シングル‐サインオン【single sign-on】
シングルサインオン
シングルサインオンとは、従来、別々のIDとパスワードで管理されていたサービスを、統一したIDとパスワードを一度入力するだけで横断的に使用できる機能のことである。
インターネット上では、同一系列の企業がプロバイダー、インターネット通販、サポートサービスなどをシングルサインインで提供する事例があったり、Windows XPのように、OS自体にこの機能を搭載しているものもある。
また、ディレクトリサービスを使うことでシングルサインインを実現しているLANでは、ユーザーが1回アカウントとパスワードを入力して認証を受ければ、ファイルサーバーやデータベースといった複数のサービスを、個別の認証手続きなしに使えるようになる。
なお、インターネット上のさまざまなサービスでシングルサインインを実現する仕組みとしては米マイクロソフトの「.NET Passport」がある。
シングルサインオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 07:27 UTC 版)
シングルサインオン(英語:Single Sign-On、略称:SSO)は、一度のユーザ認証処理によって、独立した複数のソフトウェアシステム上のリソースが利用可能になる機能または環境である[1]。シングルサインオンによって、ユーザはシステムごとにユーザIDとパスワードの組を入力する必要がなくなる。
- ^ 日本大百科全書(ニッポニカ),知恵蔵,ASCII.jpデジタル用語辞典,IT用語がわかる辞典,デジタル大辞泉,情報セキュリティ用語辞典. “シングルサインオンとは” (日本語). コトバンク. 2021年10月19日閲覧。
- ^ “Decision Point for Reduced Sign-On”. Gartner (2012年7月9日). 2015年12月12日閲覧。
- ^ 山本秀宣, 高橋悟史,日本IBM (2002年12月19日). “なぜ「シングル・サインオン」が必要なのか?”. @IT. 2015年12月9日閲覧。
- ^ “これさえ読めば基本はカンペキ!「シングルサインオン」”. キーマンズネット (2005年9月5日). 2015年12月9日閲覧。
- 1 シングルサインオンとは
- 2 シングルサインオンの概要
- 3 関連項目
シングルサインオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/18 02:30 UTC 版)
「パスワード疲れ」の記事における「シングルサインオン」の解説
詳細は「シングルサインオン」を参照 シングルサインオン (SSO) を使用すると、ユーザーがアプリケーションの1つのパスワード(マスターパスワード)を覚えるだけで、自動的に他の複数のアカウントにアクセスできるようになる。そのため、ユーザーのコンピュータにエージェントソフトウェアを必要とせずに、パスワード疲れを軽減できる。潜在的な欠点は、マスターパスワードを失うとSSOを用いたすべてのシステムにアクセスできなくなる。また、そのパスワードが盗難・悪用されてしまうと、攻撃者によって多くのサービスがターゲットになる可能性がある。 ソーシャル・ログインもSSOの一種と言うことができ、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアのアカウントを利用し、他のサービスにログインできる。
※この「シングルサインオン」の解説は、「パスワード疲れ」の解説の一部です。
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「シングルサインオン」の例文・使い方・用例・文例
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