本著色十一面観音像は井上馨及び益田孝の旧蔵で、1935年5月20日に重要美術品に認定、戦後は別の個人の所有となり、長らく重要美術品のままであったが、1992年に重要文化財、1994年に国宝に指定された。
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