つり‐がね【釣(り)鐘】
釣鐘
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釣鐘(つりがね)は、鐘の一種で、日本・中国・朝鮮の様式で作られたものを言う。一般的には梵鐘を指すが、広義には半鐘なども含む総称である。
通常は青銅を鋳造して作られる。大きさから梵鐘・半鐘・喚鐘に分けられ、これらの分類については諸説あるが、概ね口径約30cm(1尺)以下のものが喚鐘、55cm~70cm以下のものが半鐘、半鐘より大型のものを梵鐘という。いずれも仏教寺院において用いられるが、半鐘については火災などの発生を知らせるために火の見櫓に設置されたもののほうが一般に知られている。
釣鐘を鳴らすには、撞木(しゅもく)と呼ばれる木製の道具を使い、これで外側から横面を叩いて鳴らす。撞木は、半鐘・喚鐘に使われるものはT字型をしているが、梵鐘に使われるものは吊り下げられた大きな棒である。
脚注
関連項目
釣り鐘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 17:31 UTC 版)
1705年、芝原鋳物師の渡部與三兵衛が作ったとされている。釣り鐘には、「越前國足羽郡 東郷安原村 地蔵院」「越前州吉田郡 柴原住藤原朝臣 渡部與三兵衛尉」と刻まれている。高さ60センチ、直径36.5センチ。 1943年、銃弾など武器の材料に使用するための金属回収の勅令で回収された。しかし釣り鐘は材料に使われず、火事や空襲などを知らせる半鐘として東郷地区の火の見やぐらで使われていた。1979年から福井市和田東二丁目の市消防本部に保管されていた。 2014年、地元民が消防本部に保管されているのを知り地蔵院奉賛会に連絡があり、地蔵院奉賛会会長の田中治が消防本部に返却を依頼し、約1ヶ月後に返却された。
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「釣り鐘」の例文・使い方・用例・文例
- 釣り鐘を撞く
- 釣り鐘を鋳る
- 提灯に釣り鐘だ
- この縁談は釣り合わない(提灯に釣り鐘)
- エゴノキ属の低木または小高木で、濃い緑色の葉の下に釣り鐘状の香りのよい花が下がっている
- オレンジがかった黄色の茎に釣り鐘状の白い小さな花が密な房になっている、葉のない寄生性のつる植物で、茎はクローバーやアマに巻きつく
- 大きな美しい葉と様々な色の釣り鐘状の大きな花が多くの変種で室内用の鉢植え植物として栽培されている南米の草本
- 釣り鐘を撞くこと
- 寺などで釣り鐘を撞く役割
- 古い釣り鐘
- 釣り鐘に刻んだ文字
- 釣り鐘人参という植物
- 釣り鐘型の丈の長いマント
- 釣り鐘柳という植物
- 火災など緊急事を知らせるために打つ釣り鐘
- 本釣り鐘という,歌舞伎の下座音楽
- 本釣り鐘という,歌舞伎の下座音楽で用いる楽器
- 釣り鐘型をしたスカート
- 釣り鐘形の鈴
- 釣り鐘の表面の突起
釣り鐘と同じ種類の言葉
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