指紋認証とは? わかりやすく解説

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しもん‐にんしょう【指紋認証】

読み方:しもんにんしょう

fingerprint authentication指紋パターン読み取り個人識別する生体認証の一。


指紋認証

読み方しもんにんしょう
【英】fingerprint authentication

指紋認証とは、生体認証一種で、指紋によって個人認識し認証を行うシステムのことである。

指紋認証では、あらかじめ指紋データとして登録した上で指紋読み取り装置に指をかざして登録されているデータ照合し認証が行われる。指紋各人固有の紋様示し、また加齢に伴う変化もないとされる

指紋による個人特定は、拇印による指紋鑑定として、古くから犯罪捜査などで用いられてきた。生体認証技術の中では最も成熟普及進んでいる技術といえる。指紋認証システム一般的に利用されており、認証精度の向上・小型化・低価格化が他の生体認証比べて進んでいる。廉価な個人向け製品一般的となりつつあり、読み取り装置搭載したノートPC携帯電話などもすでに登場している。

実用化に向けて研究進められている生体認証技術としては、指紋認証の他に、顔認証虹彩認証静脈認証などを挙げることができる。


参照リンク
指紋認証 - (社団法人日本自動認識システム協会
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認証方式:  声紋認証  静脈認証  シングルサインオン  指紋認証  耳介認証  送信者認証  .NET Passport

生体認証

(指紋認証 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 11:35 UTC 版)

生体認証(せいたいにんしょう)とは、バイオメトリック(biometric)認証あるいはバイオメトリクス(biometrics)認証とも呼ばれ、人間の身体的特徴(生体器官)や行動的特徴(癖)の情報を用いて行う個人認証の技術やプロセスである[注 1]


注釈

  1. ^ アメリカミシガン州立大学のAnil Jainによる定義[要文献特定詳細情報]では、「バイオメトリクス」一語でも生体認証技術を現すとされる。この定義に従うと「バイオメトリクス認証」は二重表現ともとれるが、バイオメトリクスという単語には「指紋など生体特徴情報そのものを示す意味」と「それら生体特徴情報を用いた認証まで含む意味」との二通りが有り、前者の解釈を採用すればバイオメトリクス認証という言葉も間違いではない。実際に専門文献(『バイオメトリックセキュリティ・ハンドブック』[要ページ番号])などでも、生体認証をあらわす表現として、「バイオメトリクス」「バイオメトリクス認証」「バイオメトリック認証」の各表現が混在しており、特に区別されず同様の意味として用いられている。これは英語表現においても同様である[1][出典無効]。ただし、biometricsは名詞、biometricは形容詞であるので、名詞・形容詞を区別する必要が有る文脈では当然区別される[要出典]。なお、一般の書籍においては「バイオメトリクス」の表記が用いられることがしばしば有るが、専門書・技術文献ではこの表記はあまり使われない[要出典]
  2. ^ あくまでも電子パスポートなどに使用されるドイツの個人識別装置用の生体認証データの使用について異議を申し立てるためと語っている[要出典]

出典

  1. ^ 本稿英語版ページの冒頭を参照
  2. ^ 奈良市環境部:出退勤に静脈認証を導入へ 反発の声も”. 毎日新聞 2013年2月8日. 2013年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月12日閲覧。
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